2022年7月31日日曜日

コスパの悪いコンビニ・ダイエット系ランチを見て思ったこと

私の定番サラダ


私の定番サラダは何かと言えば、
サニーレタスとミニトマトです。

とりあえず、これさえ冷蔵庫に入れておけば、
サラダ系は何とか形になるといった感じです。

昼食は弁当やパンを買ってくることも多いですが、
サラダが加わるだけで彩りや栄養面での充実を感じます。

コスト面でもたっぷり食べても一食100円はいかないかな?と言ったところです。

割高なコンビニサラダ


そんな生活を送っている為、
先日、コンビニに行って、OLさんがダイエット系ランチを買っていて、
その値段の高さにちょいとビックリしました。

海藻サラダ、おにぎり1個、紅茶のペットボトルで、
確か600円程度のコストがかかっていました。

それこそ自分で作れば、100円とは言わないまでも、
200円は絶対に掛からないよな~
それでいて美味しそうでもないし...
と思うと、コンビニの割高感を改めて実感したした次第です。

昼食の充実もセミリタイア生活のメリット


私もサラリーマン時代はコンビニ弁当+サラダとかで、
一食当たり600~700円は普通に使っていた時代がありましたが、
やっぱりコスパ悪すぎですね。

そして、自分の仕事机で食べるというのも、
落ち着かなく味気ないものです。

こういった光景を見ると、昼食に関しては、
サラリーマン時代の何倍も充実した生活を過ごせているが実感できますね。

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2022年7月30日土曜日

【お金持ちの特権?】”趣味の節約”は結構楽しいと思う

お金があるのに節約している人達


FIREやセミリタイアを名乗る人達の中には、
節約なんてしないでも普通に生活できるのでは?
と思われるタイプも多いです。

もちろん、FIREを名乗る多くの人にとって、
ある程度の節約を大前提として資金プランは立てているとは思いますので、
本当に好きなようにお金を使えば生活破綻がすぐに待っているとは思いますが、
ちょっとやりすぎでは?なんて人も多いです。

億単位の資産があっても数十円をケチる


資産的には恐らく1億円を超えると思われる方が、
数円~数十円を節約して喜ぶと言うのは、
ちょっと理解に苦しむという意見もあると思いますが、
こういった趣味的な節約というのは、
やってる本人は結構楽しいと思うんですよね。

昨今話題になった
「1円安い商品を買う為に30分歩いて別のスーパーに行く」
という行動だって、本当にお金がないからそうするのと、
お金はあるけど暇もあるのでそうするのとでは、
満足の質が全然違うと思うんですよね。

前者には切迫感があるわけですが、
後者には妙な満足感があるのではないかと思います。

もっと早くセミリタイアすれば...は早計だと思う


セミリタイアにまつわる話で、
例えば、年間200万円程度の生活費を見込んでいたのに、
実際は年間100万円程度しか生活費がかからなかった、
こんなことならもっと少ない資産で、
もっと早くセミリタイアすれば良かった!
なんていう方もお見受けしますが、
これも上記の話を頭に入れればちょっと違うのでは?と思います。

年間200万円使える人が節約して100万円の生活費に抑えるのと、
年間100万円しか使えない人が100万円の生活費で生活するのとでは、
精神的な余裕度がやはり全然違うと思うんですよね。

もうちょっと贅沢できるのにあえて節約する、
と言うのは結構楽しい行動じゃないでしょうか?


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2022年7月29日金曜日

老人が猛暑でもクーラー未使用問題 ~ ほぼ全裸で寛ぐのはやめて! ~

最近コインランドリーが増えている


昨日のコインランドリーに続いてご近所ネタです。

私の住んでいるエリアはマンションや団地が立ち並ぶエリアですが、
古くからの商店街や住宅が密集している地域もあります。

都内の住宅密集地域ということで、
これら一戸建ての1階の部屋の中には、
窓を開けていると狭い通りから丸見え状態な家も多く存在します。

そんな家は大抵、障子やカーテンがおりていて、
中は見えないようになっているのが大半なのですが、
高齢男性が下着のみの格好でTVを見ている姿などが見えることがあります。

パンイチ老人がいきなり窓から出てくる


まあ、下着姿とは言え、上下着ているだけ良しとしましょう。
中にはパンツ一枚の姿で寛いでいるご老人もいます。

先日などは、軒下に乾かしている洗濯物を取り入れる為か、
パンツ一枚の姿でいきなり窓を開けて身を乗り出したのでビックリ!

