2025年5月5日月曜日

【老後資金】老後にハラハラしないための消極的株式・外貨投資という考えについて

老後の為の「消極的株式投資」


老後資金をどういう形で持つか?
これについての考えを述べている記事がありました。

"筆者が老後資金で株を買っているのは、「株式投資で儲けてリッチな老後を過ごそう」というよりも、「株を買わないと、インフレが来たときに惨めな老後になってしまうので、それを避けよう」という消極的な株式投資です。ガツガツ儲けようとするとリスクを抱え込むことになりかねないので、老後については「ワクワクするより、ハラハラしない」を大切にしているのです。” (引用元) 恐ろしい…日本のシニア、「長生きリスク」と「インフレリスク」に戦々恐々。 経済評論家が教える、リスクを低減する〈老後資金の振り分け方〉とは?"
老後資金を円建て無リスク資産だけで持つリスクについて、
うまく説明をされているとは思いますが、
株式投資や外貨投資の比率が高すぎると、
老後はハラハラしっぱなしではないか?
という風に思ってしまいますがいかがでしょうか?

全資産がリスク資産だと常にハラハラ?


インフレリスク、長生きリスクを恐れるあまりに、
全資産を株式投資、外貨投資に充てるとすると、
20~30代の現役サラリーマンなら全く問題ないとは思いますが、
「老後資金」だと相当リスクがあると思います。

仮に大暴落が起きて、10年持てば値が戻るとか言われたところで、
その10年間が貴重な老後期間だったりするわけですからね...

また、前述のように、
老後は株式相場、円ドル相場に一喜一憂する事態は避けたいですが、
この辺りの比率が高すぎてしまうと、
どうしても相場が気になってしまうという事態になるかもしれません。

この記事では、お勧めの株式・外貨保有比率などが書かれていませんが、
株式を何%、外貨を何%といった概算があれば参考になるとは思いました。

年金の範囲内で暮らせれば...


記事内でも、

"インフレに備えるためには、やはり公的年金を大事にすること”

とサラッと書かれていますが、
仮に年金の範囲内で生活できる目途が立っているのであれば、
老後資金は全額投資でリスクを取っても良いかな?とは思います。

イメージとしては、

・老後生活費(衣食住+日常の趣味)は年金で賄う
・老後資金は新NISA(MAXで1,800万円)で運用、
 運用状況が良好なら海外旅行などの贅沢消費に充てる
・手持資金として100万円~200万円を銀行預金で持つ

と言った感じでしょうか?

私もまだ、年金受給後の自分の資産をどう持つか決めかねていますが、
この辺は年金受給見込額とその時の物価の兼ね合いが大きいので、
引き続き状況をフォローしていきたい感じです。

0 件のコメント:

コメントを投稿