2023年4月30日日曜日

セミリタイア生活で過去を振り返るメリット

セミリタイア生活が楽しくないから過去を振り返る?


セミリタイア生活者が過去について言及すると、

「過去を振り返らなければいけないほど今が暇なのか?」
「本当はサラリーマンを辞めたことを後悔しているのではないか?」

と言った類の批判・疑問を受けることがあるようです。

これは当たっている部分とはずれている部分があるように思えます。

今が楽しすぎれば過去など振り返らないかも?


確かに、今が充実しすぎているのであれば、
過去を振り返る時間などないのでは?とは思います。

サーフィンでも囲碁でも何でも良いですが、
24時間そのことしか考えられないような趣味を持っていれば、
もうそのことしか考えていない生活というのもありで、
その生活の充実ぶりは私などの比ではないかと思います。

ただ、そこまで趣味に没頭するとか、
一つのことに集中できるセミリタイア生活者は少数の気が致します。

セミリタイア生活の相対的優位


当ブログでは何度か述べていますが、
セミリタイア生活の楽しさは相対的なものだと思っています。

それは、サラリーマンを定年まで続けていた場合に比べて、
今のセミリタイア生活が素晴らしいということで、
絶対的に今の生活が良いというのとちょっと異なる意味合いもあるからです。

私の場合、今のセミリタイア生活が停滞気味と感じた時など、
それでも会社員時代に比べれば遥かに良いよな~と思う事は、
それなりの意味はあると思っています。

嫌な記憶は定期的に蘇る...


まあ、そんな意識をしなくても、
何故かサラリーマン時代の嫌な記憶というのは、
なんらかのきっかけで蘇ってくることがあります。

そんなときは無理に忘れようと思ったり、
いたずらに腹を立てたりとかするよりも、
完全に過去の事と割り切って、
今は随分とマシな生活になったよな~
なんて思う方が健全のような気がしますね。

こういったことを複合的に考えますと、
セミリタイア生活でも過去を振り返るメリットは結構ある気がします。


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2023年4月29日土曜日

FIREをどこまで真剣に目指すべきか? ~ 現在の生活の犠牲はどこまでが適当? ~

「FIRE達成は甘くない!」とは言うが...


FIREやセミリタイアに関するブログ、YouTubeを見ていると、
「誰でも簡単にFIREできます」というものから、
「FIREを達成するのは生半可な気持ちではできません」というものまで、
様々な内容のものがあります。

前者については、極端な貧乏生活だったり、
ちょっと怪しい投資ノウハウを語ったりしているものも多く、
注意が必要な部分はあるかと思います。

問題は後者に関するもので、
FIREに対する真剣な姿勢は理解できるものの、
本当にそこまでしてFIREとは早くに達成するべきものなのか?
ちょっと疑問に思う事はあります。

「FIREを1日でも早く」は正しいのか?


例えば、FIREを1日でも早く達成するために、
給料の大部分を投資・貯蓄に回すのはもちろん、
同僚・友人とのつきあいはすべて断り、
また、給料アップを狙うべく仕事は真剣に行う、
みたいなアドバイスを頂いたとしても、
多くの人にとってはハードルが高いです。

こういうことを言うと、
「FIREに対する真剣さが足りない!」
なんて言われるのかもしれませんが、
FIRE達成が1~2年遅れたとしても、
同僚はともかく友人とはたまには飲みに行きたいし、
趣味に使うお金もそうはケチりたくありません。

人生トータルで考えた場合、
FIRE準備期間とも言えるサラリーマン時代も、
できるだけ楽しみつつFIREを目指すという発想も必要かと思います。

FIREをどこまで真剣に目指すべきか?


私のケースを考えてみても、FIREを目指し始めた頃については、
仕事面で環境・待遇が好転すればFIREを目指すのをやめていたかもしれなく、
仮に本当にFIREをめざすのをやめた場合、
超絶的な節約生活をFIRE目指してしていたら、
あまり意味のない貧窮生活を何年もしたと思ったかもしれません。

FIREに対する願望の強さであったり、
現状置かれている状況は人それぞれでもあるので、
FIREを目指すのに真剣過ぎるのはちょっとどうなのかな~
という感想を持ちました。

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2023年4月28日金曜日

「経理職はGW中の平日は出社」を思い出した

制限なしの大型休暇がスタート


今年は久々の制限なしの大型休暇になりそうなゴールデンウイーク。
海外や帰省など、久々の旅行を楽しみにされている方も多いと思います。

既にセミリタイアをしている自分にとっては、
この期間は混雑している観光地などには行かず、
ずっと家に籠る期間ですね。

そこで改めてカレンダーを見てみると、
5月1日と2日が平日となっています。

なので、

2連休 + 2出勤 + 5連休なのか、9連休なのか?
この辺りは会社によると思いますが、
随分と大きな違いかと思います。

ゴールデンウイーク出社のリスク


サラリーマン時代は経理職だった私は月次決算という仕事がありました。

基本的には2営業日目に数字を出す必要があるので、
今回のカレンダーの並びであると、
5月1日と2日は普通に出社の可能性が高いです。

一時期は5月1日はメーデーで休みだったりしましたが、
いつのまにか普通の日になっていましたね。

ただ、この辺をどう扱うかは経営陣の匙加減次第だったので、
5月1日は休暇取得奨励日みたいな扱いで実質休み、
5月2日だけ出社となっていたかもしれません。

いずれにしても、営業とかみんな休んでいる中、
経理課だけ出社しているのはなんとも虚しい気持ちになったのを思い出します。

GWすら休めないなら早期退職


経理職なんだから仕方がないと言えばその通りの部分もありますが、
5月1日と2日を全社休みにして、決算の数字が5月9日になったところで、
経営上大きな問題があるかと言われると、
個人的にはあまり問題はないような...

