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2025年8月12日火曜日

「私の普通預金戦略」と「コンビニATMに330円も手数料を払う人を見ての感想」

私の現時点の普通預金戦略


私の現時点での普通預金戦略ですが、
預金金利という観点からは、
以下の2つをメインとしています。

① あおぞら銀行BANK支店

・普通預金金利が0.5%
・ただし、100万円まで!
・ゆうちょ銀行ATMが手数料無料

② SBI新生銀行

・ダイヤモンドステージなら普通預金金利が0.4%
・ダイヤモンドステージはSBI証券口座と連携させるだけで適用
・シルバーステージ以上はセブン銀行ATMや
 イオン銀行ATMの手数料が無制限で無料

あおぞら銀行の普通預金金利は100万円超は0.35%なので、
普段の現金の出し入れはもっばら、
SBI新生銀行口座とセブン銀行ATMという組み合わせになります。

コンビニATMに330円の手数料を払う人


さて、上記のように、私はATMの手数料を払うことはないのですが、
これはセミリタイアをされるような方は同じマインドかと思います。

ところが、世の中にはそんな人ばかりでないということで、
昨日、コンビニATMで高額手数料を支払う方を見て驚きました。

その人は、ご利用明細票をATMに残したまま去って行って、
セキュリティの観点やゴミ放置の観点からも関心できない行為ですが、
その紙を捨てる際、偶然目に入った手数料を見てビックリ!
そこには330円とありました。

どうやら、三井住友銀行のカードを使っての引き落としのようですが、
コンビニATMの手数料MAXは220円くらいかと思ったら330円もかかるんですね~。

いや~、3連休の最終日に高額手数料を払って現金を引き出すとか、
無計画すぎやしないか?と思ってしまいました。

220円節約の為に300mくらい歩くでしょう?


この件では、もうひとつ解せないことがあります。
実は、このコンビニから300m程歩いたところに、
三井住友銀行のATMがあって、
こちらを使用すれば手数料は110円でいいようです。

良く節約ネタで、10円安い商品を買う為に1Km先のスーパーへ行くか?
なんてのが話題にのぼりますが、
220円を節約するために300m歩くかと言われれば、
これは普通に歩くでしょう!

ATMの場所を知らないと言うかもしれませんが、
お金を引き出す前にGoogle検索をするだけで、
ATMの場所などすぐ出てきます。
そんなひと手間もしないということなのでしょうかね?

まあ、他人の事などでどうでも良い話ではありますが、
こういう人がお金がないとか言っていたら、
かなりムカつくと思いますね。

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2025年7月21日月曜日

楽天証券26周年フェスに行ってお土産を色々と貰ってきた!

楽天証券26周年フェス・会場参加に当選


2025年7月19日(土)に東京ミッドタウンで開催された、
楽天証券26th ANNIVERSARY FESの会場参加に当選したので、
行って参りました。

「当選」と言っても、当日の会場は相当な混雑ですので、
申し込めばかなりの確率で当たったのではないかと思いますが...

当日は著名な評論家やタレントも登壇していましたが、
やはり有名な方の講演は人気が高いようで、
相当な人が順番待ちをしておりました。

グッズ目当ての参加者も多かった!


また、当日は多数の金融機関がブースを出展しており、
投資信託等々の金融商品についてのミニセミナー開催や資料配布を行っていました。

その際、資料にはちょっとしたグッズが入っており、
また、ミニセミナー参加やアンケート回答で貰えるグッズもあって、
これを目当ての参加者も多かったように思えます。

まあ、私なんかもその手の参加者の一人で、
それなりのお土産を貰ってきたので、
備忘録がてらご紹介致します。




















こんな感じになりました。

モバイルバッテリーが一番高価?


参加前から狙っていたのが楽天・お買いものパンダのマグカップです。
こちらは、ブース訪問のスタンプラリーで貰えるもので、
たしかエコバッグとポーチの3択から選ぶものでした。

そして、恐らく一番高価と思われるものが、
iFree by Daiwa Assetと書かれているモバイルバッテリーで、
TE-0004という型番で2,000円~4,000円くらいで売っているものでした。

その他はグッズの定番であるウエットティッシュやボールペンに加えて、
Ziplocやポテチなども貰ってきました。

まあグッズは別にしましても、
新しい金融商品を知る機会にもなったので、
行ってなかなか刺激にもなって面白かったですね。

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2025年7月12日土曜日

久々のポートフォリオ変更 ② 株主優待銘柄を売却して日経平均連動ETF・商社株を買う

株主優待銘柄はそもそも売却すべきだった?


