2020年12月14日月曜日

出向先で感じる疎外感 ~ 50歳過ぎて新しい会社で働くリスクを再認識 ~

50歳を過ぎると「片道切符の出向」が現実に


金融機関を中心として、
50歳を過ぎると子会社・取引先へ出向となる人も多いかと思います。

たまたま、その手の話をいくつか聞いたのですが、
出先の会社の環境が良いか悪いかは人それぞれのようです。

出向先など自分で選べる話ではないのが基本なので、
若い時分には、この辺のリスクは自分は全く考えていなかったな~
というのが自分が感じた第一印象です。

ただ、これ以外に「おやっ?」と思ったことがあります。

それは、彼らが出向先で共通して感じているアウエー感のようなものです。

新しい環境でのアウエー感


20~30年間も同じ会社で働いていれば、
会社に愛着を感じる人は多いでしょうし、
周辺は昔から一緒に働いている人ばかりとなります。

出向ともなれば、それがいきなり見知らぬ人ばかりになるので、
別にその会社の人が悪い人ばかりというわけではなくても、
ある種の疎外感なりアウエー感なりを感じる人が多いようですね。

そんなわけで、まともに話ができる人が会社内にいないので、
在職中より元の会社の同期とかの飲み会が増えているよ!
と言う類の事を言う人が多いのにちょっと驚きました。

やはり出向よりセミリタイア


私は新卒で入社した会社を10年未満で辞めたので、
その後の20年間くらいはずっとアウエー感の中で働いていました。

私自身が転職した会社に最後まで馴染むことができなかったのは、
セミリタイア生活を目指すきっかけの一つであることは間違いありません。

ただ普通に考えますと、30代でも新しい会社に馴染むのが難しいのに、
50歳を過ぎてからならもっと大変だと思うんですよね?

なので、出向した連中が昔の仲間と飲みに行きたくなる気持ちはわかりますが、
出向させられる前に会社員そのものを辞めてセミリタイア、
そういう選択肢を準備をしておくのも一つの有効な考えだということを、
改めて実感した次第です。

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