マイクロリタイアが注目?
マイクロリタイアなるものが注目されているそうです。
"「マイクロリタイア」という考え方が、注目を集めはじめている。マイクロリタイアとは、完全に就労から引退するのではなく、キャリアの途中で意図的に一定期間(数か月?1年程度)のブランクを設け、その時間で自己実現や新たな挑戦を経験し、再び労働市場に戻るという選択肢だ。” (引用元) いま話題の「マイクロリタイア」とは?キャリアの途中で意図的に休職するZ世代が増えている理由"
第一印象としては、昔あった制度ですっかり廃れた、
単なる「長期休暇制度」の呼び名を変えたものとしか思えないかな?という感じです。
「長期休暇制度」というのがあった
私が新卒で入った会社にも、
「長期休暇制度」があったと記憶しています。
確か最長で2年くらい休職できる制度でしたが、
その間、何をやるかしっかりとしたプランを人事部に提出する必要があり、
海外ボランティアくらいしか認められなかったような...
ただ、知人の会社には語学留学とかでも認められるところもあり、
30代で2年間みっちりと語学を習得した人もいました。
名前が違うだけで、マイクロリタイア的なものは昔からあった感じですね。
労働力不足が背景?
当時と今の共通点は何かと言えば「人手不足」でしょう。
上記制度はバブル期に出来たものでした。
記事でも、
"少子高齢化による労働力不足は、今後さらに深刻化することが予想される。そのような状況下では、企業は人材確保のために柔軟な制度を導入せざるを得なくなる。"
とあり、とりあえずこんな制度もあるから入社して!という感じで、
実際にこういった休暇が認められるのは極々一部では?
と私なんかは疑ってしまいます。
また、今後就職氷河期みたいな人余りの時代が来てしまったら、
こういった制度も廃れていくことが予想されます。
FIREとの違い、というか全然違う!
記事内ではFIREとの違いについても触れていますが、
仕事復帰が前提のマイクロリタイアは、
仕事を辞めることがメインテーマのFIREとは全然違います。
私なんかからすると、仕事復帰が前提だとするなら、
休職期間が1年だろうが5年だろうが、
その間は心の底からは楽しめない感じで嫌ですね。
ただ、記事内にあるような、「世界一周したいから1年間休職」みたいに、
期間限定的にやりたいことがある場合なら、
マイクロリタイアは有効にワークするのかもしれません。
とは言え、1年間海外旅行に行って、
その間ずっと働いていた同僚のいる同じ会社に戻る度胸は、
私には絶対的にないですね~。
リタイアとか流行とかでする類のものじゃないからなあ、人生に対する影響がでかすぎて、まじ軽い感じで宣伝しているやつやばいよ
返信削除確かにそうですね。受け取る側は、簡単にリタイアできるとかの類の話は、疑ってかかった方が良いかと思います。
削除