2020年8月31日月曜日

「サラリーマンをあと1カ月続ければ、毎週ちょっと良いランチが食べられる」と言う事

食費1万円論争で思った事


食費1万円論争で自分が感じていることですが、
まず第一に、独身男性にとっては、
月の食事を1万円で抑えることは余裕で可能かと思います。

ただし、「月の食事を1万円で抑えたいか?」
というと話は別だということです。

特に私のような外食好きにとっては、
何を無理して1万円で抑えなければいけないのか??
というのを真っ先に思いました。

週1回の外食費は年間いくらか?


それでは週1回外食するとしてそのコストはいくらか?
少し長期の視点で考えてみます。

ここで1回の外食費は1,000円とさせて頂きます。
1,000円出すと、ランチの名店では結構良いものが食べられます。
そういう店では、自炊では無理なレベル(少なくとも私にとって)の料理が、
リーズナブルな値段で食べられるわけです。

500円~800円程度でも良いものはありますが、
このレベルは自炊で何とかなることが多いですね。

さて、それでは外食コストを見てみましょう。

週:1,000円 × 1 = 1,000円
月:1,000円 × 4 = 4,000円
年:1,000円 × 52 = 52,000円
10年:52,000円 × 10 = 520,000円

10年単位で考えた場合、
毎週1回の外食で52万円程度のコストがかかるわけですが、
これが高いか安いかは人によって感じ方は違うかと思います。

サラリーマン生活1ヶ月延長で得られるもの


それではこの52万円をどうやって捻出するかですが、
例えば、年収600万円のサラリーマンであれば、
1カ月ちょい働くだけでこの費用を捻出することができます。

「それならあと1カ月働くか!」

という考えもありではないでしょうかね?

セミリタイア生活は単調になりがちですが、
中でも食生活は最も単調になるものの一つです。

そんな中で、例えば、毎週金曜日だけはランチはちょっと豪華に!
というとセミリタイア生活にメリハリがつきますし、
1回自炊しなくて良いというのも気分的には楽です。

まあ、セミリタイアを希望するような方は、
1秒でも早く会社を辞めたいという人が多いので、
あまり賛同が得られない意見かもしれませんが、
セミリタイア資金にある程度の目途がたった場合は、
ワンランク上のセミリタイア生活の為に、
1~2か月程度なら嫌だけど余計に働いてみるか...
ということもありなんじゃないかな?と個人的には思います。

2020年8月30日日曜日

セミリタイア失敗への2つの道 ② 達成感の喪失

達成感のないセミリタイア生活に耐えられるか?


サラリーマン生活など単調そのものには見えますが、
それはそれで色々な局面があるかと思います。

異動・転勤・昇進と言ったものに加えて、
大型案件の取り組みとか様々な局面があります。

一方のセミリタイア生活ですが、
静かに淡々と時間が流れるのみです。

サラリーマン生活が嫌でセミリタイア生活に入ったものの、
こういった単調な生活には耐えられなくなった!
サラリーマン生活には仕事上それなりに達成感もあった!
といった意見を耳にすることが時々あります。

こういう人にとっては、セミリタイアして失敗だった!
という感情を抱く可能性もあります。

セミリタイア生活の細やかな達成感


それではセミリタイア生活に全く達成感はないのか?
と言えばそうでもありません。
自分にとっての細やかな達成感には、
例えば、以下のようなものがあります。

① サラリーマン時代より知識が身に付いたということ

セミリタイアしてからそれなりの分量の本を読んできました。
別に体系だって本を読んでいるわけでも、
専門的な学術書を読んでいるわけでもありませんが、
サラリーマン時代よりも知識が身に付いたことは間違いありません。

② 長期の旅行に行けたこと

「長期」と言ってもたかだか1ヶ月程度ではありますが、
それでもサラリーマンを続けていれば絶対に無理だった期間です。
以前にも書きましたが、自分にとってはこれは、
なかなか重みのある経験なのです。

セミリタイア生活に達成感を求めるべきではないが...


