交友関係を広げるよりやっておくべきこと
昨日は”お金はあるけどやることがない高齢者”が、
若い頃に交友関係を広げておけば良かった!と嘆くのに対して、
嘆くのは意味がない!そもそもサラリーマン時代は皆忙しいので、
交友関係を広げるといっても限度があるのでは?
ということを述べさせていただきました。
それでは老後に向けて何も手は打てないのか?
と言えば、そんなことはないかと思います。
膨大な時間を一人で過ごす
それは何かと言いますと、
「一人で生活を楽しめることができるようにする」
ということだと思います。
特に、老後対策よりFIRE対策に有効かと思います。
例えば、FIRE系の様々なブログから推察致しますと、
週に1回くらいのペースで飲みに行くというのは、
かなりの頻度で友人と交流しているイメージがあります。
ただ冷静に考えるとそれでも、
7日間(168時間)のうち友人といるのはせいぜい2~3時間ということで、
独身者で完全リタイアの場合、残りの165時間くらいは基本は一人なわけです。
友人さえいれば、FIRE生活や老後生活が楽しかったのに...
と言う方はこの視点が抜けているのでは?
と思うことがあります。
特にFIREの場合、同世代はほとんどが働いているでしょうから、
週に3日も4日も友人と一緒にいるというのは考えにくいです。
孤独耐性が元々ある人がFIREする?
こういうことを言いますと、
「FIREとか元々孤独耐性がある人がするもの」
なので、
「努力して一人で楽しめるようになるのは困難」
といった反論があるかと思います。
確かに、孤独耐性があるのはFIRE生活を楽しむには有利でしょうし、
元々の性格に起因する要素は大きいとは思います。
ただ、FIREなどはそもそも会社の仕事・人間関係が嫌になってするもので、
その地獄のような世界に比べたら一人でいるなんて別に苦でもなんでもない!
というのが基本かと思います。
そして一人でいると言っても、
別に独房に入れられるとか無人島に流されるわけでもないので、
一人で楽しめる方法はいくらでもあるのでは?と思います。
私は元々孤独耐性はそこそこはある方だったとは思いますが、
サラリーマンが嫌過ぎた結果として、
一人でいることが心地よくなったという部分もありますので、
意識することによってこの辺は変われる部分も大きいのでは?
と考える次第です。
「友人を作る」より「一人を楽しめるようにする」
返信削除正にその通りだと思います。
私は友人は多い方でしたが、50代になってからは友人と会うことが激減しました。
その為今では無理に交流しようとはせず、なるべく一人で楽しむように心掛けています。
「無理に交流しようとしない」というのは私も心掛けています。自然に過ごしていると、一人で楽しむ機会が増えていくと言う感じです。
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