2022年5月31日火曜日

上司ガチャ ~ 相性の問題でなく、ハズレ上司は誰にとってもハズレでは? ~

上司ガチャ・配属ガチャ


上司ガチャ・配属ガチャに関する興味深い記事がありました。


上司ガチャ、配属ガチャについては個人的に言いたいことがたくさんあります。
なので、これらについては改めてまとめたいと思うのですが、
記事で触れられていない事で一つだけ言っておくとすると、

強力なコネで入った人は問題上司のいる部署には配属されない!

という法則があるかと思います。

世の中純粋な運だけではない!ということは、
頭に入れておいた方が良いんじゃないでしょうかね?

それはさておき、はずれの上司のインパクトを過小評価しているのでは?
と思われる箇所がありましたので、この件について述べてみたいと思います。

記事の該当箇所は以下の通りです。

"前出のサービス業の人事部長は「新卒採用数が30人程度の企業は間違いなく相性を考慮して配置しているのは間違いない。新入社員は社会的耐性がなく、上司と相性が悪いとメンタルダウンを引き起こしてしまいがち。最悪辞めてしまうリスクを回避するために大半の企業がやっているのではないか」と指摘する。
 このやり方だと上司ガチャは発生しにくいし、新入社員にとってはありがたい話だ。しかし、弊害もあると言う。同人事部長は「新入社員は仕事や人間関係などいろんなカベにぶつかり、それを克服して成長していくものだ。単純にリスク回避でやさしい上司の下に預けると、仲良しクラブみたいになり、本人の成長を阻害することにもなりかねない」と危惧する。"  (引用元) 「こんなはずじゃなかった……」 新入社員を悩ます“ガチャ”の正体

上司との相性?


該当記事の前半部分では、「相性を考慮」とありますが、
いわゆる”問題上司”と相性が良い人なんているんでしょうかね?

彼はタフそうだから、この上司の下でも大丈夫だろう...
などと勝手に判断されたら、その人はいい迷惑です。

また、後半部分では「新入社員は仕事や人間関係などいろんなカベにぶつかり、
それを克服して成長していくものだ。」とありますが、
克服できずに会社を辞めたり、鬱病になったりする人もいるわけで、
問題上司のインパクトを過小評価しているのでは?
と思わざるを得ないですね。

「仲良しクラブ」で働きたかったですね...


また、記事には
「やさしい上司の下に預けると、仲良しクラブみたいになる」
とありますが、そんな上司見たことないな~

本当にそんな上司がいたら気味が悪い部分もありますが、
ちょっと働いてみたい気持ちもありますね。

この手の文章を読んでいて思う事ですが、
「やさしい上司は本当はダメで厳しい上司は本当は良い」
みたいな価値観がちょっと透けて見えるのですね...

個人的には「厳しい上司」というのは、
ただ怒りまくっているだけみたいな人が多い印象で、
この辺の価値観から変えていかなければダメのような気がします。

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2022年5月30日月曜日

【FIRE開始年齢目標に関わる課題】40代では出来るけど50代では出来ない事って何?

40代なら間に合うけど50代では遅いこと


若いうちにしか出来ないことをやるから早期退職する!
というのはセミリタイアやFIREの理由として良く語られます。

何となく見ていた動画でもこのような事が語られていましたが、
例えば、40代ならまだ間に合うけど、50代になったら遅い!
なんてことは具体的に何だろう?と考えますと、
やはり身体を動かすことに関連するかと思います。

野球とかサッカーが趣味な人にとっては、
40代で同好会とかサークルに入れば、
まだまだ戦力扱いされるかもしれないけど、
50代だとちょっと厳しい...とかはあるかもしれないですね。

ただ、純粋にスポーツを楽しむだけであれば、
50代でもまだまだいけるような気はします。

セミリタイアは早い方が良いのは同意だが...


