2020年12月3日木曜日

「リストラ適齢期」に自分の知識・経験が活きるかなんてわからないよな~

ホンダが早期退職者募集


ホンダが早期退職者を募集していますが、
その理由にちょっと興味を覚えましたので取り上げてみます。

"ホンダは2日、早期退職者を優遇する制度を来年4月から導入すると明らかにした。55歳以上の正社員が対象で、募集人数の目標は設けない。退職金を割り増しで支払うほか、再就職や起業を支援する。電動化などの次世代技術の開発を加速するため、組織の若返りに加え、人件費の抑制につなげる狙いもありそうだ。"  
ホンダは電気自動車やハイブリッド車へのシフトを加速させるということで、
従来のガソリン自動車とかのことしか知らないベテラン社員は辞めてくださいね!
という意味なのかな?というように私は受け取りました。

リストラ適齢期に自分の経験が活きるか?


今回のリストラ対象となるのは私よりはちょっと上の世代。
入社した時期は結構景気が良い時代で、
今までも会社の収益に貢献してきた世代かと思います。

しかしながら、まさに「リストラ適齢期」ともいえる年齢に到達して、
今までやってきた仕事とは違う方向に会社が舵を切れば、
今まで積み上げてきた経験・知識は活かされないわけで、
会社に残ったところであまり良い扱いは受けられそうにもないです。

ただ、このような時代になるなんてことは、
30年以上前の学生に予測するのは極めて難しかったのではないでしょうか?

早期退職という選択肢の重要性が高まる


変化の速い世の中ですから、今は花形の技術・業界でも、
30年後とかには時代遅れになっている可能性は極めて高いです。

我々の世代について言えば、この辺の認識は結構甘かったのかと思います。

今の若者が、個人ベースでこういった動きに対応するのは可能かもしれませんが、
会社員という立場になれば、会社の命令で時代遅れの不採算部門に配属されて、
一気にリストラ候補になる可能性も否定できないのではないかと思います。
そのタイミングが40代~50代のリストラ適齢期なら最悪です。

そう考えますと、30代の内にある程度の資産を蓄えて、
早期退職という選択肢を頭に入れておくことは、
人生のリスクヘッジとしてはやはり有効性が高いと思いますね。

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