60歳まで働けば資産は倍になっていたかも?
50歳で会社を辞めないで60歳まで働いていたとしたら、
60歳からの暮らしはかなりグレードアップしていたとは思います。
60歳まで働いていたとすれば、
60歳時点での保有資産は倍以上にはなっていたと思いますが、
それは私にとってはそれほど魅力のあるものではありません。
それは大きく言えば2つの理由があります。
黄金の50代を過ごす
私が60歳まで働いていたとしたら、
私の50代のサラリーマン人生というのは、
20代~40代に比べて恐ろしくツマラナイ10年間になったと思います。
一方セミリタイア生活に入った今の生活を考えれば、
人生の黄金期の一つと言っても良い充実ぶりです。
このことだけを見ても、
10年間に得られたであろう収入を捨てたのは、
価値のある決断だったと思います。
資産が倍になったところで大した話ではない
私が60歳になったとき、10年前に会社を辞めていなければ、
手元の資産は倍くらいはあったのにな~と後悔する確率はあるか?
今のところ、その確率は極めて低いと考えています。
その理由ですが、資産が倍に増えた程度ではそれ程生活は変わらないからです。
私は今でも毎晩缶ビール(発泡酒ではない!)1本くらいは飲んでいるし、
1,000円程度のランチなら特に我慢することなく行っています。
資産が倍になったところで酒量は増えないでしょうし、
ランチのグレードが2,000円とかになる程度では?
ランチなり通常の食事なりがグレードがアップするのは嬉しいは嬉しいですが、
10年の労働の対価としては割に合わない気がしますね。
私が最近妄想的に想像するのは、
何かの間違いで役員とかになって収入が5~10倍とかになるのなら、
ちょっと未知の領域に入るので、
そういった生活になるのであれば、
60歳くらいまで働いてみても良いかな?
ということです。
要は、10年余計に働いた結果、
60歳から高級マンションに住めたり、
旅行はビジネスクラス & 五つ星ホテルになったりするのなら、
その価値はあるかもしれないな!ということです。
ただ、私がサラリーマンを継続していたところで、
実際の収入は50歳時の0.7倍~1.0倍程度が濃厚でしょうから、
自分の生活が良くなるといってもそれは想像できるレベルであって、
そのレベルでは労働の対価にあわないだろうな...
ということですかね?
良くも悪くも50歳くらいになれば、
サラリーマンとしての先は見えてる場合がほとんどなので、
これからの労働が割に合うか合わないか?
この辺はよく考えると答えが自然とでるような気がしますね。
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