身体を動かす趣味でなくても、セミリタイア開始時期が早ければ早いほど、
自分の好きな事や趣味に掛けられる時間は長くなりますので、
そっちの方が良いに決まっているとは思います。

しかしながら、40歳開始と50歳開始のFIREでは、
後者の方が経済的ゆとりが生じるのは間違いないので、
まだまだ先の長い人生において、
生活の質的面を考えると早ければ良いというものではありません。

また、40歳のFIRE開始であれば資金面での不安より、
Uber Eatsなどの副業で時間を使う必要があるかもしれません。

この時間を冷静に計算すると、
正社員を2~3年遅らせるだけで10~20年分のUber Eats代を稼げるかもしれず、
どちらが良いのかは慎重に吟味する必要があるかと思います。

セミリタイア系のブログなどではUber Eatsなどは楽勝と言っている人がいますが、
実際に街中を走っている中高年の人たちが、
あまり楽勝っぽくないのが個人的には気になります。

何が良いかは個人の趣味趣向


上記で述べた事をケーススタディ的にまとめますと、
以下の3つでどれが良いかを選ぶか?
という問いに答えることになるかと思います。

A:40歳でセミリタイア、毎月10万円で生活する、副業なし
B:40歳でセミリタイア、毎月15万円で生活する、副業で5万円稼ぐ
C:50歳でセミリタイア、毎月15万円で生活する、副業なし

私は後の長い人生を考えるとCを選択したいと思いますが、
Bを好む人が多いような気がします。

まあ、私とて40歳でセミリタイアしなければ実現できないものがあれば、
AかBという選択肢になるのでしょうが、
そこまでして早くセミリタイアする必要性があるのかな?
と言ったところですね。


2022年5月29日日曜日

「金融のプロ」は本当に金融のプロなのか?

”金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論” を読んでみた



本の内容としては『長期・分散・積立投資』の王道を推奨、
特に、8資産均等型の投信をお勧めするというもので、
この辺りの背景や理論についてわかりやすくまとめているな~という感じです。

ただ、この本を読んでいて、ちょっと本論とは別のところで気になりました。
それは、タイトルにもある「金融のプロ」をやたらと強調しているところです。

筆者が金融のプロであることは間違いないが...


本書の一環したトーンとしては、
金融のプロでも投資のタイミングやどれに投資すべきかの判断は難しいので、
長期の積み立てをお勧めするというものです。

なので、やたらと「金融のプロ」を強調する言葉が出てきます。

例えば、

"筆者は証券アナリストの資格を持つ元金融パーソンとして、アクティブ運用にまったく意味がない、というところまで言い切るつもりはありません。(p148)"
"筆者は証券アナリストかつフィナンシャルプランナー1級資格を持ち、金融庁の有識者会議にも呼ばれる金融のプロですが、(p154)”
"筆者は、証券アナリストであり、国際金融の世界で長年過ごした金融のプロです。(p209)"

と言ったところです。

北村慶氏の経歴を拝見する限り、
金融のプロという肩書に偽りはないと思いますが、
ここまで強調しなくても良いのでは?と思わないこともありません。

金融のプロは本当にプロなのか?


実は兼ねてから漠然と思っていたことがあって、
投資関連のブログなりヤフコメなりには、
「自分は金融のプロだが...」
と言ったコメントが多く見られるのですが、
本当にプロなのか?
そもそもプロとは何なのか?
ちょっと良くわからない点が多いよな~ということです。

予想がバンバン当たる人とか、
運用実績とかが凄い人なら、
確かにプロにふさわしいかと思いますが、
例えば、金融機関の在籍期間こそ長いものの、
これと言った実績がない人はプロなのか?
と言った疑問も生じてくる感じです。

まあ、金融に限らずですが、肩書に惑わされず、
発言内容を十分吟味して判断していきたいと思いますね。

2022年5月28日土曜日

”65歳まで働き66歳から年金繰り下げ受給”はありか?

65歳まで働き66歳から年金繰り下げ受給


年金関連の記事でちょっと気になったのが


という記事です。

筆者の主張のコアとなるのが、

・65歳まで働き切る (厚生年金保険料・健康保険保険料の会社半分負担メリット享受)
・65歳到達時点で、「あと1年間は年金なしで暮らせる」と思えるよう準備

と言ったところです。

ただ、筆者の主張は60歳からは人それぞれ多様性が進むので、
色々なパターンを考えておく必要ありといったところで、
押しつけがましいところがなく、提案型であるのが良いと思いました。

60~65歳は人生の黄金期かも?


ただ、個人的に気になるのは、
やはり「65歳まで働く」という主張です。

記事にもありますように、
”60~64歳の半数は半分以下の収入で働いている”
わけですから、

・60歳以降の年収がいくらか?
・手取りはいくらか?
・年金が増えるというがいくら増えるか?
・仕事内容はどうなのか?

