2020年12月27日日曜日

「サラリーマン生活を続けなくて良かった!」という意味を再考してみる

セミリタイア生活が充実しているというポイント


私は今のセミリタイア生活にそれなりに満足をしており、
少なくともあのままサラリーマン生活を続けていた時に比べて、
遥かに充実した日々を過ごしているという実感はあります。

実はここで一番重要なポイントなんですが、

”あのままサラリーマン生活を続けていた時に比べて”

という箇所ではないかと思っています。

今回はその意味を考察してみたいと思います。

あのまま働き続けていたら後悔


私がセミリタイア生活に入らずに、
60歳とか65歳まで働いていたら、
仕事を辞めた時点で後悔することは眼に見えていたと思います。

50歳以降で割り当てられる仕事はスカなものであることが明確であるのに加えて、
60歳とか65歳からでは、アクティブに動ける時間は限られているので、
今より多少資金があったところでどうにもなりません。

私がサラリーマンを辞めた50歳という年齢であれば、
手持ち資金と体力的な事を勘案すれば、
恐らく15年程度は割と好き勝手に生きることができます。

この期間を人生の黄金期にしようと思っているのが、
今の私の人生プランと言えます。

「あのまま働き続けていたら」の裏の意味


「あのまま働き続けていたら」の逆の意味としては、

「あの時までは働いて正解!」

という面も多分にあるという事です。

第一は経済的な側面です。

年金受給開始までそれなりの生活ができる資金に加えて、
年金だけでそれなりの生活ができるまで厚生年金を積み上げる、
この観点から見ると、
私の場合は50歳くらいまで働く必要があったという事です。

第二は仕事的な側面が挙げられます。

自分の立場はサラリーマン全員が不幸なわけではなく、
それなりの地位・待遇・ヤリガイが得られさえすれば、
今の私なんかより遥かに充実した生活になるというものです。

これが100%無くなったのが、私の場合は45歳くらいでしょうか?
なので本来は、45歳くらいの時点でスパッと辞められれば理想でしたが、
上述の経済的理由等でちょっとセミリタイア開始がのびました。

セミリタイア・ネイティブとの差を理解


まあ自分の場合は、セミリタイアを本格的に目指した時点で、
サラリーマン生活が10年以上経過していましたからね。

今まで積み上げてきたスキルを活かしたいという思いもあれば、
今まで積み上げてきた厚生年金も晩年の人生では充てにしたい、
といった側面も多々ありました。

私と同じような境遇の方々は、
学生時代からセミリタイアを目指す、
入社したその日からセミリタイアを目指す、
こういったセミリタイア・ネイティブの方とは違うアプローチがあるのでは?
そんな風に思います。


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