昨日は、2年連続で株主優待が未着だった銘柄を売却した話を致しました。

ただ、これらの銘柄については、
そもそももっと早く手放すべきだったかも?
という考え方もあったかと思います。

と言いますのも、これらの銘柄に共通しているのは、
昔は頻繁に株主優待券を利用していたものの、
最近は使う機会が減少しているということで、
使い切れない優待券は金券屋に売却するなどしていたからです。

実際にアクティブに今でも株主優待券を使っている銘柄もありますが、
これらを除いた銘柄については、これを機会に売却する方針にしました。

株主優待銘柄を売却して何を買うか?


上記3社を売却した資金をどうするかですが、
当初はそのままオルカンにシフトする予定でした。

ただ、日本株の保有比率を下げるのも何なので、
色々と考えた末に、とりあえずは日経平均連動ETFと商社株を買うことにしました。

今まで保有していた日本株ですが、
優待銘柄と好きな業種の会社が中心でしたが、
これをインデックスと優良株に変更するのがざっとした今後の投資方針です。

株主優待銘柄はお得だったのか?


ちなみに、株主優待銘柄に投資して得だったのか?ですが、
幸い3社とも含み益があり、買値の1.5倍~2倍程度で売却できました。

これに、これまでの配当金や株主優待のメリットを加味すると、
そんなに悪い投資でなかった気も致しますが、
普通にTOPIX連動投信とか買っていた方が儲かっていた気も致します。

まあいずれにしましても、今回の件もあったので、
今後は株主優待を目的に新規投資をする気はなくなってきた感じですね。

2025年7月11日金曜日

久々のポートフォリオ変更 ① 理由は株主優待未着!

ポートフォリオ変更のきっかけは株主優待未着


私は資金運用はしていますが、
面倒なので基本的にはポートフォリオの見直しはあまりしません。

新NISAのオルカン積立の継続、
時々思い立って日本株の新規銘柄を購入する程度です。

ただ今回、保有銘柄の入れ替えを実施しました。
その理由は意外なことに、株主優待未着がきっかけです。

3社の株主優待が2年連続未着


セミリタイアやFIREといったライフスタイルの方々の中には、
株主優待銘柄を保有されている方も多いかと思います。
私も数えてみたら、15銘柄程保有していました。

株主優待は発送方法によって2つに分けられると思います。
一つは、かつてのJTのように自社製品の発送です。
こちらは、宅配便での送付になり配達の記録が残りますので、
未着の場合でも再発送の手続きなどが容易かと思います。

もう一つは普通郵便で発送されるケースです。
自社の飲食券・クオカードなどは、
こちらの発送形態で送付されることがほとんどかと思いますが、
これだと郵便事故などで未着のリスクがあります。

この普通郵便で株主優待が発送されるうちの3社が、
昨年・今年と2年続けて株主優待が未着となったのです。

株主優待未着で異なる企業の対応


特定の企業を批判する意図は全くないので具体的な企業名は挙げませんが、
上述の3社の対応はそれぞれ異なりました。

A社は未着を申し出るとすぐに代替品を発送してくれました。
B社はすぐにではないけど、代替品の発送をしてくれました。

問題はC社ですが、発送したかどうかを信託銀行に確認、
確かに発送しています!で終わりです。
代替品の発送などは一切行っていないそうです。

発送は普通郵便で行っていますので、
紛失の場合は郵便局も責任を負う必要がないそうなので、
法的にはこの対応は全く問題ないようです。

株主優待銘柄3社は売却しました!


法的に問題がないとは言え、20年以上持ち続けている銘柄で、
株主優待未着を申し出ても一切何もしないというのは、
企業の姿勢としてどうなのか?と個人的に疑問を持ったので、
C社の株式は速攻で売却致しました。