ライフワークバランスとか普段から言っているのだから、
こういう時こそ実践して欲しいところです。

また、GW中は旅行に行っても暇だろうから...などと言って、
宿題みたいなのを出す上司もいましたね。

まあ、この辺りを色々と思い出してみると、
GWだからものすごく楽しみだったかというと、
微妙な時が多かった気がしますね。

GWがきっちり休めなかったというのも、
早期退職願望が強くなった一因ではあると思います。

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2023年4月27日木曜日

【持家 VS 賃貸】一般サラリーマンとセミリタイアでは事情が異なるのでは?

老後資金2000万円の大嘘



本書は、「通説のウソ」が流布しているトピックを挙げて、
それについての「真実」を解説するというスタイルの本です。

テーマである「老後資金2000万円の大嘘」については、

"ウソ 老後資金として年金以外に2000万円の貯金が必要
 真実 老後の暮らし方を変えれば、2000万円は必要ない (p56)"

と言ったように書かれています。

賃貸の方が安全


本書では様々なトピックスが取り上げられていますが、
その中でセミリタイアでも永遠のテーマとして語られることの多い、
持ち家 VS 賃貸についても取り上げられています。

"ウソ 老後のためには、老後までにローンを払い終わる持ち家の方がいい
 真実 35年間もの長期にわたってリスクを持ち続けるよりも賃貸の方が安全(p126)"

本書では、土地の高くなっている現在、
不動産下落リスクを考えれば賃貸の方が安全という結論になっています。
特に、長期の住宅ローンを組んでまで家を買うのは反対というスタンスです。

一般のサラリーマンの方に対するアドバイスとして、
純粋に経済的な観点のみに着目するとその通りかと思います。

ただ、得とか損とかではなくマイホームが欲しい!と言う人には、
あまり響かないアドバイスかもしれませんが...

セミリタイアは若干特殊かも?


とは言っても、これは普通のサラリーマンの場合であり、
セミリタイア生活で持家 VS 賃貸を考えると、
若干事情が異なるのではないかと思いました。

まず第一に、セミリタイアに向けて住宅を購入する場合、
35年ローンを組むのは考えにくいです。
多くの人が手持のキャッシュで購入しているイメージです。

第二に、購入する物件のタイプです。
本書では東京の新築マンションはバブルの様相を呈しているとしていますが、
セミリタイア住居として都心のマンション、しかも新築を購入するというのは、
あまり聞かない話です。

この辺りを総合的にまとめてみると、
下落リスクの低い不動産をキャッシュで買うセミリタイア生活者という感じで、
一般的なサラリーマンとは事情はちょっと違うのかな?
という印象を改めて持ちました。

ちなみに本書でも、高齢になって持家がないと不安と言う人には、

"どうしても不安であれば、貯蓄をして頃合いを見て最後に終の住処を買うというのもいいでしょう。(p131)”

と結んでおり、セミリタイア的不動産購入には一定の評価を与えている感じです。

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2023年4月26日水曜日

【若年セミリタイア】本当の理想は休職かもしれない

若い内にしかできないこと


若くしてセミリタイアした方の主張で、
自分的に羨ましいものがあるとすれば、

「若い内にしかできないことをやる」

ではないかと個人的に思っています。

ただ、そのやりたい事というのが、
若い時からリタイアする年齢まで未来永劫やり続けなければダメなのか?
というのには疑問に思う部分はあります。

1~2年休職で何とかならないか?


私が仮に若くしてセミリタイア出来ていた場合、
やりたいことで思いつくのが、
「語学留学」と「世界一周旅行」の2つです。

実はどちらも今からでもできるといえばできますが、
体力的な問題が生じている事と、
今後の人生にその経験をどう生かすかということを考えると、
意味合いは相当変わってくる気がします。

ただし、どちらも1~2年の期間があれば十分とも言えますので、
一足飛びにセミリタイアを目指して実現する話ではないとも言えます。

それよりも、1~2年間休職をして、
その間に自分のやりたかったことを思いっきりやり、
その後は再び普通に働くでもとりあえずは良い気がします。

今でも休職制度は一般的なのかな?


例えば、若くしてセミリタイアを達成して、
懸案の世界一周旅行にでかけて1年間楽しんだけど、
その後は貧乏セミリタイア生活を過ごす、
というのでは、ちょっと自分の理想とはかなり異なります。

若くしてそれなりのセミリタイア生活を継続するのはやはりハードルが高いので、
それだったら1~2年間だけ会社を休んで、
とりあえずのやりたいことを思う存分やる!
と言う方が自分向きかもしれません。

実際に、私が海外勤務をしていた時には、
1~2年間の休職で語学留学をしていた人もいました。

当時はすでにバブルは崩壊していましたが、
その残り香的な制度がまだ生きていた時期なので、
こういった事ができただけなのかもしれませんが...