そもそもセミリタイア生活に達成感など求めるものではないと思いますが、
工夫次第、気の持ち方次第では、
この達成感の問題は何とでもなるような気が致します。

例えば、
「なるべく多くのゲームをプレイする」
といったことでも、ゲーム好きな人にとっては、
極めて意味のある目標かと思います。

私のサラリーマン時代の最後の5年間くらいは、
夢も希望もヤリガイも達成感もあったものではなかったので、
こういったセミリタイア生活に些細に見える達成感も、
サラリーマン時代に比べれば遥かに意味のあるものです。

逆に言えば、サラリーマン生活に多少なりとも未練がある人は、
こういったリスクも頭の片隅に入れておいたほうが良いかもしれません。


2020年8月29日土曜日

セミリタイア失敗への2つの道 ① 不安定なキャッシュフローに依存

「セミリタイア失敗」の理由は2つ


セミリタイア生活へのハードルが極めて低くなっている昨今、
セミリタイアが失敗する確率も相当下がっているかと思います。

そんな失敗のハードルが低いセミリタイア生活ですが、
それでは、セミリタイアに失敗する理由とは何か?
以下の2つが大きな理由になるのではないかと思います。

① 不安定なキャッシュフローに依存

② 達成感の喪失

まずは、①の「セミリタイア後のキャッシュフロー減少」
について見てみたいと思います。

支出増のリスクは低い


曲がりなりにもそれなりのセミリタイア資金を築いた人であれば、
サラリーマン時代にそれなりの節約・緊縮生活をしていたでしょうから、
セミリタイア後に支出が想定外にアップするというリスクは低いかと思います。

セミリタイア後の方が、ストレス解消費といった、
リアルに無駄な出費が減少しますので、
支出コントロールはしやすくなります。

従って、支出増により経済的破綻というリスクは
それほど考える必要はないかと思います。

問題は不安定なキャッシュフローに依存する場合


一方、セミリタイア後にそれなりのキャッシュフローを当て込んでいた人、
これは「セミリタイア失敗」という不安がつきまとうかと思います。

「週に3日間だけスーパーで働く」といったケースでは、
仕事が見つからないリスクはあるとは言え、
それなりに安定したキャッシュフロー獲得が期待できます。

従って、セミリタイア後に堅実なバイトでのキャッシュフローを見込むのは、
リスク的には問題は大きくないかと思います。

しかしながら、セミリタイア後のキャッシュフローを、
YouTubeやブログでの収益に依存するケースでは、
収入は極めて不安定なものとなります。
Google先生の仕様変更一つで大きく収益が変動しますからね。

こういった収入に過度に依存する場合、
「セミリタイア失敗」となる可能性があります。

専業ブロガーへの転職?


一番最悪のケースに陥るリスクが高いのは、
手持ち資金は十分ではないものの、
YouTubeやブログで稼ぎをあてにしてセミリタイア生活へ入るパターンです。

例えば、30歳でこのパターンでセミリタイアへ踏み切った場合、
年金受給開始の65歳まで”YouTubeやブログ”で稼ぎ続ける!
というある種の労働が長期間必要になってきます。

そうなりますと、「セミリタイア」というよりは、
「専業youtuber」「専業ブロガーへの転職」
と言った方が実態を表しているかもしれませんね。

つまらないサラリーマン生活を続けていますと、
このタイプの生き方は非常に魅力的ではありますが、
私の感覚ではセミリタイアとはちょっと違うかな?
といったところです。

最低限の生活は手持ちキャッシュで賄う


例えば、YouTubeやブログでの収益を月10万円見込んでセミリタイアし、
実際は月1万円も稼げなかった場合、
セミリタイア生活はどうなるか?
以下の2パターンがあると思います。

① 家賃・食費などの生活費を10万円で賄う計画

→ フルタイム労働へ逆戻り

② 家賃・食費は手持ち資金で何とかなるが、
 旅行など趣味費用を10万円で賄う計画

→ フルタイム労働の必要はないが、
 趣味の充実度は大幅減少

→ セミリタイア失敗かどうかは本人の考え方次第
  衣食住さえなんとかなれば、
  セミリタイア生活はそれなりに楽しめます

→ 要は、お金はあまりないけど「サラリーマン生活よりはまし」
  と思えるかどうか

やはり、手持ち資金で衣食住くらいは最低キープが理想だと思いますし、
それさえキープできれば、セミリタイア失敗リスクは極めて低いと思います。


2020年8月28日金曜日

某社の社員証を拾って電話した時の対応に違和感

某社の社員証を拾得する


昨日、住宅街を歩いていると、カードケースが落ちていました。
何だろう?と拾ってみると、某有名会社の社員証でした。

「このカードを拾った方はお手数ですが下記に電話して下さい」

と書いてあり、落とした人も困っているだろう...
と思ったので、電話しました。

ただ、その時の対応には?が付きました。

警察に届けてくれ!はわからんでもないが...