これらの複合的要素をもう少し精査する必要があります。

個人的に言わせて頂ければ、

・60歳以降の仕事内容は超絶つまらないリスクが高いこと、
・60~65歳までなら身体がまだまだ動くので、
 残された人生でやりたい事をやるならこの時期しかないかもしれないこと、

この2点をかなり軽視しているのでは?
という感想は持ちました。

60歳で辞めた場合のシミュレーションも


65歳まで働いて、年金を増やす為に66歳までの1年間は手持資金で、
その準備はしておきましょう!という基本路線は悪くないのですが、
もう一歩進めて考えてみたらどうでしょうかね?

例えば、60歳の定年まで働き、
年金受給開始65歳までの5年間は手持資金で、
とすれば実際いくらの資金が必要なのか?
実際に計算してみれば意外と少ない資金でいけるのは?
というケースも多そうです。

まあ、仕事が生き甲斐的な人は、
年金が増えるとかの問題は別にして働き続けるでしょうから良いとして、
本当は仕事が嫌で嫌で仕方がないのに、
年金がちょっと増える程度の話で人生の晩年に5年働く...
これはちょっとキツイんじゃないかと思いますね。

2022年5月27日金曜日

病院で怒鳴る老害ジジイに遭遇

保険証確認でいきなり怒鳴る


昨日はかかりつけ医に行った際に、
いきなり怒鳴る迷惑老害ジジイに遭遇しました。

病院では月初めに保険証を提示するのがお約束ですが、
その老人は月初めではないので診察券しか出さなかったら、
受付女性が保険証はありますか?と聞いたところ、
いきなり受付を怒鳴りつけたのです。

確かに、普通の病院受付であれば、
今月初めてかどうかを確認してから保険証の提示をお願いするでしょうから、
機械的に保険証の提示を促すのはいかがなものかとは思いますが、
多数の一般患者が待っているクリニックで怒鳴るほどの話ではありません。

とっとと診察して追い出す


どうもこの爺さんは、前回処方された薬があわず、
何とかしてくれみたいな話で来たようで、
彼の頭の中では診察もなしに受付で新しい処方箋をもらうイメージだったそうです。

どう考えるとそういう発想になるのかはわかりませんが、
クリニックサイドとしても、
この迷惑爺さんをとっとと診察して追い出すことにしたらしく、
順番を飛ばして診察することにしたようです。

老害爺さんは多い...


このクリニックに限らずですが、
待ち時間が長いとかなんだかんだでクレームをつける爺さんは多いですね。

セミリタイア生活に入ると、病院も平日の日中とかに行けて良いのですが、
患者層がこういった迷惑老害爺さんとかぶるのはディメリットです。

まあ、間違ってもこういった迷惑爺さんにならないよう、
自分は気をつけたいところです。

2022年5月26日木曜日

【役職定年・サイドFIRE・完全FIRE】同じ年収3百万円でも全然違う!やはり目指すは完全FIRE!

50代で年収3百万円をどう見るか?


昨日は50代ともなるとサラリーマンの給与格差は30倍にもなる!
という話を致しました。

役員でも1億円貰うと名前が出てしまうので、
90百万円程度に報酬を抑えるところもあるとのこと。

これをベースに1/30の年収を計算すると、
年収は3百万円となりますが、
これをどう見るかは結構難しい問題らしいです。

まだまだ子供が学生だと年収的には厳しいのはもちろんですが、
実際にその金額に見合う働きをしているのかという観点から見ると、
給料だけ下げられて昔と同じ仕事をしている人、
事実上仕事がほとんどない人が同じ水準の給与となっているからです。

同じ年収3百万円でも全然違う


年収300万円というくくりで考えると、
若手社員と役職定年・嘱託のベテラン社員が同じカテゴリーとなります。

4%のFIRE理論に基づく不労所得を計算すると、
75百万円の資産があれば年間3百万円使うことができます。

一方、サイドFIREを名乗る人の中にはUber Eatsなどの「副業」で、
年間3百万円程度は軽く稼ぎだす人もいらっしゃいます。

同じ3百万円を稼ぐと言っても、
その内容は多岐に渡るよな~などと漠然と考えていたのですが、
このことから自分が感じたのは以下のようなことです。

完全FIREの有効性を再確認


50代で年収3百万円で働くということは、
仕事内容や会社での扱いなど含めて考えると、
特にプライドの高い人にとってはきついな~ということです。

また、サイドFIREで年間3百万円程度を稼ぎ出すことは可能だと思いますが、
労働時間という観点から見た場合、
普通のサラリーマンより働いている時間が長いのでは?
という疑問が出てくる人も時々みかけます。

となりますと、やはり純粋に資産収入・取り崩しだけで3百万円、
ここに至る道はそれ程簡単ではありませんが、
完全FIREを目指す価値はあるのではないか?
というのを改めて実感する次第です。

まとめますと、65歳とか70歳までは普通に働くという流れ、
数百万円の資産でもサイドFIREなら簡単にできるという流れ、
この点はもう少し考えてみた方が良いのでは?
というのが個人的な結論になります。

まあ、そもそも年間3百万円も普通は使わないでしょうから、
実際のハードルはこの例よりはかなり下になると思いますが...