今は休職制度というと「メンタルを病んでしかたなく」というイメージですが、
今でも留学したいから休職するとかいう制度がある会社は、
結構あるんでしょうかね?


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2023年4月25日火曜日

地方選挙はバラマキ政策連呼ばかり

地元の議員が多数落選


今回の統一地方選では、私の地元でも選挙がありました。

この間は選挙カーが頻繁に通ったり、
スーパーの前でミニ演説会があったりと、
非常に賑やかな(うるさいともいう)期間でした。

セミリタイア生活をしていると家にいる時間が多いので、
選挙の影響は結構受けますね。

なので、今は随分と静かになりホッとしています。

ただ、あれだけ名前を連呼していた、
私の町内に事務所を構えていた現職議員
の多くが落選していてビックリしています。

給食費無償化 & 公園整備


私は議員の公約の選挙公約を全部チェックなどしていませんが、
選挙カーの演説で一番良く聞こえたのが「給食費無償化」ですね。

あれだけ多くの人が連呼しているのなら、
すぐにでも無償化しそうですが、
財源等、実現には色々難しい問題があるのでしょう。

それと、区議選らくしく地元の公園の整備なんてのもありました。
「お子様やワンちゃんと楽しく遊べる公園を!」と連呼してましたが、
すでに区内は結構公園が多いけどな~なんて思いました。

外国人参政権反対の候補に一票


どうもこういったバラマキ的政策ばかりいう人は、
ちょっといかがなものかな?という印象はあります。

自分のお金ならよいですが、原資は税金ですからね...
限られたお金をどう使うか?
もう少し広い視野で政策を訴えて欲しいとは思いました。

なので、私は「外国人参政権反対」を掲げていた候補に一票でしたが、
こういった理念的な政策を述べていた人はあまりいなかった印象ですね。


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2023年4月23日日曜日

「貧乏系セミリタイアが最高」の説得力について考えてみた

貧乏系セミリタイアが最高?


貧乏系セミリタイアを礼賛する人は相変わらず多い印象です。

普通のサラリーマンで平均的な生活をしている人の多くから見れば、
貧乏系セミリタイアのような低支出生活は魅力的には映らないでしょうね。

「普通の生活」と言ってもそれなりに節約はしているでしょうし、
買いたくても買えないものも多いでしょうから。

それでは、この貧乏系セミリタイア最高説が説得力を持つにはどうしたら良いか?
これについてちょっと考えてみました。

お金があるのにあえて貧乏生活


例えば、年間100万円で生活している人を普通の人がどう見るか?
恐らくは単純にお金がない人だとみるでしょう。

なので、お金は持っているがあえて年間100万円で暮らしているのだ!
となると、ちょっと見方が変わってくる気が致します。

まあ、単純に変わっている人だと思われるかもしれませんが...

働けば高収入だが働かない


しかしながら、これだけでも説得力は弱い気がします。
お金は確かにあるだろうけど、会社をクビにでもなったのでは?
などと勘繰られる可能性もあります。

なので例えば、実は難関資格を所持していて働けば年収1000万円越え確実!
だけど、働かないで貧乏生活を楽しんでいるんだ!
ということなら、ちょっと話は変わってくるのでは?

こういった、お金は持っていて、しかも、バリバリ働けば稼げる、
このような人があえて貧乏系セミリタイア生活をしているとなると、
ちょっと説得力が出てくるのでは?とは思います。

そもそも説得力など必要ではない


貧乏系セミリタイアが最高が説得力を持つ条件について勝手に考えましたが、
そもそも論として言ってしまえば、
貧乏セミリタイアが最高であるということは、
自分が勝手に思っていればよい話かと思います。

なので、そもそも説得力など必要ない!
ということで本来は終わりでしょう。

ただ、妙に貧乏系セミリタイアの良さを力説している人がたまにいますが、
これは本当に世間一般に理解してもらおうとしているのであれば、
ちょっと逆効果ではないのか?

そもそも今の時代、万人受けの考えは難しいので、
セミリタイアなんてのは、わかる人にはわかる程度のスタンスで良いのでは?
という気がしますね。


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2023年4月22日土曜日

【老後の孤独】お婆さんは大丈夫でお爺さんはダメだと思った理由

お婆さんにつかまる


昨日、スーパーに行って野菜を選んでいた時の話です。

私はどの小松菜が良いかを選んでいたのですが、
その時にショッピングカートを後ろ向きで引いていたお婆さんが、
私にぶつかってきました。

「あらら、ごめんなさいね」

と言ってきたので、

「大丈夫ですよ!」

と私が言って、普通はそれで終わりなのですが...