残りのA社・B社についても、
株主優待が2年連続未着の理由がわからないので、
売却することにしました。

ただ、A社・B社については引き続き消費者としては利用を継続しますが、
C社については消費者としても極力利用を避ける方針です。

それはともかく、今後も他の銘柄で同様の事故が起こる可能性もあるので、
株主優待銘柄は順次売却していこうかと思います。

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2025年5月5日月曜日

【老後資金】老後にハラハラしないための消極的株式・外貨投資という考えについて

老後の為の「消極的株式投資」


老後資金をどういう形で持つか?
これについての考えを述べている記事がありました。

"筆者が老後資金で株を買っているのは、「株式投資で儲けてリッチな老後を過ごそう」というよりも、「株を買わないと、インフレが来たときに惨めな老後になってしまうので、それを避けよう」という消極的な株式投資です。ガツガツ儲けようとするとリスクを抱え込むことになりかねないので、老後については「ワクワクするより、ハラハラしない」を大切にしているのです。” (引用元) 恐ろしい…日本のシニア、「長生きリスク」と「インフレリスク」に戦々恐々。 経済評論家が教える、リスクを低減する〈老後資金の振り分け方〉とは?"
老後資金を円建て無リスク資産だけで持つリスクについて、
うまく説明をされているとは思いますが、
株式投資や外貨投資の比率が高すぎると、
老後はハラハラしっぱなしではないか?
という風に思ってしまいますがいかがでしょうか?

全資産がリスク資産だと常にハラハラ?


インフレリスク、長生きリスクを恐れるあまりに、
全資産を株式投資、外貨投資に充てるとすると、
20~30代の現役サラリーマンなら全く問題ないとは思いますが、
「老後資金」だと相当リスクがあると思います。

仮に大暴落が起きて、10年持てば値が戻るとか言われたところで、
その10年間が貴重な老後期間だったりするわけですからね...

また、前述のように、
老後は株式相場、円ドル相場に一喜一憂する事態は避けたいですが、
この辺りの比率が高すぎてしまうと、
どうしても相場が気になってしまうという事態になるかもしれません。

この記事では、お勧めの株式・外貨保有比率などが書かれていませんが、
株式を何%、外貨を何%といった概算があれば参考になるとは思いました。

年金の範囲内で暮らせれば...


記事内でも、

"インフレに備えるためには、やはり公的年金を大事にすること”

とサラッと書かれていますが、
仮に年金の範囲内で生活できる目途が立っているのであれば、
老後資金は全額投資でリスクを取っても良いかな?とは思います。

イメージとしては、

・老後生活費(衣食住+日常の趣味)は年金で賄う
・老後資金は新NISA(MAXで1,800万円)で運用、
 運用状況が良好なら海外旅行などの贅沢消費に充てる
・手持資金として100万円~200万円を銀行預金で持つ

と言った感じでしょうか?

私もまだ、年金受給後の自分の資産をどう持つか決めかねていますが、
この辺は年金受給見込額とその時の物価の兼ね合いが大きいので、
引き続き状況をフォローしていきたい感じです。

2025年5月2日金曜日

定期預金のシニア人気はわかるが”5年物1.05%”はどうなんでしょう?

auじぶん銀行の"アクティブシニア円定期"が人気


昨今の不安定の金融相場の中、
シニア層に定期預金が人気だそうです。

" 「リスクを取って資産を増やすよりも、元本保証の範囲内で資産運用したい」 シニア層のそうしたニーズの強さを裏付ける現象が、ネット銀行のリリースした商品を巡って起きていた。auじぶん銀行が4月11日から募集を開始した「アクティブシニア円定期」に申し込みが殺到しているのだという。
 この商品は55歳以上で、預入金額100万円以上の顧客を対象にした5年ものの定期預金で、主に退職金の運用を念頭に置いた商品だという。金利は“ネット銀行最高水準”という年1.05%。 仮に1000万円を預け入れると、5年後には約1041万8000円(税引き後)になって返ってくる計算になる。” (引用元) やっぱり“投資より貯蓄”? 55歳以上向け定期預金にシニア殺到…利用者に聞くリアルな懐事情"
4~5%の運用益は確保したいFIRE民で興味を持つ人は少ないでしょうが、
「1%超」と言う金利は、ゼロ金利が続いた影響から、
シニア層に人気が出るのはわからんでもありません。

5年も資金を固定するの?


ただし、この商品に預け入れるのは以下の疑問が生じますね。

まずは、今後政策金利が上昇すると思われる局面で、
資金を5年も固定するのはいかがなものか?ということです。

なので、今はもう少し短い期間の定期預金に照準を絞るのが良いかと思います。
例えば、UI銀行の定期預金は1年物は1.0%(1千万円は1.05%)、
オリックス銀行も1年物は1.0%です。

ちなみに、オリックス銀行は新規口座開設者向けに、
5年定期は1.3%の金利をつけていますので、
どうしても5年定期に預けたいのならこちらが有利です。

複数銀行の使い分けがお勧め


ちなみに私は、複数の銀行を使い分けており、
3か月~1年のキャンペーン適用を利用しています。

上記のUI銀行に加えて、

SBI新生銀行(3ヵ月 0.8%)
あおぞら銀行(6か月 0.8%)
しずおか焼津信用金庫(6か月 1.1%)

と言った感じです。

インフレに負けると言われても...