2022年5月25日水曜日

同じ会社の50代の給与格差は30倍 ~ これじゃやる気でないよな... ~

役員で〇千万円、一方既にリストラ済みの人も...


私が最初に就職した会社の同期の近況を聞く機会がありましたが、
何人かは既に役員になっているそうです。

役員ともなれば、報酬は〇千万円という単位らしいので、
私なんぞとは仕事内容も報酬も別世界の住人という感じです。

一方、既にリストラ済みや出向済みの人も多く、
人数的には圧倒的にこちらが多いです。

役員になれる確率など2~3%だが...


まあ、役員になれる確率などせいぜい2~3%でしょうが、
なってしまえば好待遇が待っています。

一方、多くの人は役職定年や出向等により、
キャリアハイの年収の半分以下で働いている人も多いとのこと。

となると、同期でも給与格差は20~30倍になるらしく、
一般でいう格差社会とは別の意味で、
オソロシイ格差が発生しているのを実感致します。

これではやる気が出ない人も...


20年以上前に辞めた会社なので、
偉くなった人が仕事ができるとかできないとか、
実績がどうだとは私にはわかりませんが、
能力の差が30倍もあるというのか?
と問われると変な気持ちになります。

まあ、何の役にも立っていない人と、
職場の収益をほとんど一人で稼ぐ人の差なんかを考えれば、
そういうこともあるんだろうな...という感じではありますが...

ただ、〇千万円貰っている人より自分のが優秀だと思っている人が、
実際は〇百万円しかもらえないポジションだったら、
真面目に働くのが馬鹿らしくなるんだろうな...
という事は想像できますね。

実際そんなこと言っているヤツもいるらしいですな...


2022年5月24日火曜日

【セミリタイア・ケーススタディ】50歳までに1000万円貯めて60歳から年金繰り上げ受給はありか?

FIRE & セミリタイアには様々なケースがある


FIREとかセミリタイアがそれなりに世間に知れるようになって、
様々なバリエーションが出てきたな!という印象があります。

それゆえに、かなりFIREと呼ぶには無理があるとか、
セミリタイアと言いながら普通のサラリーマン並に働いているなど、
ちょっとこれはどうかな?と思うものもあります。

そんな中で、これはちょっとありかも知れない!
と思ったケースを取り上げてみたいと思います。

ざっくり言えば、

・50歳まで正社員で働いて1,000万円を貯めて完全リタイア
・50歳から年間100万円で生活、原資は1,000万円の取り崩し
・60歳からは年金繰り上げ受給、年間100万円受給を見込む
・寿命が尽きるまで年間100万円で生活する

と言ったところです。

40歳で貯蓄0円からでもアーリーリタイアが可能


20~30代の方がセミリタイアを目指すのであれば、
50歳で1000万円を貯めてアーリーリタイアというのでは、
あまりに遅すぎるし、目標資金設定額も少ないのでは?と思うでしょう。

ただ、40歳までは貯蓄0円という生活をしていた人が、
セミリタイアという概念を初めて知ってからアクションを起こすのであれば、
話は別かと思います。

40歳から毎年100万円程度を貯めるのは正社員ならそれ程ハードルが高くないし、
50歳までサラリーマンを続けるのであれば、
60歳から年金100万円/年を受領するのは十分可能だからです。

65歳とか70歳までにダラダラと目的もなくサラリーマンを続けるより、
50歳でサラリーマン生活に見切りをつけられれば、
より良い人生になる可能性は高いかもしれません。

私なら退職を少し遅らせるかな...


