2020年12月31日木曜日

2020年はスカかというとそうでもない ~ 株高 & 引きこもり生活 ~

2020年はまあまあの年だったかもしれない?


2020年は極めて特殊な年だったので、
まとめてみるのが難しいですね。

1月には3週間程度タイへ旅行に行って、
戻ってきたらずっと引きこもり生活という感じでした。

こう書いてしまうとスカだったように思えますが、
そうでもないのが難しいところです。

自分は引きこもりに向いているかも?


普通の生活でずっと家にいるというのは、
何となくもったいない気がしますが、
世間的にも外出するのがダメという雰囲気であれば、
逆に堂々と引きこもっていられます。

そして家にいても、ネット環境と本だけあれば、
それなりにというか、かなり快適に過ごすことができます。

気分的に結構滅入るかと思いましたが、
正直それ程でもありません。

自分は思ったより引きこもり耐性がありそうです。

株高 & 旅行支出減


そして今年のもう一つの特徴は「株高」です。
私は基本的には株式投資の金額は増やしても減らしてもいないのですが、
含み益の増加が今年の支出を上回りました。

夏の大型旅行が中止で支出が減った影響も大きいですが、
計算通り順調に減少してきたセミリタイア資産が、
ここに来てちょっと増加している状況です。

ただ、これはあくまでも「含む益」であるため、
支出プランに変更はなしという形で行きたいと思います。

今のところ、利益を確定させるつもりはありませんが、
更なる株高となるような場合は、
株主優待銘柄を除いて一旦手仕舞っても良いかとは思っています。

流石に今の株高はちょっと怖いです。

そうは言っても...


2020年度をまとめてみると、
お金は減らないし結構楽しかったかも?
と言ったところに落ち着くかもしれません。

ただそうは言っても、株高がこれからも続くかどうかは不透明だし、
引きこもり中心の生活も流石にあと1年続けたら飽きるかもしれません。

セミリタイア生活の新しい楽しみ方を模索するのは、
やはり必要ではないかというのは実感していますね。

それに関係した新年の抱負的なものは、
また改めて記載したいと思います。

2020年12月30日水曜日

年末にリストラ発表するイヤらしい意図 ~ 進退は正月休みにじっくり考えとけ!ってことなの? ~

日本板硝子の早期退職募集は12月29日発表


日本板硝子が早期退職の募集を発表しましたが、
発表した日が12月29日と聞いてちょっとビックリです。

多くの社員が既に正月休暇に入っているこの時期か!
というのが第一印象なのですが、
カシオが23日に早期希望退職を募集するなど、
年末にこの手の発表するのはそう珍しいことでもないようです。

正月休みにじっくり進退を考えろということか?


このタイミングでの発表というのは、
年末年始の休暇中にじっくりと家族とも話し合って、
年明けすぐには退職を表明してね!
という企業側のイヤらしい意図を感じますね。

期中のタイミングでの発表だと、
社員の動揺などによる仕事への影響が懸念される...
ということをマネージメントが考えていると勘繰ってしまいますね。

私が早期退職を希望した理由もここに


実はこれと似た思考というのは会社員時代によくありました。

予算作成時など中長期的なビジネス戦略を立てる際、
金曜日などに課題を与えて、

「週末のフレッシュな時なら良いアイデアもでるだろ!」

と言って、月曜日に発表させるというパターンがそれです。

最近はコンプライアンスなどもうるさくなったので、
土日に出社させるなどはコンプラ違反となりますが、
これだとOK(私はアウトだと思いますが...)らしいです。

月~金の仕事中はみっちり仕事をするけど、
土日はきっちり休んでリフレッシュ!
こういう当たり前の思考は通用しなかったですね。

私は土日に仕事のことを考えたり、
上司から電話があるのが嫌で早期退職に踏み切った部分もあります。

土日も仕事のことを考えるのが美徳、
社員になんとかタダ働きさせよう、
こういったマインドは、
あと10年くらい経っても変わらない気がしますね。

2020年12月29日火曜日

インターネット接続が断続的に途切れる! ~ 築年数の古い建物は要注意 ~

セミリタイア生活者には大問題!