「社員証を拾ったので電話しました」と電話をすると、
受付代表のような女性が出て、
「あっ、そうですか...少々お待ちください」
と言われて、少々待つと、
「そしたら警察へ届けておいてください」
であっけなく終了...

いや、それで良いのかな?と違和感を覚えました。

リスク管理上の問題


わざわざカードを拾って電話した人へ、
お礼の一言もないのはこの際置いておくとして、
私が違和感を感じたのは3つあります。

まずは、社員証を落とした人は誰か聞かれなかったということ。
落とした人も困っているだろうし、
せめて名前は最初に聞けよ!という話です。

もう一つは、社員証が恐らく入館証を兼ねているということ。
社員証は立派なプラスチックカードとなっていて写真付き、
磁気ストライプとICチップ内蔵と思われます。

失くした人が総務課とか既に届け出ていない場合、
カードを無効にする措置とか必要ではないかと思います。
あのカードで部外者が社内に立ち入る可能性があります。

「最後に警察に届けでて」と言われて、
私が本当に警察に行かないリスクを考えていないこと。
そのためにも、社員証の名前は聞いておくべきだと思います。

その電話の後、たまたま交番が近くにあったので、
きちんと交番には届けましたけどね...

危機管理ができてないな~


私がいた会社でも、社員証・入館証などは失くした場合は速やかに総務へ連絡、
当該社員証での入館などができない措置をとるのが基本でした。
(ついでに言うと、1,500円だか取られました)
危機管理上は当然かと思いますけどね。

なんかユルイ会社だな~
そんなユルイ会社の製品は使いたくないな~
という率直な感想を持ちました。


2020年8月27日木曜日

50歳以降の人生は三分割して考える

50代以降の人生を3つのステージに分ける


先日のブログで「大型旅行に行けるのは65歳まで」ということを書きました。
アラフィフの私はすでに身体に結構ガタが来ているものの、
65歳くらいまではある程度自由に動けるのでは?
今現在はそのように考えての意見となります。

この議論をもう少し発展させますと、
50歳以降の人生は概ね3分割して考えるべきではないか?
そのように考えています。

具体的には、人生を以下の3つのステージに分けるということです。

① 壮年後期:50歳 ~ 65歳
② 円熟期:   65歳 ~ 80歳
③ 老齢期:   80歳 ~  ?歳

壮年後期 ~ 身体が動く内にやっておくべきこと ~


私にとっては大型旅行がこれに当たるわけですが、
いつまでも身体がピンピンしているわけではないよ!
ということは頭に入れて人生プランを練るべきでしょうね。

逆に言えば、年をとってもできるであろうインドア活動の順位を下げる、
具体的には映画観賞や読書が思い当たりますが、
そういったことも考えて良いかと思います。

円熟期 ~ いかに穏やかに暮らせるか? ~


手持ちの資産残高や年金受給額が明確になり、
また、労働からの収入もそれ程期待できないことから、
経済的な制約が確定する時期かと思います。

これにより、自分のとるべき道がかなり明確になると思われます

漠然とですが、読書をメインとした生活をしつつ、
手持ちの資金の範囲で近場の旅行を楽しんだり、
ちょっと良いもの食べたりできれば良いかな?と思います。

人生で一番穏やかに暮らせる時期にしたいですね。

老齢期 ~ 未知の部分が多いが... ~


80歳以降の老齢期は円熟期の延長線上となるので、
特別なプランというものは考えていませんが、
自分の身体がどうなっているか?
その時の日本の高齢者介護・福祉体制がどうなっているか?
この辺がキーになるでしょうね。

介護費用等にある程度かかるようであれば、
円熟期に使うお金を減らして老齢期に回すとか、
考えることはでてくると思いますが、
この時期については70歳くらいに改めて考えれば良いかと思います。

まずは今できることを!


このようには書きましたが、個人的には今できることの中で、
今しかできないことを優先順位をつけてやるだけかな?と思っています。
老後のことを考えすぎて、今が楽しめないのは本末転倒ですからね。

ただ、老後は何とかなるさ!と気楽に構えすぎると、
何ともならない可能性のが高いと思いますので、
世間の情勢だけはある程度キャッチアップしようかと思っています。

2020年8月26日水曜日

テレワーク普及で通勤定期代廃止!実質的な給与は減少へ!