私など思わず後ずさりしてしまいましたが、
少し前を歩いていた女性3人組が話に熱中していたためか、
あえて無視したのかは知りませんが、
ノーリアクションだったので、
この手の光景には慣れているのでしょう。

服を着ない方が身体に悪い?


実際問題として、服を着ない方が暑く感じるという話もありますので、
服を着て適度に冷房をかけておいた方が、
健康面でもマナー面でも良いと思うんですけどね...

老人が猛暑でもクーラーを使用しないで搬送されるニュースを見ると、
どんな感じでいたのだろうと疑問に思っていましたが、
ほぼ全裸みたいな感じで家にいたのなら、
かなり格好悪いよな~などと思ってしまいました。
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2022年7月28日木曜日

何故コスパの悪いコインランドリーを使うのか?

最近コインランドリーが増えている


世間一般はどうか知りませんが、
家の近所でコインランドリーが増えています。

コインランドリーの多くは大型機を備えており、
布団やカーテンなどの大きなものも洗えるようで、
そういった用途での利用なら便利かと思います。

ただし、自宅には洗濯機がなしで、
日常の選択をすべてコインランドリーで賄うとなると、
コスパがかなり悪いと思います。

コスパの悪さは歴然


比較サイトなどを総合してコストを計算しますと、
5Kgの洗濯物を洗う場合は、
自宅で30円程度で済むところが、
コインランドリーでは400~500円程度かかるとのこと。

毎週コインランドリーに行くとなると、
年間ベースで2~2.5万円程度かかることになるので、
コスパは相当悪くなります。
リサイクルショップなら洗濯機は数千円で買えますからね。

確かに、狭いアパートなどではそもそも洗濯機が置けない部屋もありますが、
この辺りまでコストに含めて考えますと、
多少高くても洗濯機くらい置ける部屋に住んだ方が、
結果的にコスパが良くなるかもしれませんね。

まあ、そもそも洗濯の度にコインランドリーまで行くのが、
ものすごく面倒くさいというのは確実にありますが...

コスパを気にしない中年男性


さて、こんなことを突然思ったのは何故かと言いますと、
近所のコインランドリーから出てきた中年男性がおもむろに、
コインランドリー前の自動販売機で、
ペットボトルのお茶を2本買っていたのを見たからです。

ここの自動販売機のお茶の値段は1本160円、
ここから徒歩1分のコンビニなら2割以上安くなります。
さらにそこから徒歩1分のドラッグストアなら半額近くで買えます。

恐らくこの男性、こういった細かいお金の使い方を気にしないんだろうな~
洗濯機を買ったらどれだけお金が浮くとか考えないんだろうな~
などと勝手に想像してしまいました。
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2022年7月27日水曜日

絶対的に働きやすい会社はないよな~

知人が退社した会社


とある知人から会社を辞めたという連絡がありました。

会社を辞めたと言っても、いわゆる正社員ではなく、
パート的に働いていたのですが、
そこはなかなか働きやすい職場と聞いていていたので、
辞めるという判断は意外でした。

そこそこの規模の企業であれば、
素晴らしい上司がいたとしても、
3~5年程度経てば上司が変わり、
とんでもない上司がくるリスクというのがあります。

ただ、中小企業で職場のメンバーが固定されており、
そのメンバーが皆さん良い人ばかりというのであれば、
人間関係でのリスクは極めて小さいわけです。

知人の会社はそんな会社だったと聞いていました。

単調な仕事 & 些細な事の積み重ね


それでは、なぜ辞めたのか?

第一に仕事が単調だったということ、
第二に、悪い人たちではないとは言え、
何年も固定メンバーで働くというのは、
それなりの軋轢みたいなものがあるからとのことでした。

詳しい話は口を濁していましたが、
ちょっとした物言いの中に引っ掛かるものがあって、
それの積み重ねみたいなことのようです。

真に働きやすい会社は存在しない?