しかしながら、このケースをたたき台として考えるのであれば、
私なら退職年齢を若干遅らせることにしたいですね。

60歳から年金が年間100万円もらえるのであれば、
65歳から受給にすれば132万円程度貰えることになります。
(5年前倒しで24%減少するので)

将来のインフレリスクや年金カットを考えれば、
ここは65歳受給にしておいた方が良いのでは?と思います。

となると、年金受給までの生活費が100万円は不変とすれば、
あと2.5年だけ余計に働いて(52.5歳まで働く)、
1,250万円を貯めてからリタイアの方が良い気がします。
(2.5年余計に働くので年金ももうちょい増えます)

もちろん、1,000万円を上手く運用するとか、
60歳までは軽いバイトをするとか、
年金受給後も手元に100万円くらいは持っておきたいとか、
バリエーションは無数にあるでしょうから、
自分にあった方法を見つければ良いと思います。

20~30代でのセミリタイアでは、
年金が十分に貰えないという弱点がありますが、
30年くらい正社員であればそれなりに年金が貰える強みがありますので、
ここを活かすプランというのは結構ありかもしれないな?
と思った次第です。

2022年5月23日月曜日

【セミリタイア俗説 "仕事をしないとボケる" への疑問 ②】セミリタイア後の方が頭を使う

セミリタイア後は知的好奇心の赴くままに...


昨日は、私個人の経験として、
サラリーマン時代の後半は流れ作業のように仕事をこなし、
ルーティン化していたので、それ程頭を使わないという話をしました。

一方のセミリタイア後はどうか?
私の場合は、知的好奇心の赴くまま、
様々なジャンルの書物を読んだりYouTubeの動画を見たりで、
勉強という堅苦しい言葉からは遠いですが、
歴史・美術を中心として色々と知識を吸収しているという感じです。

仕事しないでボーっとしている?


リタイア後にボーっとして急に老け込む...
仕事人間にはありがちな話かと思います。

ただリタイアというのは年齢的に強制的に訪れるものであり、
仕事人間が仕事に集中し、リタイア後のことなど一切考えてこなかった...
その結果、やることがなくボーっとしている...
これは非常にありがちな話かと思います。

しかしながら、セミリタイアというのは早期退職を伴うことが多く、
能動的にそこに向かって努力をし計画を練っているケースがほとんどです。

そこまでして勝ち取ったセミリタイア生活ですので、
基本的には会社を辞めてやることがないとか、
そんなことはないのでは?

実際問題、セミリタイア系ブログを拝見させて頂くと、
精力的に読書に励んでいる方、
大学時代の専門を学び直す方(理系に多い印象)、
こういった方が多い印象です。

10年~20年かけてセミリタイアを目指すわけだから...


セミリタイア資金を貯めるには10年スパンで貯蓄・投資に励むわけで、
その過程で色々とセミリタイア生活をシミュレーションします。

それだけ長い間かけて計画したプランというものが、
やることないからボケを誘発する...
なんてもののはずはないと思うんですよね。

セミリタイア批判者は別に10年単位で
セミリタイア批判の論理を組み立てるわけではないので、
どうしても論理が甘くなるのでは?と私は思っています。

2022年5月22日日曜日

【セミリタイア俗説 "仕事をしないとボケる" への疑問 ①】仕事でそんなに頭を使っているのですか?

仕事しないとボケる?


セミリタイア批判、あるいは、生涯現役礼賛の根拠として、
「仕事をしないとボケる」
というのがあります。

確かに、この理屈が成り立つ人もいるかとは思いますが、
私は多くの人にとってはむしろ逆なのではないかと疑っています。

少なくとも私にとっては真逆と言っても良いくらいで、
むしろ、仕事を続けていたらボケていたのでは?
とさえ思います。

その辺りについてまとめてみることに致します。

仕事の二極分化について


サラリーマンの仕事については二極分化が進んでいると思います。
特に40代以降についてはその傾向が顕著です。

二極化とは何かと言えば、
ビジネスの全体像をデザインをしたり戦略を考える仕事と、
その指示に従って粛々と駒となって動く仕事とのことです。

前者はごく少数のエリート、後者はその他大勢と言った感じです。

仕事でそんなに頭を使っているのですか


私はかなり長い期間同じ仕事に従事していたので、
サラリーマン時代の後半の仕事は流れ作業のような感じで、
頭を使うという局面が皆無とは言いませんが、
殆どが単なるルーティーンでしたね。

「仕事しないとボケる」という主張をしている人は、
日々お仕事で頭を使われている人なのでしょうが、
その比率はそんなに高いのかな~というのが、
私のシンプルな疑問ですね。

私はむしろ、サラリーマンを辞めてセミリタイアしてからの方が、
日々頭を使っているのではないか?
と思っていますので、その件については次項で述べたいと思います。
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2022年5月21日土曜日

「小野平八郎の乱」で思い出した”財務官僚に教わった唯一の事”