テレワーク普及で通勤定期代廃止方向へ!


テレワーク普及により通勤定期代が廃止となる企業が増えています。
全日空もその一つです。

"全日本空輸が10月から社員への通勤定期券代支給を取りやめ、実費精算に切り替える方針を固めたことが25日、分かった。事務職を中心に在宅勤務などのテレワークが普及したため。新型コロナウイルスの感染拡大で悪化した業績の立て直しに向け、固定費を削減する狙いもある。"  
本文中では、通勤定期代廃止によって固定費を削減する、
という見方を述べていますが、
それ以上に「国税対策」というのがあるかと思います。

国税庁は架空経費の計上を許さない!


極端な例として、社員全員が在宅勤務の会社があって、
この会社が社員全員に通勤定期代を支給しているとします。

国税庁がこの会社をどのように見るかですが、
まずは、この会社が実体のない通勤定期代を経費に計上していると考えます。

この会社は、この通勤定期代分を経費に計上した分利益が少なくなりますので、
国税庁としてはその分、税金を取れなくなります。

こんなことを許す国税庁ではありません。

社員は「非課税の通勤定期代」を受領するわけですが、
これは実質的な支出が伴わないので単なる給与とみなされて、
その分余計に税金を徴収される可能性があります。

会社がせこいわけではない


記事を見て、「全日空はせこいな~。定期代くらい払えよ!」
と思った方もいるかもしれませんが、
背景にはこういったこともあるのではないかと推測致します。
従って、テレワーク普及により通勤定期代廃止という流れは避けられないかと思います。

営業マンの中には、会社にはほとんど行かないのに、
通勤定期代は貰っているよ!という人も多いかと思いますが、
こういった人にとっては実質的な給与カットになりますね。

理由はどうあれ、こういった手当的なものは減少へと動くでしょうから、
サラリーマンとしては対策が必要かと思います。

世の中、どんどんショボくなっていきますね。

2020年8月25日火曜日

残りの人生で何回大型旅行に行けるか?

自由に旅行できる時間は限られている?


私は50代前半という年齢なので、終活を考えるにはまだ早いかと思っています。
ただし、年を取るごとにできなくなることは何かは考えるようになりました。

旅行もその一つです。

近場にちょっとした旅行に行くのは相当年を取っても行けるでしょうが、
ある程度元気溌剌に「大型旅行」ができるのは、
65歳くらいまでと考えた方が良いのではないかと思うようになりました。

ここで言う「大型旅行」の定義ですが、
欧州等遠距離の場所に1ヶ月程度、
ツアー等を使わずに自由に旅行することを意味します。

経済的な制約や旅行シーズンの問題を考えると、
この手の旅行は1年に1回程度が限界かと思います。

そう考えますと、大型旅行に行けるのはあと10回程度かもしれません。

10回と考えると色々と考えることがある


大型旅行に行けるのがあと10回と考えますと、
旅行プランも慎重にならざるを得ないですね。

漠然と行きたい場所を頭に思い浮かべただけでも、
10か所に絞るというのはかなり困難です。

今まで旅先を決める際には、
何となく思いついた先にえいやで決めていましたが、
自分が行ける場所には数限りがある!
という観点から考える必要があると痛感しています。

より充実した生活のためには...


セミリタイア生活は単調ながらもそれなりに充実しているので、
このコロナ禍において自宅中心の生活をしているのは苦にはなりません。

とは言え、それなりの重みのある充実感を得るには、
自分にとっては旅行は不可欠だと思っています。

冷房の効いた部屋で昼寝をして本でも読んでいれば、
それはそれで快適な生活ではありますが、
ずしりと記憶に残る思い出にはなりませんからね。

アフターコロナがまだ不透明な状況ではありますが、
ボチボチ色々プランを練っていきたいと考えています。
>

2020年8月24日月曜日

「老後のお金」は「若者のお金」より価値があるかもしれない

貧乏でも楽しい若者時代


一般的には若い時分にはお金はあまりありません。
それは非常に残念な話で、若い内にお金がたっぷりあれば、
さぞや充実した青春時代を過ごせたのにな~
という感情はないではありません。

しかしながら、若い内はお金がなくても何とかなる部分はあります。
安い居酒屋で朝まで飲むとか、
鈍行列車内で夜を明かしながら旅をするとか、
お金がないなりに楽しむ術というものはあるものです。

ちょっと贅沢になった中年以降


これが社会人になって、年を取るに従って様相は変化していきます。

多少なりとも使えるお金が増えてきて、
ちょっと良いものを食べるようになってくると、
安居酒屋では満足できなくなったり、
鈍行列車の旅なんかは体力的にしんどくなります。

そもそも社会人になると忙しくなるので、
鈍行列車でゆっくりと旅をする時間などないでしょうが...

