年金に全幅の信頼は置いていない
当ブログ内で何度か述べている事ですが、
私は年金受給開始後は年金の範囲内で生活することを基本計画にしています。
こういうことを書きますと、
私が年金に全幅の信頼を置いていると思われるかもしれませんが、
そのようなことはありません。
とは言え、将来年金がゼロになるかも?
などとも思っていません。
この辺りについて、今現在の自分の考えをまとめてみたいと思います。
年金に全幅の信頼を置いている人は見たことがない
年間生活費が200万円、年金受給見込額が200万円と言う人がいると仮定します。
この方が年金に対して全幅の信頼を置いているということは、
例えば、物価上昇で年間生活費が250万円になっても、
年金は250万円に増えるので生活は安泰!
という感じになるということかと思います。
なので、手持資金は予備費と年金アップのタイムラグ分程度の貯蓄を持てば十分!
となります。
ただ、流石にここまで無邪気に政府を信頼していると言う人は、
FIREやセミリタイアをする人では見たことがありません。
年金を全く当てにしない
一方その逆のパターンで、年金を全く当てにしない!
こういった方は結構見かけます。
サラリーマンである期間が短くて、
国民年金加入期間も短い人の場合であれば、
そもそも年金が少ないでしょうから、
それを当てにしないというのは理解できます。
しかしながら、サラリーマン時代にはそれなりの金額を稼いでいて、
40~50代でのFIRE達成であれば、
それなりの年金を貰うことができるはずです。
それでも年金はゼロのつもりで自分の資産のみで生きていく!
となれば、本当に年金はゼロにはならないでしょうから、
結果的に多くの資産を残してあの世に行く可能性が高まります。
ただそれよりも、不必要に多くの資産を築いたということであれば、
もっと早く、より少ない資産でFIREできたでしょうから、
これが一番もったいないと私なんかは考えてしまいます。
年金ゼロでのFIRE計画というのは、
安心安全という観点からみれば盤石なFIRE計画かもしれませんが、
過剰な資産 and/or FIRE開始遅延リスクは無視できないのでは?
年金をどこまで信用するかは難しい...
まずは、あえて年金に対して両極端なスタンスを例に挙げましたが、
どちらもスタンスもちょっと違うのでは?
と思う方が大多数かと思います。
それでは、年金をどこまで信用して人生設計をするのか?
と言われると、万人が納得する正解はなかなか難しいのでは?
次項では、私の今現在のスタンスや対応策について述べたいと思います。
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