そのお婆さんですが、

「あら、今日のきゅうりはいいわね」
「これだけのきゅうりは久しぶりよ」
「わたしはきゅうりばっかり買っているのよ、ホホホ」

などと、私に対してマシンガントークを仕掛けてきます。

最初は適当に相槌を打っていたのですが、
どうやらキリがなさそうなので、
隙をみて会釈してその場を離れました。

フレンドリー系お婆さんは多い


こういったフレンドリー系のお婆さんは結構多い印象で、
病院の待合室で知らない人と仲良く話すお婆さんとか、
スーパーで商品の細かい字が読めないので代わりに読んでとか、
最近でもこういった光景を見かけることがあります。

最初の頃は、こういった人は普段はあまりしゃべる人がいないので、
こういうチャンスをみつけて喋りたがるお婆さんなのかな?と思っていましたが、
こういった見ず知らずの人と楽しく喋れるからこそ、
特に高齢一人暮らしでもそれほど寂しくないと言う面もあるかも?
と、どうも順番が逆な気もするな~なんてことを思うようになりました。

同じことはお爺さんはしにくい...


ただ、これもお婆さんだからできることであって、
お爺さんがやるとなるとちょっと違う印象になりますね。

例えば、ベビーカーに子供をのせて歩いている若いお母さんに、
お婆さんが「可愛い子ね、何歳なの~」という光景はよく見ます。

ただ、同じことをお爺さんがやっていて、
若いお母さんがちょっと警戒しつつ応対していた...
なんて光景を最近みました。

この辺は私の勝手な思い込みかもしれませんが、
私は不審者扱いされないように気を付けるとともに、
老人になってもそれなりに友人関係を築けるようにしたいとは思いますね。


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2023年4月21日金曜日

「青学 原晋監督がクレディ・スイス債で大損」で思ったこと

青学 原晋監督・債券投資で大損


クレディ・スイスが発行したAT1債が無価値になったことで、
著名人にまで損害が及んだことが波紋を呼んでいます。

"原監督は「老後に年1回の旅行を楽しみたい」と少しずつ貯めた貯金で日本の証券会社から債券を購入していたが、「ハイリスクのものという説明はなかった」と主張。「日本のサラリーマンの平均年収のウン倍が紙切れになった」「クレディ・スイスは倒産していないのにどうしてお金が戻ってこないのか」と嘆く。"  (引用元) 「サラリーマンの平均年収のウン倍が紙切れに…」青学 原晋監督がクレディ・スイス債で大損「なぜ潰れてないのに1円も戻らないの?」"
放送内では、サラリーマンの平均年収・約450万円の数倍というテロップでしたので、
数倍の幅を3~6倍と仮定すると、
1,350万円~2,700万円くらいの損害と推測されます。
結構な額ですね...

コメントで原監督擁護の声は少ないが...


コメント欄には原監督擁護の声はほとんど見られません。

AT1債がどういうものか調べてから投資すべき!
という声が大きいですが、AT1債は何かを調べたら投資しなかったのか?
調べても、スイスの大手銀行だから大丈夫と思わなかったのか?
この辺りは非常に疑問な点はあります。

また、原監督ほどの方であれば、
証券会社の専属担当者がいたでしょうから、
この担当者が実際にどういう説明をしたのかというのも気になるところです。

クレディ・スイスとはどういう会社か?


記事では「分からないものは買わないことだ。」
という締めくくり方をしていますが、
問題の一番の本質はABEMAヒルズの放送内で森永康平氏が言っていた

"世界的に知られている金融機関なので、
まあそう簡単に潰れるとは普通の人は思わないと...
ただわたしはずっと金融の世界にいるので、
だいたい金融の世界にいると、
こう何とかショックみたいな金融危機が起こるたびに、
まああの金融機関ヤバいんじゃないかっていうときに、
必ず最初の方に名前が出てきたのがこのクレディスイスなので、
まあそういう意味では今回の一件を受けて予想できてましたか?
って言ったら予想はしてないけれども、
意外感があるかというとそこまで意外感はないかな?
という感じですね”

ということです。

私も森永氏と全く同じで「意外感」は全くないですね。

クレディ・スイスは色々と良くない噂を昔から聞いていますので、
そもそもそんな会社の債券を買うと言うのがいかがなものか?
というのが出発点のような気がします。

私も某銀行の窓口で、某外国投資銀行の債券を勧められたことがありますが、
担当者は実質無リスクで定期預金より金利が高い...みたいなことを言っていて、
「こいつ大丈夫か?」と感じたことを思いだしましたね。


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2023年4月20日木曜日

【朝日新聞値上の影響?】引越して10年、初めて新聞の勧誘がきた!

値上しない読売新聞


先般、朝日新聞の値上げのニュースについて記載しました。

節約がモットーのセミリタイア生活で新聞など超贅沢品、
というより、偏向報道まっしぐらの新聞をお金を出して読むなんて...
という感じで、値上げなんてどうせ読まないので関係ありません。

一方、日本最大の発行部数を誇る読売新聞ですが、
1年間は値上げしないと宣言しています。

これにより、朝夕刊セットの月ぎめ購読料は4,400円変わらずで、
朝日新聞の4,900円より500円安くなるので割安感がでますね。
(それでも高いですが...)