ここ数日間ですが、インターネット回線が断続的に途切れる問題が発生していました。
1時間ごとくらいに2~3分程度ネットにつながらない状態になり、
これが継続的に発生するのです。

実はこの問題は時々発生しており、
部屋のモデムを交換したり、
建物に設置してある大元の機械を交換したりしましたが、
根本的な解決にはなっていませんでした。

セミリタイア生活に加えて、コロナ引きこもりの現在、
インターネットがつながらないのは大問題なので、
改めてチェックに来てもらいましたが、
この手の問題について有益な話が聞けたので、
ちょっとまとめてみたいと思います。

トラフィック過多の問題ではない


インターネットの接続が断続的に途切れる!と聞いて、
私の住む集合住宅に住む人が一時的に一斉にネットを使ったため、
回線が途切れることがあるかも?
といったことをカスタマーセンターの人が言っていたのですが、
これはないだろうとのこと。

このケースでは、速度が一時的に遅くなったりすることはあっても、
回線が切れるということは考えにくいとのこと。

それでは何が問題か?と言うと、
「建物が古いから」
という根本的な問題に行き当たります。

築年数の古い物件 & 海辺の物件は要注意


実はこの手の症状がおこる物件はそれなりにあって、
多いのは「築年数の古い物件」「海辺の物件」だそうです。

ケーブル等の劣化が影響していると思われますが、
全部とっかえるわけにもいかないので、
根本的な解決は難しいかもしれないとのこと。

また、ケーブル等の劣化が原因であることより、
インターネット業者を替えたところで問題は解決しないとも。

とりあえずは順調になったけど


そうは言っても今回は業者の人に来てもらうのも2回目なので、
前回より念入りに施設を点検してもらった結果、
「ひょっとしたら?」という箇所を念のため、
部品交換などしてもらったとのこと。

そのかいあってか、以後はネット接続は順調となっていますが、
また調子が悪くなるかも?というのは覚悟しています。

セミリタイア生活に入るにあたって、
家賃の安い物件に引っ越す方も多いかと思いますが、
築年数が古い物件に引っ越す場合は、
こういった問題も頭に入れておいた方が良いかもしれませんね。

2020年12月28日月曜日

セミリタイア後の悪夢は「悪いとこ取り」の傾向あり

悪夢に悩まされるセミリタイアラーは多い


セミリタイア系ブログを拝見させて頂くと、
退職後に相当年数が経過しているにもかかわらず、
未だに悪夢を見るという方が多いです。

私も会社を辞めてから3年半が経過していますが、
今でも定期的に悪夢を見ます。

悪夢を見た後というのは異様に疲れますが、
セミリタイアの身なので二度寝すれば良いのでその点は気が楽です。

ただ、他の方の悪夢の内容を拝見させて頂いて、
下記に述べるような時系列が滅茶苦茶なパターンの夢と言うのは、
結構あるものなのか疑問に思いましたので、
ちょっと触れてみたいと思います。

職場は直前だが上司は20年以上前の人


先日見た悪夢の内容ですが、
職場と仕事内容は明らかにセミリタイアするちょっと前のもので、
さあ帰ろうかと思ったところで、
上司から一晩では絶対終わらない量のレポートの作成を命じられます。
しかもそのレポートはどう考えても必要とは思えないもの...

そこで上司の顔を見ると、
20年以上前に辞めた会社の上司です。

そこで何かがおかしい...
そもそも会社を辞めたはずなのに...
と気がついて、汗まみれで起きるという感じでした。

「悪いとこ取り」の意味するところ


私の前職では、使うか使わないかわからない資料、
そういう資料をごっそり作るのが私の仕事で、
本当に苦痛でした。

ただ、帰り際に突然大量の資料作りを命じられるのはあまりなく、
これが良くあったのが、まさに20年以上前に辞めた会社でした。

セミリタイア後の悪夢が「悪いとこ取り」というのは、
前職の嫌な仕事を前々職の嫌な上司の下で行うという、
まさに私のサラリーマン時代の嫌な思い出のエッセンスを抽出したような、
嫌な事が凝縮された悪夢を見るという事です。