過去に何度か聞いた話を総合すれば、
私がいた会社に比べればパラダイスのように見えましたが、
不満な点は色々とあったということですね。

どんなに良い会社に就職したと思っても、
突然、会社が嫌になることもあるというのを、
改めて認識しました。

まあ、世の中、リアルに働きやすい会社なんてのは、
めったに存在しないということなんでしょうね。

こういう話を聞くと、
本当に会社員を辞めてよかったな~としみじみ思いますね。
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2022年7月26日火曜日

五十肩のリハビリが終了しました

右肩の五十肩リハビリ終了


セミリタイア生活に入ってから発症したのが五十肩です。

最初に左肩が悪くなりましたが、
2020年2月~7月の間に150日間のリハビリを経て回復、
ただ、その後に今度は右肩が五十肩になってしまいました。

そんなわけで、2022年3月~2022年7月の間にリハビリを敢行、
なんとか日常生活に支障がないレベルまで回復しました。

リハビリ期間は150日間というルール


150日間というのは健康保険適用のリハビリのルールなので、
この期間に治す必要があるわけですが、
前回同様、何とかこの期間で回復することができました。

左肩のリハビリ開始時よりは右肩の方が症状は軽かったので、
150日間も必要ないだろうというのが当初の見立てでしたが、
後ろ側に捻る動きの際にでる痛みが最後まで残っていて、
結局ギリギリまでかかりました。

しかも今回は、ステロイド注射やヒアルロン酸注射まで導入、
前回以上に色々と試すことになりました。

何が前回と違うかというと、
前回は肩が動かないから痛いのは当然、
今回は肩が動くのに痛いという症状なので、
注射の効き目があるのではないか?ということでした。

完治はしていないのでストレッチは継続


実際問題として、完治はしていないので、
ストレッチは継続する必要があります。

医師によれば、ここまで治ってストレッチを継続すれば、
再発は簡単にはしないよ!とのことなのでとりあえず一安心といったところです。

まあ、セミリタイア生活で時間があるからこそ、
毎週月曜日のリハビリに休まず通えたのが、
何とか期間内に回復した一番の要因と言えます。

でも、毎週月曜日に病院に行くという予定がFIXされていたというのは、
随分と自由時間が削られて、ちょっと嫌だった部分もあるので、
その点でもちょっとホッとしています。
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2022年7月25日月曜日

本当の私はセミリタイアではなく転職したかったのか?

サラリーマン時代の悪夢を見る


久しぶりにサラリーマン時代の悪夢を見ました。
と言っても、ちょっと今までのパターンとは違って、
これが自分の潜在意識なのかも?と思ったのでご紹介します。

仕事内容に不満をぶつけるというところはいつもと一緒で、
その後に、こんな会社は辞めてやるというところまでは一緒なのですが、
その後に、転職活動を開始するところがまるで今までの悪夢とは異なります。

こんな良い条件の会社があるじゃないの!
なんて条件を色々と見ている時に目が覚めたのですが、
この夢が自分の潜在意識的なものであるならば、
私が本当にしたかったのはセミリタイアではなく、
転職ということになります。

条件さえ良ければ...


言うまでもないことですが、
50歳近くのおじさんに条件の良い仕事のオファーなどまずありません。

もし仮に、そのような求人があったとしても、
書かれている条件が本当であるという保証はありません。

私は2度の転職を経験していますが、
どちらも肝心な箇所が面接と現実とで異なっており、
それが退職理由につながっています。

ただ、本当の本当に自分が望むような条件の職場があれば、
自分はまだ働きたいと思っているのか...
そんなことはないとは思っていましたが、
潜在意識の中にはちょっとはあるのかもしれません。

仕事なら何でもよいわけでないのは確か


とは言っても、本当は働きたいと思っていたところで、
仕事ならなんでもよいというわけではないのは確かです。

自分が仕事をしたいという潜在意識があったとしても、
それは手の届かない類のものであることは間違いないですね。

なので、自分としては今の無職のセミリタイア生活を最大限楽しみたいと思います。
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2022年7月24日日曜日

「夫が毎日200円ランチでみっともない」と妻は思わないのか?

200円ランチの同僚に結婚マウントを取られても...