新聞の勧誘が初めて来た


そんな朝日新聞の値上げの影響でしょうか、
我が家にも読売新聞の勧誘が初めて来ました。

私は基本的に名乗らない人の来訪は居留守を使いますが、
出なかったら、ポケットティッシュとチラシを投函して帰っていきました。

翌日には呼び鈴はなりませんでしたが、
違うタイプのチラシが投函されており、
ここに来て朝日新聞のシェアを奪うべく、
読売新聞の営業が頑張っているようです。

セミリタイア生活で勧誘対策は必須


セミリタイア生活ともなると日中家にいることが多いので、
こういった類の勧誘も多く、対策は必要です。

コロナで勧誘はほとんどない期間が続きましたが、
最近はちょっと増えてきた印象です。

基本的に出ないので何の勧誘かわかりませんが、
宅配便と間違えてでる場合や残っているチラシで判断すると、
共済みたいな保険系が多いようです。

まあ、管理人付のマンションにでも住めれば良いですが、
こればっかりは予算的に無理なので、
当面は訪問者をきちんと確認するくらいしかないですが...


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2023年4月19日水曜日

独身中年男性を蝕む危険なリスク ~ こういうディスり方好きですよね! ~

独身中年男性を蝕む危険なリスク


定期的にマスコミで取り上げられる独身男性に対する悪口?ですが、
ちょっとこれはひどい言い方だな~と思ったのが以下の文章です。

"独身のまま中年になるともれなく狂うー。世間に流布されるこうした言説は、果たして本当なのか?"  (引用元) 孤独な中年が抱える「リスク」。うつ状態や依存症、攻撃的な性格になりやすくなるわけ"
「中高年の独身男性にはおかしい人が多い」くらいなら、
そうかもしれないな~程度ですみますが、
「もれなく狂う」となると、私も既に狂っているのか??となり、
流石にちょっと言い過ぎでしょうね。

まあ、何をもって「狂う」と意味しているのはわかりませんが、
自分の周りにいた色々問題を起こしている中年男性を見ると、
独身より家庭がうまくいってない人の比率が高いのでは?
というのが自分の印象ですけど...

「孤独」が人をおかしくさせる


上述の記事のイントロダクションはいかがなものかと思いますが、
記事の内容自体は結構良いことを書いています。

記事によれば、
”独身だから狂うというより、孤独な状態が人をおかしくさせるのです。"
とあり、そういった部分は多分にあると思います。

ただし、中年独身男性の多くは孤独耐性を持っている部分があり、
また、独身同士の趣味のネットワークなんかがあったりします。

個人的な印象では、家庭内で孤立しているっぽいおじさん、
こういった人が部下を無理やり飲みに誘ってパワハラ...
みたいな印象があり、そっちのがやばいかも?とは思いますが、
この辺の分析もぜひ加えて欲しいと思いますね。

孤独対策はそれなりに重要


ただ、私のような中年独身男性で無職という人間が、
孤独対策をそれなりにするのは大事かと思います。

セミリタイア生活者の中でも、
生活費の安いという理由で地方に移住、
そこでの地元の方との交流は一切ない!みたいな人もいますが、
ちょっと個人的には真似できない感じです。

まあ、私の場合は対策と言っても、
友人の多くが住む東京エリアに住んで、
飲み会とかがあればフットワーク良く参加する程度ですが、
今のところ、こんな程度で十分と思っています。

この問題は個人差も結構大きいので、
一括りに考えると当てはまらないケースが多々でるんじゃないでしょうかね?


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2023年4月18日火曜日

「FIRE卒業」はFIRE後に年金受給を開始した人を指すので良いのでは?

FIRE卒業に違和感を覚える人は多いのでは?


一時期ほどではないですが、FIRE関連を取り上げる記事は多く、
「FIRE卒業」というワードを目にすることも相変わらず多いです。

しかしながら、元々はFIRE生活に飽きて働き始めるのがFIRE卒業だったのが、
投資に失敗するとかでお金がなくなって働くのまでFIRE卒業になって、
FIRE卒業というワードに違和感を覚える人も増えているのでは?
という印象を持ちます。

そもそも卒業とは?


そもそも卒業とは何かと言えば、
weblio辞書によれば、

1 学校の全課程を学び終えること。
2 ある段階や時期を通り過ぎること。

という事だそうです。

1は我々がイメージする普通の卒業で、
2はそこから派生する意味合いという印象を受けます。

なので、FIRE生活を5~10年くらい過ごして、
FIRE生活でやりたいことはやりつくしたので、
次のステージへ行くのだ!というのであれば、
FIRE卒業といえなくもないですが、
世にいうFIRE卒業者は、
1年未満のFIRE生活が暇すぎて働くですから、
やはりFIRE卒業とはちょっと違うのかな?

ましてや、お金がなくなって働くというのに、
FIRE卒業という意味合いを持たすには無理があります。

FIRE後に年金受給を開始した人が「FIRE卒業」


それでは「FIRE卒業」とはどういう人を指すかですが、
私は「FIRE後に年金受給を開始した人」で良いのでは?と思います。

FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyですが、
何歳でリタイアするとアーリーなのか?
何歳までがアーリーリタイアの期間なのか?
というところは今一つコンセンサスがないように思えます。

個人的な見解を述べさせて頂ければ、
寿命が尽きるまで働くリスクのある日本社会においては、
65歳の定年前に辞めるのはアーリーリタイアで良いと思います。

また、現行では65歳から年金を受給する人が大部分でしょうから、
65歳まではアーリーリタイア期間で良いと思います。

なので、「FIRE卒業」とは何を指すかと言えば、
例えば40歳で会社を辞めてFIRE生活に入って、
65歳まで無事に手持資金と運用益で暮らすことができて、
65歳から年金生活者にめでたくなった場合、
それが「FIRE卒業」でよいんじゃないかな?と思います。

要は、65歳になって年金を貰い始めたら、
もはや早期退職者ではなく、
普通の年金生活者ですよ!ということです。

まあ、この定義でも「FIRE卒業」に違和感は残る気もしますが、
投資が失敗でFIRE卒業よりは良いかな?という感じです。

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2023年4月17日月曜日

「FIRE礼賛は間違い!」は間違い

FIRE礼賛で労働人口が減少するか?