まあ1%程度の金利ではインフレにも勝てませんし、
実質資産が目減りするというご指摘はその通りです。

ただ、数年間に渡り景気が低迷するリスク、
50代後半という私の年齢を考えると、
無リスク資産へのある程度の振り分けは必要かと思います。

それで何も考えずに、メガバンクの普通預金に預け入れるよりは、
定期預金金利もある程度形になってきた感じではありますので、
色々と比較したうえで資金を分散させるというのは、
それなりに有効な手段ではないかと思う次第です。

2025年4月9日水曜日

【自戒】株価乱高下を面白い!チャンス!と思ってはいけない!!と考えた件

相場の乱高下が続く


相変わらず不安定な相場が続いています。
FIRE系の方々は様子見の方が多く、
私も基本的には売却も買い増しもしない予定ですが、
株価チャートやYouTubeの解説動画などをみる機会が増えています。

本当にこれ以上の暴落などやばいことが起こったら対応できるようにするためですが、
その過程で気がついたといいますか、自戒をしなければいけないかな?
と思ったことについて述べてみたいと思います。

株価乱高下 - 事象だけみると面白い


第一に、今回の株価乱高下というのは、
事象として見ると興味深く、面白いと思ってしまったということです。

実際問題としては個人的に大きな損失を被っており、
また、世界的な長期不況の入口となるかもしれないので、
面白がっている場合でないのは良くわかりますが、
日経平均先物が一直線で落ちたり上がったりというのは、
何かすごいものを見ているという気持ちになりました。

ただ、こういったことのフォローに費やす時間というのは、
ある程度の時間はやむを得ないですが、
長時間に及ぶと、時間がもったいないという部分もあるのかな?とは思います。

ひょっとして大儲けのチャンスでは?


第二に、ひょっとしてこれは大儲けのチャンスでは?
とついつい思ってしまったことです。

デイトレで小銭が稼げるのでは?とか、
預金を取り崩してインデックス投資にぶち込めば、
数年後に大儲けしているかも?とかつい考えてしまいました。

セミリタイア生活継続が第一目標


実際にデイトレなどをやってしまえば、
最初は少量の利益は得られるかもしれませんが、
最終的にはドカンとやられるリスクが高いような気がしますね。

ただ何より、個人的にはデイトレに取られる時間がもったいない!
というのが大きいですかね?

また、預金を今のタイミングでインデックス投資などに振り分けた場合、
かなりの利益を出すことができるかもしれませんが、
冷静に考えるとそこまで利益を出さなければいけない理由もないです。

自分の第一目標は現在のセミリタイア生活を継続することで、
資産を倍にするとか、生活費を倍にすることではない!
というのを改めて自戒しなければいけないと考えました。

まあ、そもそも今はお金を増やすより、
いかに減らさないかを考えなければいけない時期ですが、
変な欲を持ったり、生活のリズムを大きく変えるのは辞めよう!
と改めて思った次第です。

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2025年4月6日日曜日

トランプ関税ショック ~ 預金比率の高いポートフォリオが精神安定剤になっているかも ~

1週間で昨年度の生活費くらいすっ飛ぶ!


トランプ関税ショックによる市場大暴落で、
FIRE系の方々にも動揺が走っているように思えます。

そして、数百万円単位で資産が毀損している人が多いようですが、
私もざっと計算すると、少なくとも昨年一年間の旅費も含めた生活費くらいは、
余裕ですっ飛んでいるようです。

何もしない人が多いように思える


私と同じような資産生活をしている方の多くは、
このまま特に動かないという人が多いようですね。

長年投資を続けてきた方ならば、
まだまだ含み益はあるという人が多いでしょうし、
リーマンショックなどの経験を踏まえれば、
この行動が合理的に思えます。

私もしばらくは様子見で行こうかと思っております。

預金比率の高いポートフォリオで良かった?


私の場合、定期預金等、日本円無リスク資産の比率が高いので、
仮に株価がゼロになったところで年金受給開始まで何とかなると思っているので、
FIRE卒業という事態にはならないと考えています。

このポートフォリオが期待収益を逃してきたという部分もありますが、
このような暴落時期には精神的な安定につながっているという感じです。

ただ、相場状況には注視しなければいけないのは確かで、
何らかのアクションを取る必要があれば躊躇なく取りたいとは思います。

※ 投資の最終判断はご自身の責任でお願いします

2025年3月15日土曜日

老後は新NISAや株式投資より米国債?