昨日は「妻子持ちで住宅ローンあり」の同僚が、
200円程度の予算のランチだったということについて書きました。

こういった貧窮生活を過ごしている人が、
私のような独身生活者に対して「結婚マウント」を取ることもあり、
そんな生活の一体どこに私が羨ましいと思う要素があるのか?
と非常に不思議な気持ちになったことを思い出しました。

ただ、これとは違う意味で違和感を覚えていたのは、
結婚していて夫のいる同僚女性でした。

夫が毎日200円ランチではみっともない?


彼女によれば、夫にそんな貧乏くさい思いをさせて、
妻はみっともないと思わないのか?ということを言っていました。

なるほど、そういった考えもあるのか!
確かに部下に対する威厳とかを考えたら、
マイナス面も大きいし、
こんな会社にいて大丈夫か?なんて思う若手もいそうです。

もっとも、彼女が一番怒っていたのは、
妻が働きにでないということでしたが...

同僚と食事に行かなくても良いというメリット


まあ、この辺の感覚というのは人それぞれなので、
個人的にどうこう言うつもりはないのですが、
私個人にもメリットがありました。

それは、同僚の昼食予算が大幅カットにより、
一緒に食事に行かなくて良くなりました。

昼の1時間が実質的にフリーになるのは、
結構自分的には大きかったですね。
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2022年7月23日土曜日

お金がなくてランチが食べられないサラリーマンについて

お金がなくてランチが食えない会社員が3割もいる


お金がなくてランチが食べられない会社員が増えているらしいですね。


記事では物価高などを理由に挙げていますが、
私のサラリーマン時代の同僚でも同じような事態に陥っている人はそこそこいました。

ランチ抜きというのは流石にいませんでしたが、
ランチ予算が200円なんてレベルの人もチラホラ...

その同僚の属性のほとんどが「妻子持ちで住宅ローンあり」であり、
ちょっと記事から受ける印象とは違うパターンでした。

ランチ予算大幅カットの理由


私の元同僚のランチ代が大幅カットの理由は極めてシンプルです。

① 給与カット
② 過大な住宅ローンのカットは不可
③ 過大な教育費のカットは不可

①の給与カットは会社の業績不振によるものですが、
管理部門の私よりも営業部門の方が給料の振れ幅が大きいという事情もあります。

ただ、給料カットと言ってもせいぜい10%程度の話であり、
本来は、いきなり食生活にも困窮するレベルではないはずです。

それでは何が主因かと言えば、住宅ローンの問題です。
家を買う段階では給与カットどころか昇進・昇給を前提としていますので、
こういった事態はまさに想定外という話になります。

そして、本来は昇給分の給与で賄う予定だった教育費があります。
給料が下がったから塾を辞めろというわけにもいかず、
この部分は聖域化している部分ですね。

というわけで、削れるとことはどこか?と言われれば、
お父さんの昼食代ということになるわけです。

なぜ弁当を作らないのか?


こういった話を聞いて、中年独身男性だった私が疑問に思った事はいくつかあります。

第一に「なぜ奥さんが弁当を作らないのか?」ということです。
こういった境遇の方の中には妻が専業主婦で、
子供の弁当は毎朝作っているなんて人もいますが、
「いや~母ちゃんがオレの弁当は作ってくれないんだよ...」
などと言っている人がいました。

本当に作ってくれないのか、実は本人が断っているのかは知りませんが、
200円でやきそばパンだけとかよりは遥かに良いと思うのですが...

第二は奥さんがこういう状況でも働きにでない人が多いことですかね?
結婚した時の約束みたいなことを言う人がいましたが、
どうも私にはよくわからない世界ですね。


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2022年7月22日金曜日

「1円のためスーパーに30分かけて行く」もありでは?

「1円のためスーパーに30分かけて行く」はありか?


FIREやセミリタイアを目指す人にとって節約は必須ですが、
その節約が労力に見合うものであるかは慎重に吟味する必要があります。

この点いついて考えさせられる記事というのが、
下記のものになります。


こちらの記事で麻木久仁子さんが述べているのが以下のセリフです。

”「スーパーは、雑貨とか食料が集まって、効率よく買い物ができるのが一番いいところ。それなのに、色々とちらしやスマホを見て“あっちの卵が50円安い”とか“こっちの方が5円安い”とか。何軒もはしごして、結局30分くらいかかって。途中で疲れ切って、飲みものに100円払ったりして。時間のムダもお金のムダじゃないのかなって」と、持論を展開した。(引用同上)”
このことについて考えてみたいと思います。

サラリーマン時代は時間がなかったが...