老後のお金の価値観はどうなるか?


それでは老後はどうなるのか?

食事的な面で言えば、食べる量こそ減るものの、
それなりのクオリティを求めるようになるのではないかと思います。

また、若者の味方である廉価なジャンクフードなどは、
健康の観点からも、胃もたれ的な観点からも、
あまり頼りにすることができない気が致します。

旅行でも、自由時間こそたっぷりあるものの、
体力面の低下から、ずっと立っているリスクもある鈍行列車の旅とかは、
極めてシンドイものとなります。

これらを総合的に考えてみると、
「お金に頼る」部分は増えてくるような気が致します。

例えば、食事面では食材単価アップや
中食比率アップ(食事の準備も面倒になる)、
こういったコストを見込むべきですし、
旅行なども、移動代や宿泊費を多めに見積もっていく必要がありそうです。

セミリタイア資金計画の微修正


セミリタイア資金計画を立てる場合、
40代も60代も70代も同じ支出で計算するケースが多いように思えます。

それどころか、年を取ったら外出頻度も減るだろうから、
むしろ70代とかは少ない支出で良いだろう!
という考え方もあるかとは思います。

ただ、私の考え方もセミリタイア後に少々変化しつつあり、
老後に使うお金こそ、若者時代に使うお金より
価値があるかもしれない!
そんな気もしてきました。

幸い、セミリタイア生活の普段の支出は想定より低く住んでいるので、
50代~60代前半くらいまではこの調子で節約して、
70代以降に若干お金が使えるように、
セミリタイア資金計画は微修正しようかと考えています。

2020年8月23日日曜日

向かいに引っ越してきたインド人がちょっとうるさい件

古い住宅は隣りの音が聞こえやすい


私の住む集合住宅は築年数が相当古い関係上、
防音対策という意味ではかなりの問題があります。

壁が薄い関係上、音の種類によっては隣りの音が聞こえることも。
大声を出すと隣りに声が響くらしく、
お隣さんが子供を叱る声が聞こえることもあります。

ちなみに、隣家の目覚まし時計はよ~く聞こえてきます。
音の種類によって聞こえやすさは違うようです。

向かいに引っ越してきたインド人


また、私の集合住宅は中廊下式になっています。
向かいの家には中国人夫婦が住んでいましたが、
知らない間にいなくなっており、
今度はインド人が引っ越してきました。

どうやらこのインド人ですが、
日中は家で仕事をしているらしく、
家の前を通ると30代くらいのインド人2人が、
何やら大声で喋っていることが多いです。

流石に中廊下を挟んでいることもあって、
自分の部屋からこのインド人の会話が聞こえることはないですが、
お隣りだったら、相当この声が気になるだろうと思います。

集合住宅のリスクを再認識


このインド人、廊下で会えば会釈をするなど、
悪い人ではなさそうですが、
仕事中は結構エキサイトしているようです。

向かいの家のお隣はリタイアしたっぽい老人が住んでいて、
おそらく日中はかなりの確率で家にいるので、
お隣りの声による影響が結構でているような気がしますね。

最新の防音がしっかりとしているマンションであるならば、
恐らくこういった問題は起きないと思いますが、
古いマンションや木造アパートなら常に起こりうる問題ですね。

今回は、集合住宅のリスクを再認識するとともに、
コスト面では最強と言われる郊外一軒家についても、
生活音の観点からもう一度見直そうかと思いました。





2020年8月22日土曜日

コネで偉くなった人を妬まないのはセミリタイアしたから

親父のコネで偉くなった人


サラリーマン生活を長く続けていると、
明らかにコネで偉くなった人というのを良く見かけます。

例えば、若い頃の業績をこれでもかと自慢し、
だからオレは偉くなったんだ~!
と絶叫している人が、実はメジャー取引先の御曹司だと知ったときは、
思わず椅子からずり落ちそうになりました。