嫌な思い出を無意識がほじくり返す


それにしても数年前の嫌な思い出を夢に見るのはわかりますが、
20年以上会っていない消息不明の上司の夢を見るのは何とかしたいところ。

何だか最近、過去10年くらいの嫌な思い出を悪夢が再現しつくしたのか、
もっと昔の嫌な思い出が悪夢でほじくり返されている気がしますね。

未だにサラリーマン時代のダメージが癒えていないのを実感しますが、
この辺が一巡すると、悪夢を見なくなるのかもしれませんね。

2020年12月27日日曜日

「サラリーマン生活を続けなくて良かった!」という意味を再考してみる

セミリタイア生活が充実しているというポイント


私は今のセミリタイア生活にそれなりに満足をしており、
少なくともあのままサラリーマン生活を続けていた時に比べて、
遥かに充実した日々を過ごしているという実感はあります。

実はここで一番重要なポイントなんですが、

”あのままサラリーマン生活を続けていた時に比べて”

という箇所ではないかと思っています。

今回はその意味を考察してみたいと思います。

あのまま働き続けていたら後悔


私がセミリタイア生活に入らずに、
60歳とか65歳まで働いていたら、
仕事を辞めた時点で後悔することは眼に見えていたと思います。

50歳以降で割り当てられる仕事はスカなものであることが明確であるのに加えて、
60歳とか65歳からでは、アクティブに動ける時間は限られているので、
今より多少資金があったところでどうにもなりません。

私がサラリーマンを辞めた50歳という年齢であれば、
手持ち資金と体力的な事を勘案すれば、
恐らく15年程度は割と好き勝手に生きることができます。

この期間を人生の黄金期にしようと思っているのが、
今の私の人生プランと言えます。

「あのまま働き続けていたら」の裏の意味


「あのまま働き続けていたら」の逆の意味としては、

「あの時までは働いて正解!」

という面も多分にあるという事です。

第一は経済的な側面です。

年金受給開始までそれなりの生活ができる資金に加えて、
年金だけでそれなりの生活ができるまで厚生年金を積み上げる、
この観点から見ると、
私の場合は50歳くらいまで働く必要があったという事です。

第二は仕事的な側面が挙げられます。

自分の立場はサラリーマン全員が不幸なわけではなく、
それなりの地位・待遇・ヤリガイが得られさえすれば、
今の私なんかより遥かに充実した生活になるというものです。

これが100%無くなったのが、私の場合は45歳くらいでしょうか?
なので本来は、45歳くらいの時点でスパッと辞められれば理想でしたが、
上述の経済的理由等でちょっとセミリタイア開始がのびました。

セミリタイア・ネイティブとの差を理解


まあ自分の場合は、セミリタイアを本格的に目指した時点で、
サラリーマン生活が10年以上経過していましたからね。

今まで積み上げてきたスキルを活かしたいという思いもあれば、
今まで積み上げてきた厚生年金も晩年の人生では充てにしたい、
といった側面も多々ありました。

私と同じような境遇の方々は、
学生時代からセミリタイアを目指す、
入社したその日からセミリタイアを目指す、
こういったセミリタイア・ネイティブの方とは違うアプローチがあるのでは?
そんな風に思います。


2020年12月26日土曜日

【身近な歴史の改竄】上司の自慢話は捏造ばかり

ゴマすりで出世したことを自覚していたはずだが...


「上司へのゴマすり」「諸突猛進の営業スタイル」という2つの武器をひっさげ、
厳しい出世競争を勝ち抜いてた人がいました。

私は彼の直接の部下ではなかったのですが、
見ていて痛々しくなるほどのゴマすりだったので、
皆からは呆れられていましたが、
後輩に威張るタイプの人ではなかったので、
私は好きでも嫌いでもありませんでした。

この人はゴマすりでそれなりに偉くなったことを自覚していて、

「仕事そのものはオレなんかに見習う点はないけど、
  上司への対応についてはちょっとは参考にした方が良いよ」

と、自虐なんだか自慢なんだかよくわからないことを、
たまに飲み行った時には聞かされたものです。

歴史の改竄


さて、上記のお話は彼が課長クラスの時のお話で、
部長まで出世すると話が大幅に変わってきます。

今までは、ゴマすりで出世したことを自嘲気味とは言え認めていたのが、
出世したのは部長に相応しい能力と見識があったからだ!
とか言い出して、かなり嫌なヤツになっていました。

意識的なのか無意識なのかは不明ですが、
彼の頭の中では「歴史の改竄」が行われていて、
すっかりゴマすりで偉くなったことがなかったことになっていました。

出世した人の自慢話を聞くのは時間のムダ!