そもそもサラリーマン時代を振り返れば、
日々の買物であっちに行ったりこっちに行ったりという時間はなかったですね。

従って、基本的には自宅から一番近いスーパー一択で、
その中で安いものを探すくらいのことはしていたかな?という感じでした。

セミリタイア後の今は時間が潤沢にあるので、
電子チラシを見てお店を比較して遠方の安い店に行くこともあります。

その場合に余計にかかる時間は往復15分程度ですが、
いくら以上安ければそちらに行くというよりは、
暇なので散歩がてら行くというのがメインです。

習慣化は大事では?


1円でも安ければ30分かけてでも遠くのスーパーへ!
などと言うと、随分とせこい人間と思われるので、
実生活ではなかなか言えないと思います。

ただ、ゲーム感覚で節約を楽しむとか、ウォーキングを兼ねるとかで、
1円でも安いスーパーに行くということを習慣付ければ、
年間ベースで見た場合はかなりまとまったお金になるのでは?と思います。
実際問題として、本当に1円しか違わないことはないですからね...

まあ、せこめの節約を推奨すると、
必ずせこいだとか時間のが貴重だとか言ってくる人がいるので、
黙って自分なりの節約を貫くということ、
習慣かすることが大事なんじゃないでしょうかね?
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2022年7月21日木曜日

FIREは”修行僧”のように節約しないと達成不可能なものなのか?

FIREへの道は”修行僧”のようなものなのか?


FIRE関連の記事で多くの人が取り上げているのが、
以下の記事です。


こちらは堀江貴文さんと山崎元さんがFIREについて語り、
FIREに対しては否定的な見解を述べています。

正直、色々と申し上げたいことはあるのですが、
いきなりの導入部で引っ掛かる部分があったので、
こちらについて個人的な意見を述べてみたいと思います。

該当箇所を引用すると以下の通りです。

"僕はFIREについては違和感しかない。年間支出の25倍の資産を築くのは至難のワザだ。長い年月、修行僧のように節約して貯金に励まなくてはならない。  (引用先同上)"

ところで、本当に皆さん修行僧のように節約してFIREを達成したのでしょうか?

若年FIREに拘ればそうかもしれない


例えば、18歳から働き始めて30歳までに3,000万円を貯めてFIRE!
という目標を立てたとします。

この間の平均年収を300万円程度として、
運用益を考慮しないケースを考えてみます。

この場合、3,600万円の稼ぎの内3,000万円を貯蓄に回すということで、
年間50万円で生活する必要があります。

こういったケースを考えれば、
人生で一番楽しいかもしれない時期に、
極端な節約生活に走るという事で、
確かに修行僧も真青という生活かもしれません。

30歳スタートで無理なくFIREもある


しかしながら、修行僧的ではなく、普通の節約程度でFIRE達成!
なんて人の方が実際は多いのではないかと思います。

例えば、30歳までは普通に人生をエンジョイして貯金などせず、
30歳からゆる~く節約して50歳でFIREを目指すことにします。

30歳~50歳までの平均年収が800万円として、
毎年平均300万円を貯めるとすると、
20年間で6,000万円貯めることができます。

毎年800万円使えるところを500万円にする程度では、
普通の節約程度のレベルかもしれませんし、
ひょっとしたら節約なんてまるで意識していないかもしれません。

いずれにしても、修行僧のイメージからはかなり遠くなります。

これまで挙げた例はかなり恣意的であるのは承知していますが、
そもそも、FIRE否定論者も肯定論者も、
自分の結論を導くために適した数値をだしてきますので、
注意が必要かと思います。

重要なのは自分の置かれている立場なり、
目標とするものは何なのかを冷静に計算する必要はあります。

そもそもFIRE一択ではない


実際問題として、40~50代でFIRE生活に入った人の多くは、
そもそもFIRE一択の人生設計ではない人も多いのではないかと思います。

会社でそれなりに出世してオモシロイ仕事ならば働くけど、
窓際で無能な若手の部下になるなら会社を辞める、
そんな選択肢もありえます。

この場合でも、お金がなければ労働を強いられるわけですが、
お金があれば早期退職も可能となって、
人生の選択肢が大きく増えることになります。

いずれにしましても、仕事が思うようにいかなければFIREというのは、
成功者がなかなか思いつかない発想なのかな?
というのが記事を読んだ個人的な結論ですかね?