財務省総括審議官を逮捕


超スーパーエリート官僚が酒に酔って暴行して逮捕という、
何ともなさけない事件が発生しました。

"走行中の電車内で、乗客に暴行を加えたとして、警視庁は20日、財務省大臣官房総括審議官の小野平八郎容疑者(56)を暴行容疑で現行犯逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同庁は認否を明らかにしていない。"  (引用元) 財務省総括審議官を逮捕 酒に酔い電車内で暴行か―警視庁
ネット上では「小野平八郎の乱」といじられていますが、
実際問題笑いごとではありませんね。

公務員だとすぐに新聞沙汰


小野氏が一般の会社員であれば、
ここまで大々的に取り上げられることもなかったでしょうが、
財務省という決して評判の良いとは言えないお役所の高級官僚、
マスコミが放っておくはずがありません。

本人もとりあえずは更迭されたそうですが、
一般の会社なら懲戒免職となるであろう事案、
今後どうなるのでしょうかね?

私が大蔵官僚に教わった唯一の事


今回の財務官僚逮捕を聞いて、私が金融機関勤務時代に接点のあった、
大蔵(当時はまだ財務省でなく大蔵省)官僚の事を思い出しました。

当時の私は30歳くらいの平社員でしたが、
私の所属部署とその大蔵官僚は仕事上、
薄い接点があって彼は時々会社に出入りしていました。

その大蔵官僚は当時35歳くらいだったと思いますが、
こちらが挨拶しても返事を返さないのはもちろん、
オレと口が聞けるのは部長だけで、
お前らごときが話しかけるな!というオーラを発していました。

というわけで、私は彼から高級官僚が民間企業の社員をどう思っているか?
本当に威張るとはどういうことか?を学んだと思っています。

当時の部長というのも結構威張っているひとだったんですが、
大蔵官僚に比べたらチンピラの威張り方でしたね。
私の筆力がなくてこの違いを表現できないのが残念ですが...

もちろん、財務官僚を筆頭としたエリート官僚が全員そうだとは言いませんが、
こういったマインドの持ち主は結構いるんじゃないかないかと思いますよ。
その後にも何人か同じようなのに会っているし...

なので、今回のような事件を聞いても、
特に大きな驚きはないかな?という感じですかね?
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2022年5月20日金曜日

【元経理マンの視点】4630万円誤送金問題を振込担当者の立場から見る

経理担当者は青ざめる案件


4630万円誤送金問題でお金を使った人が逮捕されました。
名前も顔写真も世間にさらされた上に、
使ったお金は自己破産しても免責されないという意見もあり、
今後は恐ろしく苦難な人生が待っているでしょうね。

ただ私が気になるのはお金を受け取った側ではなく、
間違って送金してしてしまった側の立場です。

私は20年近く経理を担当していたので、
自分が同じ立場だったら生きた心地がしないだろうな...
と思うのと、流石にこんなミスは起きないだろう...
という複雑な気持ちが入り混じります。

フロッピーで情報のやりとり?


阿武町と銀行とのデータのやり取りでフロッピーディスクが使われていたと聞いて、
一体いつの時代だ!と思ったのが最初の印象ですが、
これが銀行側の意向と聞いてびっくりです。

しかし問題が生じたのはそのデータのやりとりではなく、
提出する必要のない依頼書を銀行に提出して、
その依頼書通りに銀行が処理が実行したから今回の問題が発生したとか...

誰かが依頼書をチェックすれば、こんな単純なミスはスルーするはずはないので、
チェック体制が構築されていなかったのでしょうね。

経理担当者から見てこのミスが起きようはないのが、

・送金処理は複数の人間を経なければ実行されない
・一個人に対する振込限度額が設定されているはず
・これだけの人数の振込処理をすれば、
 振込合計金額をチェックするはず

と言ったことが挙げられます。

特に、一個人への振込だとすると、
例えば、1,000万円以上の振込はそもそもできないようにシステム設計されている、
そして、そういった振込をしなければならない場合、
通常より上位管理者の承認が必要などといった仕組みになっていないのは、
どうだろうか?と思うのですね。

対個人ビジネスのリスク


私は経理担当が長かったので、何度か誤送金をしたことがあります。

ただ、基本的には法人相手の振込だったので、
基本的には先方から
「これ何の振込ですか?」
という確認の電話が来ることがほとんどです。

その際の対処としては、「手数料を引いてお金を戻してもらう」か、
「次回の送金の前払い的扱いにしてもらう」といったところで、
まあ、お金をネコババされるリスクは基本的にはありません。

