auじぶん銀行の"アクティブシニア円定期"が人気
昨今の不安定の金融相場の中、
シニア層に定期預金が人気だそうです。
" 「リスクを取って資産を増やすよりも、元本保証の範囲内で資産運用したい」 シニア層のそうしたニーズの強さを裏付ける現象が、ネット銀行のリリースした商品を巡って起きていた。auじぶん銀行が4月11日から募集を開始した「アクティブシニア円定期」に申し込みが殺到しているのだという。この商品は55歳以上で、預入金額100万円以上の顧客を対象にした5年ものの定期預金で、主に退職金の運用を念頭に置いた商品だという。金利は“ネット銀行最高水準”という年1.05%。 仮に1000万円を預け入れると、5年後には約1041万8000円(税引き後)になって返ってくる計算になる。” (引用元) やっぱり“投資より貯蓄”? 55歳以上向け定期預金にシニア殺到…利用者に聞くリアルな懐事情"
4~5%の運用益は確保したいFIRE民で興味を持つ人は少ないでしょうが、
「1%超」と言う金利は、ゼロ金利が続いた影響から、
シニア層に人気が出るのはわからんでもありません。
5年も資金を固定するの?
ただし、この商品に預け入れるのは以下の疑問が生じますね。
まずは、今後政策金利が上昇すると思われる局面で、
資金を5年も固定するのはいかがなものか?ということです。
なので、今はもう少し短い期間の定期預金に照準を絞るのが良いかと思います。
例えば、UI銀行の定期預金は1年物は1.0%(1千万円は1.05%)、
オリックス銀行も1年物は1.0%です。
ちなみに、オリックス銀行は新規口座開設者向けに、
5年定期は1.3%の金利をつけていますので、
どうしても5年定期に預けたいのならこちらが有利です。
複数銀行の使い分けがお勧め
ちなみに私は、複数の銀行を使い分けており、
3か月~1年のキャンペーン適用を利用しています。
上記のUI銀行に加えて、
SBI新生銀行(3ヵ月 0.8%)
あおぞら銀行(6か月 0.8%)
しずおか焼津信用金庫(6か月 1.1%)
と言った感じです。
インフレに負けると言われても...
まあ1%程度の金利ではインフレにも勝てませんし、
実質資産が目減りするというご指摘はその通りです。
ただ、数年間に渡り景気が低迷するリスク、
50代後半という私の年齢を考えると、
無リスク資産へのある程度の振り分けは必要かと思います。
それで何も考えずに、メガバンクの普通預金に預け入れるよりは、
定期預金金利もある程度形になってきた感じではありますので、
色々と比較したうえで資金を分散させるというのは、
それなりに有効な手段ではないかと思う次第です。
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