FIREを礼賛することによりそれに共感する人が増えて、
ただでさえ減少傾向の日本の労働人口がさらに減少するのでは?

そして、それが顕著になってくれば、
FIREに対する風当たりも強くなり、
資産課税の強化などFIREしずらい環境になるのでは?
という懸念を抱く人がいらっしゃいます。

これには一理あると思います。

だからFIRE礼賛は間違い!は間違い


それでは、FIREを礼賛するのは間違いなのか?
と問われれば、私はこれ自体は間違いではないと思います。

と言うのも、暗黒のサラリーマン時代に比べて、
黄金のFIRE生活は楽しいというには、
個人的には明白な事実であるからです。

FIRE希望者が増えることによって既存のFIRE生活者が不利益を被るかも?
ということで、こういった自分にとっての真実を隠すというのは、
ちょっとフェアではないんじゃないかな?と思います。

仕事した方が楽しい社会を作ってくれ!


FIRE達成者の中には「働いたら負け」みたいな思想の持主もいらっしゃいますが、
FIRE達成者の多くはそんなことは考えてなくて、
元々はそれなりに仕事への情熱があったのではないか?

それがいつの間にか、仕事に行くのが嫌になり、
最悪は鬱病などを発症してしてしまうことになってしまい、
それだったらFIRE生活の方が遥かに良い!という流れかと思います。

という事は、仕事が好き、あるいは、
それなりに仕事に熱意をもっていた人を、
仕事嫌いに変えてしまった仕組みが悪いのではないか?

なので、政治家や企業経営者の皆様方がやることと言うのは、
FIRE生活者を批判するとか課税強化をするとかではなくて、
仕事をするとこんなにお金がたくさん貰えて、
その上やりがいもあって楽しいですよ!
だからFIREするより働いた方が良いですよね?
という社会を築くことなんじゃないでしょうか?
私はそんな風に思うわけです。

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2023年4月16日日曜日

「絵にかいたような幸せ」には向いていないセミリタイア生活者

高級住宅地にて


先日、都内某所の高級住宅地を散策する機会がありました。

高級住宅地だけあって、停まっている車も高級車ばかり、
各家の広さも余裕のある造りになっていました。

こういう場所に住んでいれば優雅な生活が過ごせるだろうな~と思う反面、
近所には買物できるスーパーなどはなく、
私のような生活スタイルにはあまり向かない印象を持ちました。

絵にかいたような幸せな家族


そんな高級住宅地にある斬新なデザインな家から、
30代と思しき夫婦と小学校3年生くらいのお子さんが出てきて、
親子3人でサイクリングへ出かけるシーンに出くわしました。

まさに「絵にかいたような幸せな家族」だな~
などと思ってその光景を見ていたのですが、
このような生活はなかなかハードルが高いです。

30代で億単位の家を買うのも大変ですし、
平日の夕方に子供と遊ぶ時間が作れるというのも、
リモートワークが普及している昨今でも結構困難そうですね。

そもそも「幸せそう」というのも、
私が勝手に思っただけで、
本当かどうかもわかりませんからね...

私には向いていないタイプの幸せ?


さて、ここからは妬み度120%の感想になるのですが、
私はこういった「絵にかいた幸せ」「理想の家族像」みたいなのは、
圧倒的に向いていないよな~というのを改めて思います。

自分が同じような生活をしている姿というのは、
想像することもできない感じです。

もちろん、自分が向いていると思ったところで、
同じような境地にたどり着くことなど不可能なわけですが...

まあそんなことを考えると、今の一人で暇なセミリタイア生活というのは、
自分的にはかなりいい線いっているんじゃないの?
と思わないでもないわけです。

結論もなにもないとりとめもない雑感なのですが、
時々、こんなことをふと考えてしまうのが今のセミリタイア生活なわけです。


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2023年4月14日金曜日

損得を考えて人付き合いをするか? ~ 会社には結構いたかも... ~

損得を考えて人付き合いをする?


なかなか面白い価値観を持っている人がいるな~
と思って読んだのが下記の記事です。

"「節約家」として出演した井上は「私、損得を考えて人付き合いしちゃうんですよ。例えば、おしゃれな服を着ている人と仲良くなってお下がりもらったりとか。服が好きな人って自分が買った服を着てくれる人にあげたいんですよ」などと話した。(中略) 井上はさらに「逆に”近づかないパターン”もあって、おごりたくないから後輩を作らないんですよ、私は」と自身の”哲学”も語った。"  (引用元) 井上咲楽「おごりたくないから後輩作らない」驚きの“損得哲学“を「さんま御殿」で告白"
この放送を見てドン引きした人も多いようです。

私自身も損得を考えて人付き合いするというのは正直ないですね~。
奢ってもらいたいから先輩に近づくとか、
そんな発想は頭の片隅にもなかったですね。
(そもそも先輩に奢ってもらった経験がそんなにない...)