“米国債・ドル建て社債”の教科書 を読む



米国債投資をメインとしている人は、
セミリタイア界隈ではあまりいないように見えますが、
一考する価値はある部分はあるかな?とは思いました。

新NISAは若い世代向け?


本書は、新NISAは株式、投資信託の為、
ハイリスク、ハイリターンというスタンスです。

それだったら安定して利息収入の入る米国債の方が、
老後の資産の持ち方としては良いだろう...ということです。

2024年8月の株式暴落時にも、
米国債はやや上昇という安定性を発揮しました。

確かに、まとまったお金を米国債に投資して、
利息分は老後の楽しみに使う、
そして元本は減らない、
相場に一喜一憂しないというのはメリットかと思います。

相続問題もクリア


本書では、米国債を妻子に遺産として残し、
その遺産で豊かな生活や子供の学費を賄った例がでてきます。

「米国債は安心・安全で手間がかからない」
「高齢になって投資判断が難しくなっても大丈夫」
「たとえ亡くなっても相続人が利息を受け取り続けられる」

この辺りのメリットは大きいと感じる人は多いかもしれません。

DIE WITH ZERO的発想からは厳しい!


ただし、個人的に一番気になったのは、
まさにこの相続を絡めた発想ですね。

元本が減らないでインカムゲインを老後資金にあてるのは魅力ですが、
それなりのインカムゲインを得るにはまとまった元本が必要です。

このまとまった元本を相続する相手がいれば良いですが、
私のような独身者にはそのような相手がいません。

となると、元本をキープにはそれほど魅力がない!というより、
DIE WITH ZEROとは逆行する考え方になります。

独身者は、普通に新NISAで運用のオルカンとかを寿命を睨みながら取り崩す方が、
結果的には良かったという話になるような気もしますので、
遺産を残したい人にとってのメリットが、
独身者にはディメリットとなるのかな?という感想です。

とは言え、自分が70~80代に株式相場的には暗黒期が来て、
株式相場暴落に頭を抱える可能性も否定できないので、
債権投資にある程度資金を投入する選択肢も考えた方が良いかも?
とは思いましたね。

※ 投資の最終判断はご自身の責任でお願いします

2025年1月29日水曜日

定期預金金利1%超の時代到来!

日銀の利上げで各行動く


日本銀行が政策金利を0.5%程度に引き上げる追加利上げを決定しました。
これにより、民間銀行の多くも金利を上げる動きがみられます。

3メガバンクは普通預金金利を0.2%にするとのことですが、
適用は3月からだそうです。

この時期に金利を上げるのは賛成ではありませんが、
上がってしまったので色々と動く必要はあるのかな?とは思います。

ここでは、私の保有する銀行口座を中心に、
どう対応するかをざっとまとめてみたいと思います。

UI銀行は1年定期が1.1%に!


まずはUI銀行ですが、新規口座開設者に対しては、
1年もの定期預金金利が1.1%となります。

既存預金者に対しても、
1,000万円以上の大口定期預金は1.05%、
1,000万円以下のスーパー定期預金は1.00%
となります。

私は既にUI銀行で定期預金を持っていますが、
3月の満期時には追加利上げ見込みなどを鑑みてとはなりますが、
こちらに預入れを行う可能性が高いかと思っています。

ちなみに、オリックス銀行やau自分銀行も、
新規口座開設者向けは定期預金金利が1.0%だそうで、
いよいよ定期預金金利1%超の時代が来たという感じです。

普通預金金利は0.4%の時代


メガバンクが3月から普通預金金利が0.2%となりますが、
元々金利が高かった銀行については更なる利上げとなります。

まずは、私が実質メイン的に使っているSBI新生銀行ですが、
パワーフレックス円普通預金のダイヤモンドステージならば、
3月3日から0.4%となります。

また、あおぞら銀行BANK支店は2月1日から普通預金金利が0.35%となります。
あおぞら銀行BANK支店は定期預金6か月が0.8%と、
ある意味ちょうど良いキャンペーンもやっています。

私の場合、流動性預金はSBI新生銀行が中心ですが、
2月は残高をあおぞら銀行へ移した方がよさそうです。

FIRE民には物足りないでしょうが...