巷に溢れる、社長とかになった人の経験談、
これってどこまで本当なんでしょうかね?

歴史は勝者によって書き換えられると言いますが、
会社では日々歴史は捏造されているといっても良いのでは?

サラリーマンを辞めた今しみじみ思うのは、
上司の自慢話的なものを聞くのは、
本当だったらまだしも嘘ばっかで、
つくづく人生における無駄な時間の最たるものだったな~ということですね。

2020年12月25日金曜日

【哀れな年の取り方】ビルの守衛がタメ口老人でビックリ

タメ口爺さん


先日、とあるオフィスビルへ行った時の話です。
今時のそこそこのオフィスビルともなれば、
入館の際にチェックがあるのは当然ですが、
入口でアポイントメントを取った人が待っていたので、
私はそのまま入りました。

しばらく歩いてからその人が、
「あっ、受付で登録するの忘れた!」
と言ったので、先方は色々と準備もあるので、
私だけ受付に戻って名前を登録することにしました。

入口で名前を登録すべく、
守衛の爺さん(推定年齢70歳くらい)にその旨を言うと、

「あんた受付しないで勝手にビルに入っちゃ困るよ!」

といきなりタメ口で文句を言われました。
そのあと、

「あんたここから入ったの?違う入口から入ったんじゃないの?」

とまるで犯罪者扱いです。

私は怒りが湧き上がるというよりは、
今時こんな横柄な口を利くジジイが働いていることにしばらく唖然茫然、
とりあえず適当にあしらってその場を後にしました。

態度の悪いジジイは多いが...


当ブログでも態度の悪い老人に対するトピックスは何度か取り上げていますが、
それらは街中にいる老人が基本です。
基本的に上下関係がない中で、
何故か威張っている老人に対する批判です。

しかしながら今回は少々勝手が違います。

このジジイはビルに雇われている身と思われますので、
私はいわば、客の客というかなり上の立場になります。
ビルのテナントの客なわけですからね。

それにしても、守衛になるにあたって研修とかないんですかね?
雇う方も、まさか70歳過ぎたジジイが客にタメ口で文句で言うとは思ってないのかな?

哀れな年のとり方だね


私が勝手にこの人の人生を推測すると、
昔は中小企業の中間管理職かなんで、
部下に嫌われながらも、
ずっと威張っていたタイプの人なんじゃないかな?

その延長線上で今も生きている哀れな老人、
そんな雰囲気を感じましたね。
こういった哀れな年の取り方はしたくないものです。


2020年12月24日木曜日

【一抹の不安?未知の領域?】セミリタイア開始後20年の世界

セミリタイア経験談はMAX10年程度か?


私がセミリタイア生活を開始してから3年半程度経過しています。
今のところ、事前のプランに比べて大きな乖離はなく、
そこそこ楽しい日々が過ごせていると思っています。

「事前のプラン」を作成するに当たっては、
先輩諸氏のブログを参考させて頂いたとともに、
多くのセミリタイアラーが、
「早期退職して良かった!」
と言うのを聞いて、
「セミリタイア生活の楽しさは経験的にも証明されているな!」
と確信めいたものを持ったことを思い出します。

ただし、よくよく考えてみると、
この実証的な証明というのは、
せいぜい10年程度ではないか?
というのが一抹の不安と言えなくもないかな?
ということをふと考えました。

セミリタイア20年選手の経験談は希少


私が今でも拝見させて頂いているセミリタイアブログは、
セミリタイア開始後10年未満の方が書いているものがほとんどです。

と言う事は、例えば20年前の30歳で早期退職をして、
今現在50歳ですが、相変わらず楽しいセミリタイア生活を過ごしています!
みたいな経験談を眼にすることはありません。