ただ、サラリーマン時代にはこういった発想の人が、
時々いたかな?というのを思い出しました。

飲み会参加は「利害関係」でしか考えない


私の会社で管理部門のトップにまでなった人ですが、
この井上さんに通じる価値観をお持ちでした。

彼は同期との私的な飲み会等には一切出席しない反面、
上司との飲み会、ゴルフコンペなどには積極的に出席していたそうです。

私など上司との飲み会こそできるだけ避けていましたが、
「出世」という目標を考えれば、
それは愚かな行動というわけです。

一方、同期との飲み会など自分の評価アップには全くつながらないので、
時間とお金の無駄というわけです。

ここまで割り切れれば、ある意味あっぱれと言えます。

人望はないけど関係ない


こんな態度の人なので、同期や後輩から変人扱いされていたらしいですが、
本人にとっては痛くもかゆくもないといったところでしょう。

前述の井上さんも後輩に慕われても良いことはないみたいに言っていますが、
そういう価値観の人は多分にいるというわけですね。

ここまで極端な人はなかなかいないとは思いますが、
お偉くなられた方々から自分が好かれなかった理由について、
改めて考えるとちょっとわかったかも?という気持ちにはなりましたね。


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2023年4月13日木曜日

当ブログの内容は「意見表明」であり「アドバイス」ではないですよ!

セミリタイアブログの中心は「意見」


セミリタイア系のブログの中心形態を成すのは、
基本的には「意見の表明」ではないかと思います。

例えば、私はUber Eatsを副業とするセミリタイアについて、
自分がやりたいとは思っていません。

その理由をざっくりと言えば、

・50代半ばの自分にとってUber Eatsは重労働
・Uber Eats副業を10~20年継続することを考えれば、
 サラリーマンを1~2年余計にやった方が良い

と自分は考えるからです。

これはあくまで個人的な意見の表明であり、
「自分だったらどう考えるか?」
ということを述べているにすぎません。

アドバイス型の人もいるが...


しかしながら、同じような事を言っているように見えても、
これが「アドバイス」となると内容は似て非なるものになります。

例えば、

・30代の体力ならUber Eatsは全然苦じゃないかもしれないけど、
 50代になったらしんどいから早めに別の稼ぐ方法を考えた方が良いよ。

と言った内容です。

私は体力など個人差があり過ぎる問題であって、
特に50代ともなるとその差はとても大きいと思います。

また、私はUber Eatsで10年稼働するのと、
サラリーマンを1年余計にやるのとでは、
サラリーマンを1年を選択したいと思いますが、
これなど、サラリーマン時代の仕事内容・給与水準に依拠しますので、
これが一般論として誰にでもあてはまるとは思ってはいません。

なので、この手の話でアドバイスをするというのは、
そもそも成り立ちにくいのでは?という疑問を持っています。

私にとっては重要な違い


ただ、「私はUber Eats副業型セミリタイアをしたいと思わない」と言うと、
セミリタイアでUber Eatsをしている人を批判している、
もしくは、Uber Eatsは辞めた方が良いとアドバイスしている、
そんな風に捉えられるリスクはあるとは認識をしています。

サラリーマン時代に散々アドバイスという名の説教を受けて、
非常に嫌な思いをしてきた私が、
人にアドバイスなんか進んでするわけはないんですけど、
読み手はそんなこと知る由もありませんからね...

まあ、人によってはそんな違いは大したことはないと思うかもしれませんが、
個人的にはこの差は結構大きいので、
文章を書くときは十二分に気をつけたいと思います。

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2023年4月12日水曜日

海外旅行前の歯科検診に行ってきた

海外旅行中で一番困るもの


海外旅行で一番困るものと言えば、
旅行先で体調不良になることかと思います。

ただ、高熱や食中毒などの体調不良であれば、
その土地特有の原因に起因していることも多く、
現地の病院では病気への治療方法も確立しており、
きちんと病院に行きさえすれば何とかなるかと思います。

実際に海外の病院にお世話になったことは何度かありますが、
それなりにきちんとした医療機関は大都市なら必ずあるかと思います。

ただ、歯痛だけは現地でというわけにはなかなかいかないと思います。

歯痛でいろいろと困ること


実際に海外で歯が痛くなってしまった場合、
旅行どころではありません。

そこで、海外でも歯科医に駆け込むことになるのですが、
海外だとどんな治療をされるのか想像がつきませんね。

また、一般的な海外旅行保険では歯痛は保険対象外の事が多く、
いくらの治療費をとられるかは不明です。

なので、私はその対策の一つとして、
歯科医の定期健診については、
海外旅行の出発時期に合わせて受けるようにしています。

定期健診期間があいた理由


今回、歯科医で定期健診を受けて、歯石の除去をしましたが、
これは約1年ぶりとなってしまいました。

本来、定期健診は半年毎なので、昨年の10月に行くべきでしたが、
これがのびのびとなってしまったのです。

この理由は極めてシンプルで、昨年の10月以降、
毎月のようにマイルでの海外渡航を試みましたが、
空席の確保ができなったので、
海外旅行が延期になってしまったからです。

