2025年5月19日月曜日

不労所得が全然「不労」ではない件 ④ まとめ - 「労働」の許容範囲を見極める

本当の不労所得は存在しないかもしれない


これまで、不労所得を名乗りながら、
全然不労所得でないケースが多いものとして、
ブログやYouTubeの収益、株式投資、不動産投資を取り上げてきました。

ただし、純粋に働かないFIRE生活をしていると思われる方でも、
厳密にいえば「不労」でないケースもあるかと思います。

例えば、ほったらかしのインデックス投資家と言えども、
1年に1回くらいは資産チェックをしてリバランスくらいするでしょうけど、
これだって労働と言えなくもないからで、
この辺を考えると、厳密な意味での不労所得は存在しないのかもしれません。

労働に対する許容範囲はどこなのか?


となりますと、FIRE後は完全に不労所得だけで暮らす!にこだわるよりも、
自分が許容できる労働とは何かを明確にしておくのが適切だと思います。

私の場合、許容できる労働の範囲として、

・株式投資(売買は不定期、資産チェックは1日2回程度)
・会場調査(アンケートサイト経由で楽なもの)
・ポイ活 (こちらもアンケート中心、一部ゲームやクリックなど)

といったものが挙げられます。

一方、許容できない労働の範囲としては、

・派遣やパート労働など組織に属して働く (上司がいる時点でNG)
・Uber Eats配達員等の肉体労働 (今の私にとっては立っているだけで重労働)

といったものです。

この辺りは人それぞれで、
社会との接点を作るために週2~3日はパートで働く人もいれば、
ポイ活などバカらしくてやってられないと言う人もいれば、
Uber Eatsなどトレーニング代わりに導入していると言う人もいるでしょう。

上記はあくまでも私がやりたいかやりたくないかだけを書いたもので、
実際に好きで派遣とかUber Eatsをやっている人を否定しているわけでないことを、
念のため強調しておきたいと思います。

サラリーマンより楽だから...という発想は危険


ただ、この手の労働の許容範囲を決める際に、
注意した方が良いのがサラリーマン時代の仕事との比較です。

低資産FIREの方に特に多い印象があるのが、

「サラリーマン時代の仕事より全然楽だから」

といって、スポットバイトやUber Eatsを、
あたかも不労所得みたいに考える発想です。

ご本人が良ければそれもありだとは思いますが、
何歳までその生活を続けるつもりなのか?等々も考えますと、
普通の方はちょっと真似しない方が良いかな...とは思ってしまいますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