まあ、フルインベストメントのFIRE民にとっては、
まったくもって物足りない金利水準かと思いますが、
今まで、0.2%の定期預金を求めてローカル銀行に口座を開いていた身からすると、
金利は随分と上がってきたというのは実感致します。

地銀とかが、新たなキャンペーンを行う可能性もあるので、
引き続きこの辺はウォッチしていきたいと思います。

2024年10月18日金曜日

FP無料相談の勧誘がウザイ! ~ FIRE希望者でFPに相談する人っているの? ~

FP無料相談の勧誘電話


昨日、12時半ぐらいの昼食時に、
某クレジットカード会社から電話がありました。

こんな時間にかけてくんなよ!と思いつつ応対すると、
内容はFPの無料相談を実施しているのでどうですか?
というものでした。

資産運用や老後資金の問題など、
金融のプロに相談するチャンスです!
などと言われましたが、興味が1mmもないのでお断りしました。

FPと言えば...


FPの私のイメージはと言えば、
オンライン記事でよく見かける、
怪しげな相談に回答する専門家ですかね?

正直、これらの相談の回答を見て、
「流石FPさんは違うわ~」
みたいに思った事はないですね。

まあ、カード会社経由の無料相談ですので、
恐らくは系列の投資信託とか保険をさりげなく勧められるのでは?
と勘繰ってしまいます。

FIRE希望者がFPに相談は聞いたことがない


実際問題として、FIRE希望者や達成者の中で、
FPに相談して運用方針を決めるとか、
ポートフォリオを組むなんて人はいるんですかね?

この辺りは、ある程度自分で勉強して、
自分が納得のいく形を作らないとダメなような気がします。

それにしても、最近はこの手の勧誘が多いです。
一昔前は保険の勧誘が多かったですが、
主流はFPに移行した印象を受けます。

2024年8月18日日曜日

「森永卓郎氏の予言・日経平均は3,000円になる」についての感想

森永卓郎氏・日経平均が3,000円になると予言


FIRE反対論者としても知られる森永卓郎氏ですが、
日経平均が最終的には3,000円になると警鐘を鳴らしています。

"「ずっとインチキを言い続けてきたんです。ドットコムバブルから始まって、AIや半導体だと。ありもしない期待を金融業界の人が作り続けてきたんです」といい「89年のバブル崩壊でも、株価が80数パーセント落ちて。だから、最終的に日経平均株価は3000円になる」と“予言”していた。 (引用元) 森永卓郎氏、投資には絶対手を出すな!“最悪のシナリオ”提示「最終的に日経平均は3000円」"
当該動画も見させていただきましたが、
森永卓郎氏によれば、今現在は人類史上最大のバブルであり、
バブルは必ずはじけるとおっしゃっています。
そして、日経平均は年内に1万円割れするとも...

これが本当なら悲惨な未来が待っています。

流石にそれはないだろう...


8月5日には日経平均株価が前日比4,451円安となり過去最大の下げ幅を記録、
ただ、翌6日は一転して3,217円高で過去最大の上げ幅を記録しています。

これだけでも相当の大騒ぎだったのに、
日経平均が1万円割れともなれば、
乱高下を繰り返すパニック相場が相当日数続くことになりそうです。

流石にここまでの下落はないように思えますが、
ヤフーやYouTubeのコメントを見ていても同様のコメントが多いですね。

まあ、森永卓郎さんはコロナの時もそうですが、
かなり以前から暴落を言い続けています。
ある意味首尾一貫しているとは言えますが、
今のところはその予言は当たっていません。

暴落に備えるのは大事かもしれないが...


ただ、本当に日経平均株価が3,000円くらいになれば、
多くのFIRE生活者の生活は破綻するのでは?と思います。

そこまでいかなくても、例えば、日経平均2万円程度の下落はありうると考え、
そうなっても何とか生活できる対策というのは必要ではないか?
とは思いますね。

私は比較的現預金比率が高い形で資産を保有しているので、
単純に株価だけが暴落するのであれば何とかなると思っています。

ちなみに、森永卓郎さんの対策は「100万円の古民家と農地で生活」だそうですが、
それだったらパタヤでボロアパートでも買って過ごした方が良いかな?
と個人的には思いましたね。