そして、いよいよ、5月には海外旅行に行けそうになったこと、
また、前回の歯科検診後に1年経過してしまったこともあり、
今回歯科検診に行ったわけです。

とりあえず、歯の健康状態については問題ないとのことなので、
後はチケットの確保を頑張って、
何とか旅行に行けるようにするだけですね。

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2023年4月11日火曜日

サラリーマンの「避けられる不幸」と「避けられない不幸」

「避けられる不幸」と「避けられない不幸」の区別


先日のエントリーで、現在では会社の口コミサイト等の充実により、
入社してから「話が全く違う!」といったリスクは軽減されているのでは?
という内容の記事を書きました。

この事の意味するところと言うのは、
サラリーマンとして「避けられる不幸」を回避できたはずだ!
という自分の気持ちが今でもあるということです。

一方、サラリーマンとして「避けられない不幸」も存在します。

ここは分けて考えないといけないのでは?
というのが自分の今の考えとなります。

サラリーマンの「避けられる不幸」


私は自分が最初に就職した会社に情報があれば入社しなかった理由、
この意味するところをシンプルに言えば、

「私がいた会社はコネがないと出世できない」

という事です。

別にコネがあればバカでも出世できるという会社ではなかったですが、
コネがあれば花形部署にいける確率は格段に高い会社でした。

この辺りの情報を事前に入手していれば、
コネの欠片もない私がこの会社を希望することはなく、
もっと自分の希望が通りやすい会社に行っていて、
その後の私の人生も随分と変わっていたように思えます。

(もちろん、もっと不幸になっていた可能性もありますが...)

サラリーマンの「避けられない不幸」とは?


一方、サラリーマンには「避けられない不幸」というのがあって、
それが上司だったり同僚だったりします。

私が最初の会社を辞めた理由というのも、
とある部署で全く合わない上司に尋常でない低評価をつけられて、
私が今後どれだけ頑張っても報われないことが明らかになった部分が大きいです。

どんな会社でも嫌なヤツというのはいるでしょうし、
皆に良い人と思われている人でも自分とは合わないという人もいます。

この辺の巡り合わせで不幸になるリスクというのは、
サラリーマンである以上は避けられないのかな?と思います。

不幸になるリスクは消えないが...


セミリタイア系やサラリーマン系のブログなどを読んでいて、
若干の違和感を覚えることがあるのが、
ブラック的で有名な企業や業界に入って、
「こんなはずじゃなかった」みたいな内容です。

この辺りは事前のリサーチでは避けられたのでは?
とつい思ってしまいます。

一方、上司がダメで会社を辞めたいというのは良くある話ですが、
これは単純に運不運の問題であることが多い気がします。

まあ結局のところ、何をやったところで、
サラリーマンが不幸になる確率は常に存在するとはいえ、
その確率を下げる方法は20~30年前よりは今の方がある気が致しますが、
実際はどんなもんでしょうかね?

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2023年4月9日日曜日

初任給爆上がりが羨ましいか? ~ 本当に羨ましいのはそこじゃなく”情報入手しやすさ” ~

初任給爆上がり


一部企業で新入社員の給料が爆上がりしています。

こういった記事を見ていつも思う事ですが、
やっぱり生まれた年の当たり外れってのは確実にあるということですね。

私なんかの世代はバブル世代の末期での入社なので、
入社のハードルは低かったのは良いとして、
給与面でのバブルの恩恵はなく、
それでいて同期の数は多く競争が大変、
しかも中高年期は人数が多いのでリストラのターゲットになるという、
正直あまり恵まれた世代という印象はありません。

それでも、その後の就職氷河期に比べれば良いのは確実なので、
こういうことを言うと怒られるかもしれませんが...

初任給爆上がりが羨ましいか?


そんな私からみて今現在の給料爆上がりの流れは羨ましいか?

まず、私がいた会社では給料爆上がりの流れはなく、
あのままサラリーマンを続けていれば給料が上がったのに...
ということは全くありません。

それでは初任給爆上がりをみて羨ましいと思うか?ですが、
確かに羨ましい部分は正直あります。

ただ、今の若い方々の就職事情を見て一番羨ましいと思う部分は、
そこにはありません。

会社の情報がネットで入手できるのが羨ましい


私が昨今の就職活動を見て一番羨ましいと思う部分ですが、
ネット上に会社の情報(給与、休暇、社風、実力主義か、等々)があることですね。

大学生時代の私は今思うと本当に情弱で、
会社関係の情報は極めて限られたものしかなかったです。

OB訪問などは積極的にしましたが、
基本的には会社の良い情報しか入ってこなくて、
今思えば随分と騙されたものです。

極親しい先輩の中には、
「ウチの会社には来ない方が良い!」
という正直な方もいましたけど、
これは例外的ですね。

今は会社の口コミサイト等が充実しているので、
私が入社してから「話が違う!」と思ったようなリスクは、
かなり軽減されていると感じます。

自分が入社した会社の口コミを事前に見ていたら、
やっぱり就職しなかったよな~とは思いますね。

まあ、それで別の会社に入っっていたらより良い人生になっていたかは、
正直まったくわかりませんけどね...

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