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2022年7月20日水曜日

【FIRE否定論への反論】嫌いな仕事で嫌いな上司の下でも同じ事が言えるか?

成功者の語るFIRE否定論に対する質問


株式市場が不安定になると、FIRE否定論者が息を吹き返す...
そんな状況が続いています。

昨日はNY市場が大幅に上昇して、この勢いが続くのであれば、
再び積み立て投資派を中心としたFIRE希望者が逆に息を吹き返すと思います。

その辺の事情はさておき、昨今は仕事で成功した人が語る、
FIRE否定論が増えてきたように思えます。

しかし、仕事で成功している人はそもそもFIREを目指さない確率は高いので、
私としては、彼らにこのような問いかけをしたいのです。

仕事で失敗していたとしてもFIRE否定論を貫けるのか?
サラリーマンであれば、自分が一番嫌な仕事の部署に配属され、
一番嫌い人が上司だった場合でも、FIRE否定論を貫き、
仕事を続けたいなどと言えるのか?
ということです。

予想される反論


この手の問いかけに対して、予想される反論は2パターンあると思います。

一つは、自分は絶対そのようなことにならないというもの。
自分は人の何倍も努力したので今の地位を築いた、
そのような不遇なポジションにつくことはない!
と断言するパターンです。

しかし、実際そのような不遇なポジションにいる人だって、
努力をしていないわけではないケースもあります。

そもそも会社では、誰かしら嫌な役を引き受けなくてはならず、
その誰かが自分だったかもしれないとは想像もしないというのは、
ちょっと説得力はないのではないかと思います。

もう一つは、自分ならそのような不遇なポジションでも、
それなりに楽しく仕事をこなすというもの。

ビジネス書などによくある、どんなに嫌な上司でも良い点はあるので、
そこに注目してつきあいましょう!とかいうきれいごとをいうパターンです。

まあ、確かにどんな人ともうまくやる人はいますし、
どんな仕事も前向きにやる人もいるでしょうが、
大抵の人には無茶な話だと思いますよ...

世の中、嫌いな仕事のが多く、嫌なヤツのが多い


会社全体にどんな仕事があるかを考えてみても、
そもそもやりたくない仕事のが多く、
誰もがやりたい花形的な仕事に就くのはごく少数という感じですね。

また、世の中そんな嫌なヤツばかりでもないとは思いますが、
上司・部下という上下関係になると、
途端に嫌な奴に早変わりするパターンも多く、
この上下関係というヤツは極めて厄介です。

そんな世の中の仕組みだからFIREという逃げ道が脚光を浴びているわけで、
この辺の事情を考えないで、
努力すれば皆が勝ち組になれるみたいな考えは、
ちょっと違うんじゃないかと個人的には思いますね。

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2022年7月19日火曜日

25年前の自分は、今の怠惰なセミリタイア生活に満足するとは思わなかっただろう...

25年前住んでいた街へ


昨日は所要で都内某所へ行ったのですが、
そこは25年くらい前に私が住んでいた会社の寮の近くです。

最寄り駅に降り立つのはそれ以来という感じでした。
流石に街の雰囲気は相当変わっているものの、
随所に記憶に残る場所が点在しており、
色々と懐かしい気持ちになりました。

会社の寮を出てからはAWAYの人生


思えば、新卒で入った会社の最後を過ごしたのがこの街です。

新卒で入った会社は当然ですが知り合いも多く、
同期も同じ寮にたくさんいたので、
自分のホームで働いている感はありましたが、
転職をしてからはずっとアウエーで働いているという感じでした。

その後20年近く、”よそもの”として働いて、
今のセミリタイア生活に至るのだな...
ということが何となく頭をよぎりましたね。

当時の自分には理解できない生活


当時の私の仕事内容自体は最悪だったので、
転職という判断は間違っていなかったとは思いますが、
ずっとアウエー感の中という、
居心地の悪い空間で働くことになるのは想定していなかったかな?