コネ = 義理


若手時代にも、コネのあるヤツが希望部署にすんなり異動になるなど、
理不尽で妬ましい出来事は多々ありましたが、
今現在は若干違う印象を持っています。

それは、「コネ = 義理」という側面が目についてきたからです。

ある程度強力なコネを使って入社した人の場合、
少々気に食わないことがあっても、
会社を辞めるのが難しかったりします。

そもそも、そんな強力なコネがあるお家柄なら、
自分勝手な人生の選択ができないケースが多々あります。

コネがなくて良かった、かもしれない


私自身、コネがあれば絶対行かないような日陰の部署で働いていたので、
多少のコネでもあって好きな仕事をしていたら、
人生相当違うものになっただろう!という感情は残りつつも、
今の気楽なセミリタイア生活というものも、
誰に対しても何の義理もないから成しえたものだという側面があります。

この辺りを総合的に考えてみると、
コネがないので好き勝手な人生が歩めて良かったのかな?

実際に早期退職とかしていなければ、
こういった感情にはならなかったのは間違いないところですね。

「妬み野郎」のまま終わらなかったのも、
セミリタイアしてよかったポイントの一つです。

2020年8月21日金曜日

所属する会社に異様なプライドを持つ人はセミリタイアできないのでは?

世間体で会社を辞めない2つのパターン


お金もあるし、仕事もつまらないけど会社は辞めない!
それには様々な理由があるかと思いますが、
一つには「世間体」というものがあるかと思います。

一口に世間体と言いますが、
会社を辞めないことに関する世間体は、
以下の2パターンに分類できるのではないかと思います。

① 「会社員」という地位に由来するもの 

② 「〇〇社」の社員であるという属性に由来するもの

会社員から自由業へ


①の場合はちょっとした発想の転換で何とでもなります。

そもそも「会社員」というだけで、
世間体をそれなりに保っていると考えるのは、
「無職」という状態が後ろめたいと思っていると考えられます。

であれば、本当は会社なんて辞めてセミリタイアしたい場合、
会社員から自由業へ転職したと思えば良いのでは?

と言っても、実際にきちんとした仕事をしなくても良いです。

ブログやポイントサイトで稼ぐだけも、
「インターネット関連のビジネス」
と名乗れば、それっぽく聞こえます。

勤める会社に異様なプライドを持つ人々


問題は②のパターンですね。

自分の勤める会社に異様なプライドを持っているひとは多いです。
こういった人の中には、
同業界下位の会社や子会社をあからさまに見下したりする人もいます。

ただ、何て言うんですかね...
自分で創業したわけでもない会社にそこまでプライドを持つ...
私にはまるで意味が分からないのですが...

まあ、私としては、そこまでプライドがあるのなら、
働けるまで働いたら良いんじゃないかと思います。

と言うよりも、このパターンの人達は、
待遇に文句があっても、
「〇〇社の△」「〇〇社の部長」というのが、
最大のアイデンティティだったりしますので、
実は仕事がつまらないと思っていて十分なお金があっても、
会社を自分からは辞めないでしょうね。

私は会社に愛着もプライドもなかった


私は勤めていた会社に対して愛着もプライドも全くなかったので、
会社を辞めるのに躊躇はなかったですね。

むしろ、私が勤めていた会社には②のパターンの人が多くて、
私は彼らに対してドン引きしていたので、
退職が早まったという要素もあります。

「会社と水が合わない」と言うのも、
心情的にはセミリタイアに有利に働いたかな?
なんてことを思います。


2020年8月20日木曜日

やたら若い女性に話しかけるおじさんを見て思ったこと

ジムの迷惑おじさん


今月末で退会するスポーツジムですが、
私が退会するのとは裏腹に、
人が本格的に戻っている感じが致します。

そんな中、ちょっと問題ありかな?
というおじさんも戻ってきました。

やたらフロントの若い女性に話しかけるおじさん


このおじさんですが、おそらく悪い人ではないのでしょうが、
やたらフロントの若い女性に話しかけるのです。

先日は、やれどこそこへ行ったんだよ、と言って、
スマホの写真をご丁寧に取り出して見せていました。

20代の女性が、60過ぎのおじさんがどこに行こうが興味は全くないでしょうが、
仕事柄、興味ないですとも言えず、
フロント女性は適当に相槌を打っていました。

実にお気の毒な光景です。

そう言えば職場にも...


