2023年4月9日日曜日

初任給爆上がりが羨ましいか? ~ 本当に羨ましいのはそこじゃなく”情報入手しやすさ” ~

初任給爆上がり


一部企業で新入社員の給料が爆上がりしています。

こういった記事を見ていつも思う事ですが、
やっぱり生まれた年の当たり外れってのは確実にあるということですね。

私なんかの世代はバブル世代の末期での入社なので、
入社のハードルは低かったのは良いとして、
給与面でのバブルの恩恵はなく、
それでいて同期の数は多く競争が大変、
しかも中高年期は人数が多いのでリストラのターゲットになるという、
正直あまり恵まれた世代という印象はありません。

それでも、その後の就職氷河期に比べれば良いのは確実なので、
こういうことを言うと怒られるかもしれませんが...

初任給爆上がりが羨ましいか?


そんな私からみて今現在の給料爆上がりの流れは羨ましいか?

まず、私がいた会社では給料爆上がりの流れはなく、
あのままサラリーマンを続けていれば給料が上がったのに...
ということは全くありません。

それでは初任給爆上がりをみて羨ましいと思うか?ですが、
確かに羨ましい部分は正直あります。

ただ、今の若い方々の就職事情を見て一番羨ましいと思う部分は、
そこにはありません。

会社の情報がネットで入手できるのが羨ましい


私が昨今の就職活動を見て一番羨ましいと思う部分ですが、
ネット上に会社の情報(給与、休暇、社風、実力主義か、等々)があることですね。

大学生時代の私は今思うと本当に情弱で、
会社関係の情報は極めて限られたものしかなかったです。

OB訪問などは積極的にしましたが、
基本的には会社の良い情報しか入ってこなくて、
今思えば随分と騙されたものです。

極親しい先輩の中には、
「ウチの会社には来ない方が良い!」
という正直な方もいましたけど、
これは例外的ですね。

今は会社の口コミサイト等が充実しているので、
私が入社してから「話が違う!」と思ったようなリスクは、
かなり軽減されていると感じます。

自分が入社した会社の口コミを事前に見ていたら、
やっぱり就職しなかったよな~とは思いますね。

まあ、それで別の会社に入っっていたらより良い人生になっていたかは、
正直まったくわかりませんけどね...

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4 件のコメント:

  1. 私もバブル末期の入社組で、入社のハードルは低かったですし、正社員が当たり前でした。
    当時は非正規をフリーターと呼んでいて、正社員より稼げる事も多かったので自ら非正規になる人もいましたね。
    会社の口コミは無いより良いですが、たぶん入社する時はキラキラの部分しか見ない気がしますし、裏側のドロドロした部分などは入社しないと分からないですからねえ。

    私は何度か転職していますが、どこも良い点も悪い点もあり、何が正解とは言えません。
    ただ、会社によって世界が全く異なるので、何社か経験した方が社会人としての幅が広がる様に思います。
    それはセミリタイアのバイトでも同じです。

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    1. 会社に口コミについては、ある意味正解を知って読んで、結構正しい事が書いてあるな~と思うわけで、全く知らないで読むと何が正しいかわからないかもしれません。おっしゃる通り、キラキラの部分しか見ないリスクはありそうです。ただ、ないよりは良いかな?とは思いますが...

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  2. 環境も生育歴も、新入社員としての暮らし方も何もかもが違うのにうらやましく思うはずがありませんね。爆上がった2、3期上の世代がどう思うかは少し聞いてみたいです。

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    1. 入社が1年違うだけで給料が数万円違いというのは、複雑な心境になるでしょうね。

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