何というか、寮を出たくらいの時期というのは、
まだまだ先の人生に根拠のない自信と希望があったな~という感じでしたね。

まあ、そんなややぎらついた当時の自分から見ると、
今のような怠惰なセミリタイア生活に満足するようになるなんてのは、
ちょっと理解できないだろうな...なんてことを思いましたね。

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2022年7月18日月曜日

【仮説】一流企業勤務に妙なプライドを持つ人にはセミリタイア否定派が多い

一流企業に所属していることのプライド


世の中には聞いてもいないのに、
出身大学やら勤務先企業をアピールする人がいます。

こういう人の一部にとって、
無名会社への出向など耐えられない屈辱だったりします。

一昔前までは、娘が嫁に行くまでは出向は勘弁してくれ!
などという人も結構いましたからね。

こういう人にとっては、一流企業に所属しているということが、
自分のプライドなり存在感のかなりの部分を形成しているのだろうと思います。

会社員である限り周りは同じ


ただし、会社員である限りは周りの人も同じ会社に所属しているわけで、
同じ属性の人に対しては妙なプライドも振りかざせません。

それどころか、会社内では窓際族でやっかいもの扱いされているのに、
会社の外ではエリート面をしているというケースもあるかもしれません。

それだったら、無名企業でエース級の社員として活躍している方が、
仕事での充実度も高いし、周囲からは一目置かれているので、
気持ち的には良いのではないかと思います。

セミリタイア否定派に多いタイプ


サンプル数がそれ程多いわけではないですが、
セミリタイアを否定するタイプには、
一流企業勤務であることを異様に誇りに思っている人が多い気がします。

まあ、所属企業に誇りを持っている方が、
かつての私のように憎しみを持っているよりは良いとは思いますが、
そんなところで変なマウントを取られても、
こちらとしては?マークがいくつも浮かんでしまいますね。

やっと無職で生きていけるだけでの状況になったのに、
サラリーマンであることを自慢されても、
何とも言えないというのが本音ですね。

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2022年7月17日日曜日

サラリーマンなら孤独が紛れるかと言えばそれは違うと思う

孤独な生活が嫌でサラリーマンを続ける?


セミリタイア生活への不安として良く語られるのが、
孤独な生活に耐えられるか?というものです。

このファクターは結構大きいものであるとは思いますが、
じゃあ、孤独な生活は嫌だからサラリーマンを続けるか...
と言えば、それはちょっと違うのではと思います。

サラリーマン生活で孤独が紛れるのか?


サラリーマンともなれば、職場で会話が皆無という事はないでしょうが、
そういった会話で孤独が紛れるのかと言えばちょっと違うかな?
と思いますね。

これは自分の経験的なことなのですが、
サラリーマン時代の方がセミリタイアをしてからより、
学生時代の友人とかとバカ話をしに飲みにでも行きたい!
という気持ちが強かったですね。

このことは、サラリーマン時代の人との会話(仕事も含む)というのは、
ストレスにつながることのが遥かに大きく、
孤独が紛れるどころか逆効果的な色彩が強いのかもしれない...
なんてことを思いますね。

中高年の孤独を恐れすぎ?


中高年で独身・無職だと、孤独問題がクローズアップされることが多いですが、
ちょっと大げさに取り上げられるケースが多い気がします。

それでは、まがりなりにも職を得ている中高年であれば問題ないか?
と言えば、どうでしょうかね?

妻帯者ばかりに囲まれて、全く共通の話題がないとか、
そんな環境にいる方がより孤独を感じるかもしれないんじゃないかな?

まあ、中高年孤独問題というのは軽視すべきではないですが、
どうも世間一般的には恐れすぎなのではないかという疑念があります。

「あなた、50歳で独身ですか?それで無職?
 じゃあ、寂しいでしょ!孤独でしょ!
 何とかしなければいけませんね!」

みたいな圧をかける人もいますが、
個人的には大きなお世話といったところです。

本当に中高年で孤独問題に悩んでいらっしゃる方も多いかとは思いますが、
皆が皆、この問題で悩んでいるわけでもないということも、
どこかに覚えていて欲しい気はします。


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2022年7月16日土曜日

食い逃げ疑惑をかけられたかも?