この辺のマインドと言うのは、飲み会の時に、
職場の新人女性を隣りに座らせたがる管理職にも似ているかもしれませんね。

最近はセクハラ対策もあり、こういった光景は減ってきましたが
(むしろセクハラと言われるリスクを恐れ、男で固まりたがる人も多い)、
60歳近い方の中にはこういったマインドが未だにある人がいるのは考え物です。

個人的な感想として締めくくれば、
年は上手にとりたいものだ...と言う事ですね。

2020年8月19日水曜日

セミリタイア生活とクーラー ~ 夜はクーラーを切るべきか?~

クーラー代は気にしない


東京都内も暑い日が続いています。
今月だけでも熱中症での死者が都内だけで79人とのこと。

79人中75人は屋内で亡くなり、このうち65人はエアコン未使用とのことなので、
亡くなった方の8割以上が70代以上ということも加味しても、
やはりエアコンを適切に使用することが重要のようです。

私の家は構造上、日中は窓から熱波が吹き込んでくるので、
日中にクーラー無しというのはちょっとありえない感じになっています。

節約ライフも良いですが、
健康面を考えると冷房代は必要経費、
クーラー代だけは節約の対象外にした方が良いようです。

クーラーをつけて寝るべきか?


日中に冷房を消すという選択肢はあり得ないとして、
意見が分かれるのが、

「夜寝る時にクーラーをつけるべきか否か?」

という問題かと思います。

最近の傾向として、上述の熱中症死者の問題などもあり、
「冷房をつけっぱなしで寝るべき!」
という意見の方が強くなっているように思えます。

私もこの説を採用して、冷房つけっぱなしで寝ていたのですが、
体調面での問題が出てきました。

問題とは、朝起きたときにだるいということと、
のどが痛くなるということです。

そこで折衷案として、
「就寝後3時間で冷房をタイマーで切る」
という作戦を何日か試してみました。

結論的には、のどの痛みは多少緩和された気がしますが、
朝起きた時のだるさはあまり変わらないといったところです。

ただ、だるさの質は少々違っていまして、
冷房つけっぱなしの場合は身体が冷えてだるい感じで、
冷房タイマー切の場合は汗をかいて脱水的にだるいという感じになります。

だるさの質的なものを考えると、
脱水症状のがヤバそうなので、
やはり冷房つけっぱなしの方が良さそうですね。

セミリタイア生活には”昼寝”がある!


朝起きた時のだるさがひどい場合は、かなりの確率で日中に眠くなります。
サラリーマンであればこれは由々しき問題でしたが、
セミリタイア生活では眠くなったら寝れば良いので気が楽です。

とは言え、やはり良質な睡眠をとるにこした方が良いので、
引き続き試行錯誤は継続したいところ。

でも、猛暑が終わるまでは良質な睡眠はちょっと無理なのかな?
という気がしています。

2020年8月18日火曜日

「一生下働き」と思ったらセミリタイア

職務権限がない = オモシロミのない仕事


私が最終的にセミリタイアという決断に踏み切った背景の一つとして、
自分の権限があまりに小さかったということにもあります。

職務権限が小さいということは、
ありとあらゆる事に対して上司の許可が必要となるという事です。
自分の判断で動けるのは単純なルーティーン作業のみです。

こういう職場では得てして、
上司に命令された仕事をこなしているだけで一日が終わります。

自分が主体的にこなせるオモシロイ仕事というのはほとんどありません。

人に命令されてやる仕事は嫌だ!


サラリーマンが嫌だ!と考えてセミリタイアを希望する方の多くは
「人に命令されてやる仕事は嫌だ!」
という感覚をお持ちではないかと推測致します。

私がサラリーマンをスタートした時の最初の職場は、
課長くらいになると結構な権限があって、
課長の采配でかなりの仕事ができたイメージがあります。

一方、私の最後の職場と言うのは、
課長の権限なんか前者に比べると一担当者以下という感じでした。

となると私の仕事というのは

・命令されて行う面倒な仕事
・単純な仕事

の2つに分類されるわけで、
これで仕事にやる気を出せといわれてもちょいと困るな~
という感じでしたね。

会社はコンプライアンス強化のため、
下の階層の社員の少ない権限も取り上げる傾向にありますので、
ますます仕事はつまらなくなるんじゃないでしょうかね?