個人的には、セミリタイア生活が20年とか30年とか経過してどうだったか?
実際の経験談を伺ってみたい気はしますね。

サラリーマンを続けて後悔はよく目にする


ただし、サラリーマンを65歳とか70歳まで続けていて、
仕事漬けだった自分の人生は一体なんだったんだろうか?
という類の後悔をしている方は多いです。

それは裏を返せば、
サラリーマン生活にもっと早く終止符を打って、
経済的側面を多少犠牲にしてでも、
自分のしたいことをすれば良かった!
ということと同義な面もありますので、
逆の面からセミリタイア生活の良さを証明しているとも言えます。

後悔のない20年後を目指して


私のセミリタイア生活のプランも、
サラリーマン時代に10年以上かけて練ったものなので、
10年後とか20年後に後悔することになるとは思っていませんが、
不安があるとすれば経験者の太鼓判なのかな?と思います。

まあ、この辺はあまり深く考えても仕方がないですが、
せっかく会社を辞めて自由な生活になったので、
10年後とか20年後に後悔しない生き方をしていきたいですね。

2020年12月23日水曜日

「もっと早くセミリタイアしておけば!」という人の共通点

セミリタイア適齢期は人それぞれ


セミリタイア適齢期は人それぞれであって、
各人が置かれている環境によっても異なるので、
セミリタイア開始年齢が早ければ早い程良い!
というわけではないかと思います。

ただ、セミリタイアブログを拝見させて頂くと、
「もっと早くセミリタイアしておけば良かった!」
という声は多々あります。

今回は、そういった方々に共通するものはこれではないかな?
という点について、私の感想を述べてみたいと思います。

セミリタイア後の稼ぎがキーポイント


もっと早くセミリタイアしておけば!と言う人に見られる共通点、
自分が思ったのは、

「セミリタイア後の稼ぎが結構ある」

ということのように思えます。

稼ぎ方としては、

① ブログ・YouTube等での情報発信による収益

② 株式・FX等の投資による収益

③ Uber Eats や 短期バイトによる収益

と言ったものが挙げられます。

真似できるかがポイント


それでは上記のスタイルを私が真似できるか?
ということを考えてみた場合、
やはり私には相当な無理があるような気がします。

①は能力的に無理であるとともに、
10年~30年といったスパンで稼ぎ続けることが可能なのか、
将来的に不明な部分も多々あります。
ここに過度に依存する生活スタイルはリスクが結構あるように思えます。

②は能力的な問題よりも、どこまで投資関連に時間を割くか?
という問題が自分にとって大きいですね。

投資関係の研究に時間を割くより、
人文科学系の読書等に時間を割きたいのが今の本音です。

私は基本的には貯金取り崩し型のセミリタイアですので...

③は私にもできるとは思いますが、
やりたいかと言えばちょっと違うかな?

セミリタイア生活費は思ったより安い


もちろん、より重要なファクターとしては、
セミリタイア生活費は思ったよりも安くすんでいるというのもあります。

ただ、最近の私の考えとしては、
安くすんだ分は時々の贅沢(旅行・外食等)に充てたいかな?

セミリタイア生活は超節約系でもそれなりに楽しいと思いますが、
やはり、アクセントとして、ある程度のお金を使って楽しみたい部分もあり、
そこから得られる楽しみはサラリーマン時代より大きいと感じますので。

まあ、私としては、人を羨ましく思ったり過去を後悔したりせず、
現状肯定のスタイルでいきたいですね。

2020年12月22日火曜日

結婚してランチ予算が200円になるより独身のが良いかな?

給料減少で最初に下げられる「お小遣い」


サラリーマン時代の同僚で、給料が下げられた結果、
昼食費込のお小遣いが奥さんに減らされて、
昼食費用の予算が200円となった人がいました。

200円の昼食となると、
塩むすび (100円) + 菓子パン (100円以内)が定番、
これに会社でタダで飲めるコーヒーが加わります。

この人は、羽振りの良い時はボリューム系ランチを好み、
+100円でのご飯大盛などは確実にオーダーしていたので、
減給の結果は悲惨に見えました。

なぜ弁当を持ってこない?