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2024年8月6日火曜日

大暴落だが投資方針はこのまま既存銘柄をホールドで

日経平均史上最大の下げ


8月5日の東京株式市場で日経平均株価が大暴落!
なんと前週末比 4,451円安の3万1,458円で取引を終えました。

当然の事ながら、私の保有株も大暴落しており、
今回の一連の株価暴落局面で、
セミリタイア資産は大体過去2年分の生活費くらい毀損しました。

今後の投資方針について、
多くのセミリタイアブロガーさん達が語っていますので、
私も現時点での投資方針について述べてみたいと思います。

基本的には「何もしない」


結論から先に申し上げれば、「何もしない」ということになります。
理由はいくつかありますが、主要なものは以下の通りです。

・まだ含み資産がある状態

保有株式ですが、未だ含み益が出ている水準であり、
投げ売りするレベルではないと考えています。

・現金比率が高い

私の資産は定期預金等の現金比率が高く、
節約すれば現金だけで年金開始までなんとか食いつなげると思っています。
元々、投資収益はそれほど期待していないので、
ここで慌てる必要はないのでは?と考えています。

リーマンショック時にも何もしなかった


私の投資資産がそれなりに含み益を持っている理由として、
リーマンショック時にも何もしないで、
保有資産を持ち続けたというのがあります。

今回もその成功体験?を活かして、
保有資産については特に何もしない方針とする予定です。

たださすがに昨日の下げは精神的にはちょいとキツイですね。
この記事を書いている時点では、日経平均先物は反発しているようですが、
この先どうなることやら...と言ったところです。

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2024年8月4日日曜日

SBI新生銀行・普通預金金利が0.3%へ

メガバンクが普通預金金利を0.1%へ


日銀は7月31日の金融政策決定会合で、
政策金利を「0.25%」に引き上げることを決めました。

多くの経済評論家がこれを愚行と切り捨てていますが、
まあやるんだろうな...という予感はありましたね。

これをうけてメガバンク3行は早速普通預金金利の引き上げを発表しました。
これまでの0.02%から0.1%に引き上げるとのことで、
三井住友銀行は8月6日から、三菱UFJ銀行とみずほ銀行は9月2日からだそうです。

SBI新生銀行・普通預金金利が0.3%へ


それに比べたら世間一般の注目度は低いですが、
SBI新生銀行は普通預金金利を従来の0.15%から0.3%へ引き上げます。
こちらは8月9日からだそうです。

ただし、口座保有者がすべてこの条件を適用されるわけではなく、
「ダイヤモンドステージ」というステイタスを獲得する必要があります。

とは言っても、SBI新生銀行の円普通預金口座とSBI証券の証券総合口座を連携させる、
「SBI新生コネクト」を申し込むだけでステイタスは獲得できますので、
ハードルはそれほど高くはありません。

ちなみに、ダイヤモンドステージ以外ですと、
普通預金金利は0.03%が0.11%になるそうで、
この辺りはメガバンクを意識した金利設定になっている印象です。

それなりに金利がつく時代だが...


今回のSBI新生銀行普通預金の金利引き上げにより、
東京スター銀行の金利優遇プログラム(0.25%~0.30%)と並び、
あおぞら銀行BANK支店(0.2%)に比べても優位となりました。

他行も金利引き上げに踏み切るのか?
ちょっと注目してみたいと思います。

とは言え、株価が暴落で私の保有資産も大きく減少してしまい、
0.3%の金利程度はいかんともしがたい状況...
その前に来週のマーケットが気になるところですね。

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2024年7月22日月曜日

共感できない「富裕層の共通点3つ」について

富裕層の共通点?


富裕層の共通点を指摘する類の記事は多い印象があります。
「富裕層はこうだ!」という類型化はニーズが多いのでしょうかね?

そんな中で、これは流石に無理があるのでは?と思ったのが、


で掲げられている「富裕層の共通点3つ」です。

記事内では、

●知的好奇心が旺盛
●「自分ならできる!」と自信を持っている
●少しずつ地道に頑張る

が挙げられているのですが、
どうですかね?

「相続で富裕層」ならなんの関係もない


記事内でも

”富裕層の一部は、相続や贈与を通じて資産を受け継いでいます。”

という指摘があります。

私が富裕層営業をしていた経験から言っても、
実家が金持ちだから自分も金持ちになったという、
相続系の金持ちの比率はかなり高いです。

彼らの多くは知的好奇心は特別旺盛でもないし、
地道に頑張ったりはしていません。

資産1億円のハードルは結構低い


記事で語られている富裕層の定義は「純金融資産1億円以上」ですが、
ドル高・株価高騰でここへ到達するハードルは結構低くなっているのでは?