「一生下働きだな!」
と思ったら、早期退職を考えてみても良いんじゃないかと思います。

2020年8月17日月曜日

お盆休みの思い出 ~ そう言えば携帯が鳴ってもビクッとしなくなった ~

サラリーマンは本日から通常営業


早朝6時頃にゴミ捨てに行ったところ、
同じフロアに住む30歳くらいのお兄ちゃんが、
颯爽と出社するところでした。

流石にクールビズということでネクタイこそしていませんが、
長袖のシャツをビシッと着こなしていましたね。

本日から世間も通常営業なのか~と思うと、
自分のサラリーマン時代のお盆前後を思い出します。

お盆週間はお偉い方々が休む週


私が勤務していた会社は、会社全体がお盆休みというパターンではなかったので、
概ね、夏季休暇というのは以下のような割り振りでした。

お盆前週:若手、アシスタント
お盆週間:管理職
お盆翌週:私

私は名ばかり管理職なので、リアル管理職代行という顔もあり、
リアル管理職とは一緒に休めないため、
ほぼ自動的にお盆翌週が夏休みでした。

ただ、お盆翌週は会社が通常営業に戻ります。
私以外は全員出社しています。

なので、重たいパソコンを持って海外に行ったり、
携帯にバンバン着信があったりとか、
ろくでもない休暇だったという嫌~な思い出がよぎりますね。

サラリーマンなら何をしていただろうか?


私が未だサラリーマンであれば、今週は夏休みであった可能性が大です。
ただ、このコロナ禍です。
一体何をしていただろうか?

海外旅行は論外、国内旅行も自粛要請中です。
1週間もずっと家にいるというのも冴えない話です。

まあ、この暑さですから、冷房の効いた部屋で、
普段読めない大ボリュームの本でも読んでいたかと思います。

ただ、「1週間家にいます」とでも言おうものなら、
遠慮なく仕事が降ってきて、
携帯がバンバン鳴ったかと思うと、
考えただけでも憂鬱になりますね。

と、サラリーマン時代の嫌な思い出を書いていて気が付きましたが、
サラリーマンを辞めて3年間、
サラリーマン時代の悪夢は相変わらず時々見ますが、
携帯電話が鳴ってビクッとするのは流石になくなりましたね。

未だサラリーマン時代の後遺症は引きずっていますが、
徐々に快方にはむかっているようです。

2020年8月16日日曜日

セミリタイア希望者増加で社会は良くなるのでは?

セミリタイア希望者は少しずつ増加傾向を予想


私自身、セミリタイア希望者は少しずつ増えていくと予想します。
理由は大きく分けて以下の2つではないかと思います。

・サラリーマン生活があまりにツラすぎる、
 しかも改善の兆しが全く見えない

・お金をかけなくても生活が楽しめるインフラが整ってきた

前者については多くの人が認識しているところですが、
後者についてはあまりピンと来ていない人がまだまだ多いのでは?

後者について多くの人が真剣に考えれば、
セミリタイア希望者は相当な勢いで増える可能性を秘めていると個人的には考えます。

セミリタイア希望者が激増する社会


仮にセミリタイア希望者が激増したとします。
このセミリタイア希望者が激増する社会というのは、
今の社会より良くなる可能性があると私は考えます。
その現象の流れは以下の通りです。

セミリタイア者が増加する
  ↓
労働者が減少、人手不足になる
  ↓
人手不足で労働条件が改善する
  ↓
労働条件が改善により一定数が労働市場にカムバック

セミリタイア希望者の中には、
いかなる労働もしたくないという人もいますが、
ストレスがなく定時で終わる職場だったら働きたい!
という人も多いのではないかと思います。

上記で減少する労働者の中心は40代~50代を予想します。
20代~30代での超ミニマリスト的セミリタイアは嫌でも、
40代~50代でそこそこの節約セミリタイアライフならハードルは低いです。

私がイメージするセミリタイア激増社会とは、
業績の悪化している会社が40代~50代社員にリストラ募集をしたら、
会社が回らなくなるくらい希望者が殺到した!
という状況が社会全体で起きるイメージです。

経営者側が真剣に労働環境改善の問題に向き合うようになるには、
「セミリタイアブーム」でも起きて、
ベテラン労働者がごっそり辞めて、
市場にも同種の労働者がいない状況でも作らければいけないかな?
なんてことを考えたりもします。

「皆がセミリタイアしたら世の中回らなくなる!」
という事を言う人が時々いますが、
個人的には逆ではないか?
と常々考えていたので、
その辺のロジックをちょっとまとめてみました。