私などは、住宅ローンや子供の学費などもあって大変だな、
と普通に考えていたのですが、同僚の共働き女性から見ると、
そもそも最初の視点が異なるようです。

上述の男性の奥さんは基本的には専業主婦なので、
そんなに生活が苦しいのであれば、
奥さんが弁当を作るべきだ!
と、何故か怒りの矛先を彼の奥さんに向けていました。

彼女から見ると、
自分の旦那が会社でそんなけち臭い昼食をとっているのが、
みっともないと映るようです。

こういった夫婦間の問題に対して、
私のような独身男性が意見を言うと、
必ずや「お前なんかに何がわかる!」という批判を受けるので、
その場は適当に流しましたが、
昼食が「塩むすびとパン」ならば、
家で自分でおむすびを作って梅干しでも入れてきた方が、
はるかによいだろうとは思いました。

200円ランチより独身?


こんなことを突然思い出したのも、
最近、近所のスーパーのイートインコーナーが復活したのですが、
昼食を食べているサラリーマン風の人の食事が、
復活前より明らかにダウングレードしている感じがしたからです。

前述の元同僚なんかも、在宅勤務増によって、
以前よりはまともな昼食を食べているんだろうか?
どうでも良い話ですが、ちょっと気になりました。

まあ、こういう事について考えてみますと、
気楽な独身で良かったな~なんてことも、
ちょこっと思ったりするわけですね。


2020年12月21日月曜日

私だけ上司に年賀状を書いていなかった...

コロナで年賀状廃止が加速


今年はコロナウイルスの蔓延に伴って、
今まで惰性で続けていたことで、
廃止になったものが多々ありますが、
年賀状もその一つです。

年に一回、お世話になった人にお礼を述べるとか、
普段会わない人の近況を知るという点について、
年賀状の意味を否定するつもりはありませんが、
会社間の年賀状は意味がない気が致しますね。

上司への年賀状は無意味!


しかし、もっと意味がないのが上司への年賀状ですかね?

私がサラリーマン生活をスタートした30年程前には、
新人は上司に年賀状を書くのが当たり前でしたが、
2年目か3年目かには社内の一斉通達で、
社員間の年賀状は廃止するようなお達しが来ました。

今思えば大変すばらしい会社で、
それ以来、その会社では上司への年賀状は書きませんでした。

ただ、転職してから、とある上司の下で働いていた時ですが、
私以外のメンバーは上司に年賀状を書いていたようですね。

同僚は礼儀として書くみたいなことを言っていましたが、
受け取る上司の方は返事を書くのが面倒くさい、
でも出すなとは言えない...というような本音を、
年賀状を書かない私だけにこっそり言っていました。

こういう誰も幸せにならない虚礼はまさに廃止すべきですね。

年賀状が査定に響くケースも


ただし、年賀状が査定に響くケースもあるので、
サラリーマンは要注意です。

その会社の他の部署のおじさん(部長相当)が言っていたことですが、

「年賀状に普段の仕事や自分への態度が出る!」

と言って、年賀状も査定の重要な要素だと断言していました。

彼が言っていたダメな年賀状は、

・一言のメッセージもなく、印刷の文言だけ
・宛名や「お世話になりました」のメッセージが明らかに奥さんが代筆

と言ったところで、
年賀状を上司に出すうえでは、
これは確かに若干失礼かも?と思いました。

まあ、未だにそういう人がいるのも現実ですので、
サラリーマンたるもの、
数十円の出費と手間をおしむべきではないかもしれません。

面倒くさいですけどね...

2020年12月20日日曜日

【6月末退職希望の場合】年末から年始へのセミリタイアに向けてのスケジュール

6月末最強説についてのレビュー


一般的な3月決算の日本企業の場合、
6月末で退職するのが一番メリットがあると思います。

当ブログでも何度か触れていますが、
理由を簡単に述べますと

・4月1日付で新たに有給休暇が付与される
・その分も含めて、一般的に40日間の有給消化が可能
・6月の賞与も受給可能

と言ったところです。

本格的セミリタイア準備は12月から


もしも、来年6月末に退職しようと思った場合、
年末から準備を開始しておいた方が良いかと思います。

私が会社を辞めた年の前年末からのスケジュールは以下の通りです。

【年末年始休暇】

セミリタイア計画の最終確認。
手持ち資金で逃げ切れるか?
→ 逃げ切れることを確信

【1月下旬】

上位役職者の人事異動 & 来年の組織体制発表。
→ 退職の決意が揺るぎないものとなる

【2月】

退職に向けての事前準備 
(引継書類作成 & ペンディング事項整理)

【3月】

退職申し出
→ 6月末退職希望が1カ月ずれる

【4月~5月】

通常業務 & 引継ぎ

【6月~7月】

有給消化後退職、自由の身に!

