2020年12月15日火曜日

「生涯賃金」は考えても「生涯自由時間」を考える人は少ない

生涯賃金がほぼほぼ見えてくるアラフィフ世代


アラフィフ世代ともなれば、
これから役員、社長を目指そうとするトップ層と、
突如、リストラされる可能性のあるボトム層を除けば、
これからいくらくらい稼げるのかが概ね見えてきます。

という事は、大体の生涯賃金も見えてきたとも言えます。

20代の頃に考えていた生涯賃金と比べて、
50代での中間考査の結果はと言えば、
多くの人がマイナスになっているイメージですね。

一番の理由は役職定年の導入・前倒しによって、
給料がドカンと下がる年齢が早まったことという印象ですが、
そもそも役職者になる人の数を絞った影響も大きいですね。

「生涯賃金」が第一の尺度だった気がします


就職するときは、この生涯賃金を考えて会社を選ぶ人が多かったです。

どんな仕事もシンドイのは同じだったら、
給料が高い方がそりゃ良いでしょ!
というのはある程度の説得力は持ちます。

ただ、上記のように、当初計画通りに稼げなかった人は、
仕事は忙しくてシンドかったのにお金も結局たいして稼げなかった!
会社選びには結果的には失敗したのか??
今になって、そんな風に人生を振り返る人も多い気がします。

バブルの絶頂期に、給料は安くても拘束時間が少ない会社で、
自由時間が多い方がいいな~なんてことを考えていた人は、
少なくとも私の周りでは少数派だったわけですが、
今思えば慧眼という部分は大ですね。

「生涯賃金」より大事な「生涯自由時間」


結局のところ、人生で大事なのは、
「仕事が唯一の生き甲斐」
と言う人を除けば、
生涯賃金より生涯自由時間なのかもしれないと思いますね。

そう考えますと、給料が安くても楽で自由時間のある会社が正解に思えますが、
これはあくまでも60歳とか65歳まで働くのを前提にした発想です。

早期リタイアという選択肢をいれるだけで、
答えは全く違うものになりますからね。

私のようにアラフィフで早期リタイアという、
セミリタイア界隈では遅めのセミリタイアラーでさえも、
65歳まで働いた人に比べてどれだけの自由時間を確保できたか...

この観点から物事を見る人は少ないのが現状のような気がしますね。

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