ただ、相手が一見の個人宛だったら、
そのまま何の連絡もなく気付くのに時間がかかることもあるでしょうし、
今回のような相手だったらお金を使われてしまうリスクもあるということで、
個人相手のビジネスのリスクを感じました。

今回の件で、本当はどういうフローで誤送金が発生したのか詳細はわかりませんが、
こんなことが起こりうるような管理体制の職場では絶対働きたくないな...
というのが正直な感想ですね。
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2022年5月19日木曜日

【MNP弾】iPhone SE(第三世代) 64GB を9,900円で購入 【OCN@ヤマダ電機】

MNPのみ安くなる不思議


楽天モバイルは11月より本格的に改悪し0円キープが不可になりますが、
無料通話や楽天市場でのポイントアップなど、
メリットが残っていると判断、
私個人としては回線キープの方向で検討しています。

しかしながら、回線のクオリティの低さは相変わらずなので、
改めてもう1回線契約することに致しました。

今現在、家電量販店や携帯ショップなどでスマホの安売りをしていますが、
安く買えるのはMNPのみの場合がほとんどで、新規は対象外です。
(若者は新規でも安く買えるケースがありますが...)

そこで、一旦格安SIMを契約して新しい電話番号をゲット、
その電話番号からMNPを利用して安くスマホを購入するという方法があり、
この格安SIMのことをMNP弾と称するようです。

今回、ネット情報を見よう見まねで実行して、
iPhone SE(第三世代)を購入したので、
備忘録的に経緯を記載したいと思います。

なお、MNP弾に関する情報については、
ネットで書いてあることが人によって微妙に異なり、
また、日々状況が変わっているようなので、
実際にこの方法を実行する際は店員さんに確認するなど、
最新の情報をチェックすることをお勧め致します。

LinksMateで契約


私がMNP弾として契約した格安SIMはLinksMateです。

LinksMateは一番安い携帯料金が月額517円 (100MB)と安いので、
仮に格安でスマホがゲットできなくても、
古いスマホにこのSIMカードを使ってしばらく使うのもありと思っていました。

時系列的にスマホをゲットするまでの流れは以下の通りです。

5月09日(月):LinksMateの格安SIMへ申し込み
5月10日(火):SIMカード発送の連絡
5月11日(水):SIMカード受領
5月15日(日):LinksMateでMNP番号取得(ネットで可能)
        ヤマダ電機渋谷店でMNPでOCN契約でiPhone SE(第三世代)購入

【MNP弾作成費用】

契約時に必要な費用

・100MBプラン (音声通話あり・SMSあり) :    392円
 2022/05/14 ~ 2022/05/31分      
・ユニバーサルサービス料等(3円/1枚) :              3円
・送料(1,000円/1件)                                     :1,000円
・小計                                                               :1,395円
・消費税                                                           : 139円
---------------------------------------------------------------------------------
合計                                                                  1,534円

MNP転出時にかかる費用

プラン解約手数料(3,000円/1件)+消費税 :3,300円

∴ 上記2件の合計として4,834円  

iPhone SE(第三世代) 64GBが実質14,734円


上記のMNP弾作成費用を考えれば、
iPhone SE(第三世代) 64GBの購入費用は9,900円 + 4,834円で14,734円となります。

Appleで購入すると57,800円ですから、
随分と安く購入できるものだな~という印象です。

ちなみに、私は最初にヤマダ電機・池袋へ行きましたが、
こちらではすでにOCN扱いの当該iPhoneは売り切れ、
その後に渋谷に行ったらまだ在庫があったという感じで、
非常に危ないところでした。

まあ、このMNPだけやたら優遇する風潮は何とかならんものかとは思いますが、
これを上手く活用する方法があるなら利用しない手はないといったところですね。

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2022年5月18日水曜日

楽天モバイルのサブとしてOCNモバイルを契約しました

楽天モバイルのサブとしてOCNモバイルを契約


楽天モバイルの0円廃止に伴って、
様々なアクションを取る人が増えると思いますが、
私は楽天モバイルの回線はキープしつつ、
OCNモバイルの最安値500MB/月コースを契約しました。

月額料金は税込550円で、無料通話が月10分ついてくるそうで、
しばらくは、携帯2台体制で行く予定です。

楽天モバイル有料化の前に上記アクションを取った理由ですが、

・楽天モバイルが自宅で圏外になることが増えた
 (電波がどんどん良くなっているはずだが逆行?)