年末年始で最終チェック


1月は予算作成もあって忙しくなるので、
セミリタイア計画に関する最終チェックは年末年始休暇中に終わらせました。

1月末頃に会社全体の次年度の大きな枠組みが発表されて、
私にとっては明らかな "改悪” となったので、
退職しないという選択肢はなくなりました。

3月末頃に退職願いを出すことに決めていたので、
2月中に業務マニュアル作成など引継準備を済ませておきました。

私は会社が何を言おうが辞めることを決めていたので、
後任の手配ができないからもう少しとか言うのは、
一切耳を貸すつもりはありませんでしたが、
引継ぎ関係で1カ月の延長というのだけは了承しました。

最悪の交渉決裂の際は、引継マニュアルだけを置いて、
会社を去るということも考えていましたから...

ただ、やはり重要なのは年末年始で、
セミリタイアへの決断を揺るぎないものにすることですね。

そして自分の利益を最優先にする計画を立てる事。
今まで会社最優先で振り回されてきたんだから、
最後くらい良いでしょ!ということです。

サラリーマン生活の最後の最後ですからね。
ここで妥協する必要は全くないですよ!
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2020年12月19日土曜日

セミリタイア希望者が仕事したくなくなる2つのステップ ② セミリタイア可能な資金が貯まった

あとはセミリタイア目標金額を貯めるだけだが...


昇進・昇給の見込みもなくなり、
どんなに仕事を頑張っても報われることもなくなれば、
仕事に対する熱意・未練と言ったものも同時に無くなります。

後はセミリタイアに向けて、
目標金額をいかに早く貯めるかがキーになります。

この段階で既に仕事へのモチベーションは0に近くなっているのですが、
そのモチベーションが更に一段階下がるタイミングがあります。

それが、

「セミリタイアできるだけの資金が貯まった」

時となります。

益々仕事がしたくなくなる


例えば、セミリタイアの為の貯金額を3,000万円と設定した場合で、
2,000万円まで資金が貯まったとします。

セミリタイア後の消費スタイルを考えて、
3,000万円という目標金額を設定したとしても、
2,000万円程度でもセミリタイア生活に入ることは全然可能です。

この辺りについて深く考えれば考えれるほど、
仕事を辞めて今すぐセミリタイア生活に入りたくなって、
仕事をするのが益々バカらしくなってきます。

いつでも会社は辞められると開き直る


実は、私もこの段階、すなわち、
セミリタイア目標金額の1/2~2/3程度が貯まった段階で、
仕事を辞めてしまおうと思った事が何度もありました。

しかしながら、これからの長いセミリタイア生活を考えれば、
セミリタイア可能金額が貯まった段階で会社を辞めるより、
セミリタイア目標金額が貯まった段階で会社を辞める方が、
やはり良かったな!というのが結論です。

従ってこの段階では開き直って、

「嫌になったら会社はいつでも辞められるから...」

と発想の転換をするしかないのかと思いますね。

この段階でこういう発想に立脚してみると、
評価や賞与金額をチラつかせてプレッシャーをかけてくる上司の態度が、
結構哀れに見えてきたりして、
多少仕事に余裕に出来てくる部分もありました。

サラリーマン時代の後半は、
この「余裕」と「早く辞めたい」の戦いと言った感じでしたが、
最初に立てたセミリタイア生活というのは、
やはりそれなりの根拠があると思いますので、
「余裕」が勝った方が後々良い結果になるような気がしますね。