オフィスビル内の飲食店にて


昨日は所要で都内某所へ行き、
軽~くオフィスビル内の飲食店で昼食をとりました。

ちょうどお昼時ということで飲食店はそこそこ混雑、
サラリーマンの方々は食べたらすぐ仕事に戻る感じですが、
私は仕事も用事もないので、食後のコーヒーを飲みながらゆっくりしていました。

そんな時に、突然トイレに行くたくなったので、
ちょっとの間離席した際に問題は起きました。

傘を忘れた間抜けな食い逃げ犯と思われた?


私が入店したお店というのは、
高層のオフィスビルの1~2階がコンビニや飲食店、
それより上がオフィスが入居する構造となっているビル内にありました。

この手のお店によくありがちですが、
トイレは各店共同で使用するスタイルで、
そのお店の店内にはトイレはありません。
従って、トイレに行く際は一旦お店を出ることになります。

私は一人で来店していますので、
当然荷物は持って離席します。

ただ、戻ってきますよ!という意味も込めて、
傘を目立つ場所に立てかけておきました。

そして5分後くらいに席に戻ってきたら、
ちょうど店員さんが伝票と傘と飲みかけのコーヒーを片付けてる最中で、
私の存在に気付くとばつが悪そうに苦笑いしていました。

完全に食い逃げ犯にやられた!
と思われたようです。

店員にことわってから離席すべきか?


私はこの手の状況では、文庫本だけ置いて離席するか、
トイレの場所を知っていても店員に聞くとかしますが、
妙な疑いをかけられない為にも、
店員にトイレに行く旨を言った方が良さそうですね。

それにしても、オフィス街の飲食店で、
食い逃げとかするヤツは多いんでしょうかね?
対応の速さにちょっと違和感を覚えました。
離席していた時間は5分程度ですからね...

あとは、私がもう少し戻りが遅れて、
テーブルが片付けられて次の客が案内されていたら、
どう対応するつもりだったのか?

この辺がちょいと気になりましたね。
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2022年7月15日金曜日

株安&物価高で終わるのはFIREブームではなく低資産FIREブームでは?

株安 & 物価高の影響


株安と物価高の影響により、
FIRE達成後に労働へのカムバックを宣言する人を
ちらほらと見かけるようになりました。

昨今の株式市場の状況を考えますと、
期待していた運用収益を望むのは困難なので、
足りない分は労働で補おうというのは当然のことで、
ある意味「想定の範囲内」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

しかしながら、ベストシナリオから乖離しているのは確かであり、
この乖離が許容できる範囲なのか?
この辺りは人によって受け止め方は様々だと思います。

FIREブームの終焉?


このような状況から、FIREブームの終焉を予想する人も出てきました。

相場が一本調子で上昇することを前提として、
なおかつ、ぎりぎりの生活費で暮らします!
それでいて労働は一切しません!
というプランはすでに通用しなくなっているのでは?
と個人的には思います。

従って、FIRE生活が破綻する可能性というのが、
これまで以上に強く意識されてきているので、
既にFIREブームは終焉を迎えているというのは、
一定の説得力を持つとは思います。

FIREの概念は絶対に残る!


しかしながら、FIREを名乗る方々の多くは、
今回程度の株式市場低迷では特になにもしない!
という状況なのではないかと思います。

FIREのFinancial Independenceという概念ですが、
2~3割程度の株式市場下落でダメになるのであれば、
そもそも論として経済的自立とは言えないのではないかと思います。

従って、今回の株安&物価高で終焉するというのは、
低資産FIREブームというべきであって、
FIREブームそのものは残るのではないかと思います。

経済的自立を達成して早期退職するという概念自体が、
株安や物価高によって色あせるということはないですからね...

ただ、20~30代で低資産FIREという、
難易度の低いFIREのリスクの高さが浮き彫りになった、
ちょっと怖くて真似できないな...と言う人が増えた、
そんなところではないのかと思います。

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