・iPhoneが欲しかった

という2つがあります。

楽天モバイルが自宅で圏外になる


私は東京都内のそれなりの人口密集地域に住んでいますが、
最近は自宅で楽天モバイルが圏外になる時間帯があります。

電波が悪いというのは昔からあり、
まあ無料だからと我慢していましたが、
圏外というのは大問題があります。

先方が私に電話した時は圏外だったので電話がならず、
電波が通じた時に着信を確認して折り返そうとしたら圏外...
このような問題が結構な頻度で起きました。

OCNモバイルはdocomo回線ということもあり、
流石に電波がバリバリに入るのでこういった問題は起きません。

今後はOCNで電話を受けて、
こちらから電話をするときは楽天モバイルの無料通話
(電波状況を確認、場合によっては移動して)、
そういったスタイルにして移行しようかと思います。

iPhoneが欲しかった理由 - iPod touch販売終了


私は楽天モバイルではAndroidのスマホを利用しています。
特にスマホに拘りがあるわけではないので、
まあ普通に安いスマホを買って問題なく使えています。

しかしながら、音楽機能としてはiPod touchを長年愛用しており、
移動中に聞く音楽はiPodを使っています。

一方、iPod touchは電池容量が少ないという弱点もあり、
バッテリーなしで長時間使うのは困難です。

また、電池がダメになる頻度も結構高く、
今使っているのも電池交換を2度しています。
(Appleで電池交換を頼むと、新しい端末が来るので、
 実質的には機種交換なのですが...)

そんな問題があるのに加えて、AppleがiPodの生産終了を発表、
iPodの後継機種としていずれiPhone購入する必要があるな...
と思っていたところに、楽天モバイルの電波問題が生じました。

なので、今回サブ回線としてOCNモバイルを契約するにあたり、
MNP利用でiPhone SE(第三世代)が9,900円で購入できるチャンスを活かし、
iPhoneを購入するに至りました。

MNP弾を使っての格安でのiPhone購入過程につきましては、
次項で述べたいと思います。
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2022年5月17日火曜日

”「アーリーリタイア」という発想は捨て、夢中になれる仕事を選ぶ” のどこがおかしいか?

成功者は仕事を楽しんでいる


私的にはちょっと気になる記事を見つけましたので引用します。

"成功者はほぼ例外なく、仕事を楽しんでいます。だから彼らの中で「アーリーリタイアしたい」という人は多くありません。起業家に至ってはもっと顕著で、ほとんどの人は働けるまで働く生涯現役を当然のものとしています。(中略) 凡人は「お金があれば仕事はしないはず」という前提があり、成功者の仕事に対する姿勢やモチベーションがまるでわかっていません。そして、そういう発想であるがゆえに、仕事で成果が出せないのです。"  (引用元) お金持ちは「早期退職」したがらない!? お金持ちになれる人の共通点
記事は、"「アーリーリタイア」という発想は捨て、夢中になれる仕事を選ぶ"
という形で結んでいます。

一見正しい論調に見えますが、
私が違和感を覚えた理由について説明致します。

若年FIRE批判としては有効だが...


昨今のFIREブームの中で、若くしてFIREを目指す人の中には、
「労働はクソ」などと切って捨てる人も多いですが、
彼らに対する批判であれば筆者の批判は正鵠を射ている部分はあります。

しかしながら、FIREなりアーリーリタイアを目指す人の中には、
本当は仕事で成功をしたい人とか、
仕事を楽しみたい人もいると思います。

例えば、

・仕事そのものは好きだが上司との相性が悪い
・自分の希望する部署とは真逆の部署に配属させられた
・一所懸命努力したが実力が追い付かない

といったケースです。

成功者が仕事を楽しんでいるのは知っています!


仕事で成功してお金持ちになった人が、
仕事を楽しんでいるとか仕事が生き甲斐というのは、
想像の範囲内かと思います。

私は凡人ではありますが、
「お金があれば仕事はしないはず」
などとは思いません。

しかしながら、一所懸命努力をしたにもかかわらず、
仕事で成功しなかった人や夢中になれる仕事に辿り着けない人もいます。

と言うより、そういった人の方が成功した人より多数ではないか?
そんな風に思います。

自分がやりたい仕事もやらせて貰えず成功とは程遠いけど、
それなりの給料は貰っているという人が
アーリーリタイアを目指すというのは、
実現困難な仕事での自己実現に固執するよりは、
個人的には良い生き方なんじゃないかと思いますがどうでしょうかね?

努力が足りないとか言われるんでしょうか??

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