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2020年12月18日金曜日

セミリタイア希望者が仕事したくなくなる2つのステップ ① 昇進・昇給の見込みがなくなる

セミリタイア希望者の憂鬱


セミリタイア希望者にとって仕事とは憂鬱なものですが、
そもそも最初から仕事が憂鬱だったわけでもありません。

最初はそれなりの希望と情熱に満ちて仕事を始めたはずなのに、
そのやる気をものの見事に削いでいくのが、
会社というものなのだな~と、
今振り返るとしみじみと思います。

40~50代でセミリタイアを希望する人にとって、
仕事をしたくなくなる段階というのは、
大きく2つあるのではないかと思います。

その2つとは、

① 昇進・昇給の見込みが100%なくなる

② セミリタイアできるだけの資金が貯まった

という2つのタイミングです。

自分の給料の絶対額の問題ではない


昇進・昇給の見込みがなくなるということは、
自分の給料の絶対額が上がらないという問題もありますが、
それ以上に自分が仕事のモチベーションを失ったのは次の2つです。

一つは、これからずっと年下の上司に仕えることになることです。
今までは多少理不尽なことを上司に言われても、
まあ年功序列だから仕方がないと自分を納得させた部分はありますが、
今後はそれもできなくなります。

無能な年下上司にバカ扱いされるリスクは決して小さいものではありません。

もう一つが、同期で出世した人の給料の2/3 ~ 1/10の水準で働くという事。

普通の50代社員は役職定年だったり降格人事で給与が減少する反面、
役員レベルの人の給料はバカ高くなるのが現状です。

私は別に自分を役員にしろと言っているわけではなく、
この差が本当に適当なものなのか、
そもそもの給与水準の決め方に疑問が残るという事なのです。

サラリーマン一択なら働くしかないが...


サラリーマン一択なら我慢して働くしかないですが、
セミリタイアという選択肢があるとすれば、
仕事をする気が加速度的に失われていくのは当然ではないかと思います。
これから良いことが起こらないわけですから...

私の場合も、セミリタイア希望に向けて一段とギアが入ったのがこの時期で、
仕事に対してのやる気が一気に無くなったのを思い出しますね。

2020年12月17日木曜日

起伏のないセミリタイア生活 VS 変化に富んだサラリーマン生活

平坦なセミリタイア生活


セミリタイア生活に入ってからというもの、
特別に何が起こるというわけでもない平凡な日々を過ごしています。

これは私にとっては想定内の話であって、
これこそが私が目指していた世界と言えるのです。

しかしながら、このような事を述べると、

「実にツマラナイ生活だ!」
「一生そんなんで良いのか?」

と言ったネガティブな反応を受けることがあります。

こういったシチュエーションで大真面目に反論すると、
場がしらけることにもつながりますので、

「まあ、そういう部分もありますかね??」

などと適当に相槌を打ってはいますが、
本音の部分はもちろん違います。

「起伏のないセミリタイア生活」の対極にあるのが、
「変化に富んだサラリーマン生活」であるとすれば、
私にとってのサラリーマン生活はどんなものだったか?

この辺を考えてみると、
どうしてセミリタイア生活に憧れたのかが、
見えてくる部分もでてきます。

サラリーマン時代の「変化」は碌な事がない


私が所属していた会社全体で見た場合は、
新しい分野への進出などそれなりに面白そうなセクションもありますが、
私の担当分野は成熟したセクションだったので、
今後大きく発展する見込みはありません。

「変化」と言えば、値下げ要求が来るくらいですかね?

それでは、面白そうで給料も期待できるようなセクションに移れるか?
と言えば、そのようなチャンスは全くありません。

それよりもありそうなのが「リストラ」という大変化です。

割増退職金付きで解雇でもしてくれれば良いですが、
単なる賞与カットだったり、
外注に出していた部分をも自分がやるなど、
仕事が増えるだけだったりします。

私に絡む「変化」というものはろくなものではなかったですね。

ダウンサイドの変化しかない!


要は私にとってのサラリーマンの変化というのは、
ダウンサイド方向への変化しかなかったのです。

それだったら、日々平坦な道のりを歩いた方が良くない?
というのが私の辿り着いた結論です。

そして今のところ、その考え方は結構正解に近いんじゃないか?
それが今の時点での率直な感想な訳です。