誰でも簡単に到達できるレベルではないですが、
そこそこの高給取りの方であれば、
なんか普通に到達するかもしれないよ!というレベルで、
あえて類型化する意味があるのかな~という感じです。

ヤフコメでも1億円レベルでは富裕層とは言えないという類のコメントが多いですが、
類型化したのであれば、5億円以上の超富裕層を取り上げるべきだったのでは?
という風にシンプルに思います。

「富裕層の共通点」を指摘する意味


この手の記事は定期的に出現するのですが、
一体どんな意味があるのでしょうか?

「皆さんも頑張れば1億円くらい貯まりますよ!」
と言いたいのかもしれませんが、
もうちょい、具体的な例などがないと、
参考になる部分は少ないような気がしますね。

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2024年5月6日月曜日

世帯年収1000万円でも「貯蓄ゼロ」 ~ 住宅ローン&教育費が原因だと思うが... ~

世帯年収1000万円でも「貯蓄ゼロ」



という記事によりますと、お金の貯まらない3つのNG行動として、

・固定費を気にしない
・高額なローンを組んでいる
・先取り貯蓄をしていない

が挙げられています。

このうち、「高額なローン」はその通りだと思いますが、
他の2つはちょっとどうでしょうか?

といいますか、この問題の議論の出発点なのですが、
私のサラリーマン時代の周囲にいたこの手の人を見る限り、
「子供の教育」からスタートするのが良い気が致します。

すべては「子供の教育」からスタート


世帯年収1000万円の世帯ともなれば、
子供の教育に力を入れている世帯が多いかと思います。

子供の教育に力を入れるということは、
まずは教育レベルの高いエリアに住まなければ!
という感じになって、そうなると必然的に住居費も上がります。

また、当然のことながら子供の教育費として、
塾代、中学校から私立にいかせるなどお金がかかります。

名門高校とかになれば、海外へサマースクールに行くとか、
教育無償化の流れとは全然別世界のお金が掛かったりもします。

この辺を考えると、記事で取り上げている
「世帯年収1000~1200万円未満」はそもそも高所得ですらなく、
貯蓄がない世帯が多いのは当たり前という感じがしますね...

子育てはお金がかかる...


こういった人達の多くは、住居費以外の固定費は結構うるさかったし、
また、前掲の事情から貯蓄などは基本は考えていない感じでした。

まあ、私なんかはこういった方々を横目に見ながら、
子育てにはお金がかかるね~などと思いつつ、
せっせとセミリタイア資金を貯めていたという感じでしたね。
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2024年4月28日日曜日

【満期時には67歳⁉】個人向け国債・変動10年を買おうと思ったが躊躇してしまった...

円安進行!金利は上がらず


円安が進行していますね。
理由として日米金利差を主張する人がいます。

日本が金利を上げた方が良いかどうかは別にして、
個人的には金利をボチボチ上げてくるのかな?
と思っていましたが、日本銀行の動きは鈍いようです。

そんな中、ネット銀行の1年定期預金の満期が近づいてきており、
ネット銀行定期より有利そうな「個人向け国債・変動10年」を買おうかな?
という気持ちに近づいています。

満期時には67歳か...


セミリタイア民の中にも、円資産は個人向け国債という人は多いですね。
変動10年(第169回)の発行条件をチェックすると、
適用利率は0.50%となっています。

ただ、ふと自分の年齢的なものを考えてみると、
この国債が満期時には67歳になってしまいます。

改めてそういったことを考えてみると、
ちょっとどうしたものかな~と考えてしまいましたね...

普段の言動とは矛盾するが...


まあ、そもそもの商品設計として、
個人向け国債は発行から1年経過すればいつでも中途換金可能ですし、
元本割れをする心配はありませんので、
いざとなったら現金化できます。

さらに、私は年金受給開始を70歳、場合によっては75歳でもよいかも?
などと主張しており、長生きする気は満々でおります。

そんな私がまだ年金も受給していないであろう(?)67歳で満期を迎える金融商品を、
その受取年齢で躊躇するのは普段の言動とは大いに矛盾するのですが、
何か急に自分の年齢的なものが気になってしまいました。

私は過度な節約生活をしているわけでもなく、
欲しいものは比較的躊躇なく買ったりする方ですが、
これを機会に消費生活を若干見直してもよいのかも?
などと余計なことも考えてしまいましたね。

まだ、次回の個人向け国債発売まで時間がありそうなので、
この辺も含めてもう少し色々と考えてみたいと思います。

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