ひろゆきさんの持ち家批判
ひろゆきさんが以下の記事で持ち家批判をされており、
内容について興味深かったので取り上げてみたいと思います。
まずは、持ち家に資産価値はない!と言い切っている点についてです。
持ち家に資産価値はないのか?
ひろゆきさんの結論は以下の通りのようです。
”賃貸暮らしだとただ家賃を払い続けて終わる。持ち家暮らしだとローンを払い終えれば資産として残る。いまだにそう考える人が少なくない。でもそれは幻想だ。庶民が買えるような家に資産価値はない。”
ここで述べられているのは、
「35年ローンで買った家」
「駅から近く通勤に便利な家」
というのが暗黙の前提となっているようです。
こういった家を買った場合、
都心の一等地でもない限り資産性はないとおっしゃっていますが、
どうでしょうか?
築35年くらの物件なら普通に私の近所でも売りに出ていますし、
ローンを払い終わって得だったか損だったか?
この辺は物件によるんじゃないでしょうか?
FIRE希望者はそもそも...
この考えについて、FIRE希望者に当てはめて考えてみましょう。
FIREをするような人は、
そもそも35年ローンなんか組まない人が多いでしょうから、
手持キャッシュで家を買うことになります。
その時点で、ある程度割安な物件を選ぶでしょうから、
こういった家を買った場合は、
賃貸に比べて住居費が割安になる確率は高いかと思います。
どこでどういう物件を買うか?
この辺を踏まえて改めて考えますと、
持ち家と賃貸の比較はどこに住むのか?
どういう物件を買うのか?
という前提がなければ一概に言えないのかな?
ということを改めて思いますね。
ちなみに、私の友人・知人レベルで家を買って資産価値がかなり上昇して、
この観点から得をしたと言えるのは、
23区内の比較的にイメージの良いエリアに家を買った人に限られる感じですかね?
まあ、得したからと言って実際に売ったりはしないでしょうが...
外資系の元同僚達は、都心でマイホームを持っていた人はアベノミクスで不動産価格が上昇した時に皆売ってしまって賃貸暮らしになっています。リーマンショックの大リストラされてマイホームのローンが払えず家庭が崩壊したり、自殺に追い込まれた同僚を見ているので怖くてローンを手放している人が多かったです。
返信削除賢明な判断かと思います。日系企業なら最悪、退職金をあてにするという人が多かったですが、外資系企業はこの手も使えないパターンが多いですからね...
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