2023年4月23日日曜日

「貧乏系セミリタイアが最高」の説得力について考えてみた

貧乏系セミリタイアが最高?


貧乏系セミリタイアを礼賛する人は相変わらず多い印象です。

普通のサラリーマンで平均的な生活をしている人の多くから見れば、
貧乏系セミリタイアのような低支出生活は魅力的には映らないでしょうね。

「普通の生活」と言ってもそれなりに節約はしているでしょうし、
買いたくても買えないものも多いでしょうから。

それでは、この貧乏系セミリタイア最高説が説得力を持つにはどうしたら良いか?
これについてちょっと考えてみました。

お金があるのにあえて貧乏生活


例えば、年間100万円で生活している人を普通の人がどう見るか?
恐らくは単純にお金がない人だとみるでしょう。

なので、お金は持っているがあえて年間100万円で暮らしているのだ!
となると、ちょっと見方が変わってくる気が致します。

まあ、単純に変わっている人だと思われるかもしれませんが...

働けば高収入だが働かない


しかしながら、これだけでも説得力は弱い気がします。
お金は確かにあるだろうけど、会社をクビにでもなったのでは?
などと勘繰られる可能性もあります。

なので例えば、実は難関資格を所持していて働けば年収1000万円越え確実!
だけど、働かないで貧乏生活を楽しんでいるんだ!
ということなら、ちょっと話は変わってくるのでは?

こういった、お金は持っていて、しかも、バリバリ働けば稼げる、
このような人があえて貧乏系セミリタイア生活をしているとなると、
ちょっと説得力が出てくるのでは?とは思います。

そもそも説得力など必要ではない


貧乏系セミリタイアが最高が説得力を持つ条件について勝手に考えましたが、
そもそも論として言ってしまえば、
貧乏セミリタイアが最高であるということは、
自分が勝手に思っていればよい話かと思います。

なので、そもそも説得力など必要ない!
ということで本来は終わりでしょう。

ただ、妙に貧乏系セミリタイアの良さを力説している人がたまにいますが、
これは本当に世間一般に理解してもらおうとしているのであれば、
ちょっと逆効果ではないのか?

そもそも今の時代、万人受けの考えは難しいので、
セミリタイアなんてのは、わかる人にはわかる程度のスタンスで良いのでは?
という気がしますね。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

4 件のコメント:

  1. 貧乏系セミリタイアに限らず、「俺のやってる事が正解」と言う主張が強すぎると、承認欲求だろうなあと感じます。
    縛るものがない自由な生活は、本来なら精神的に寛容になりそうですが、実際は孤独感から自己主張が強くなりがちで、定年後にキレやすくなる老人と似ていると思いますので、自分も気を付けたいです。

    返信削除
    返信
    1. 私も承認欲求を第一とする発言は控えて、客観性を重視したいと気を付けてはいますが、どう捉えられているかは微妙鴨?と思う事は多いです。

      削除
  2. どこで暮らすかによっても全然違いますよね。支出金額だけでは計れないと思います。要するにQOLですよね。

    返信削除
    返信
    1. 物価が安いところだったり、食糧の一部を自給していていたりすると、純粋な金額だけでは計れないのは確かですね。

      削除