FIRE礼賛で労働人口が減少するか?
FIREを礼賛することによりそれに共感する人が増えて、
ただでさえ減少傾向の日本の労働人口がさらに減少するのでは?
そして、それが顕著になってくれば、
FIREに対する風当たりも強くなり、
資産課税の強化などFIREしずらい環境になるのでは?
という懸念を抱く人がいらっしゃいます。
これには一理あると思います。
だからFIRE礼賛は間違い!は間違い
それでは、FIREを礼賛するのは間違いなのか?
と問われれば、私はこれ自体は間違いではないと思います。
と言うのも、暗黒のサラリーマン時代に比べて、
黄金のFIRE生活は楽しいというには、
個人的には明白な事実であるからです。
FIRE希望者が増えることによって既存のFIRE生活者が不利益を被るかも?
ということで、こういった自分にとっての真実を隠すというのは、
ちょっとフェアではないんじゃないかな?と思います。
仕事した方が楽しい社会を作ってくれ!
FIRE達成者の中には「働いたら負け」みたいな思想の持主もいらっしゃいますが、
FIRE達成者の多くはそんなことは考えてなくて、
元々はそれなりに仕事への情熱があったのではないか?
それがいつの間にか、仕事に行くのが嫌になり、
最悪は鬱病などを発症してしてしまうことになってしまい、
それだったらFIRE生活の方が遥かに良い!という流れかと思います。
という事は、仕事が好き、あるいは、
それなりに仕事に熱意をもっていた人を、
仕事嫌いに変えてしまった仕組みが悪いのではないか?
なので、政治家や企業経営者の皆様方がやることと言うのは、
FIRE生活者を批判するとか課税強化をするとかではなくて、
仕事をするとこんなにお金がたくさん貰えて、
その上やりがいもあって楽しいですよ!
だからFIREするより働いた方が良いですよね?
という社会を築くことなんじゃないでしょうか?
私はそんな風に思うわけです。

にほんブログ村
FIRE者が完全引き込もりになってお金を回していないなら批判を受けても少しはわかりますが、FIRE駆け込みまでの積み重ねでは、FIREるだけに相応のものがあります。礼賛せんでもええから、棲み分けしたいならしてくれ、です。
返信削除実際に投資家としてお金を回している人もいますし、批判は当たっていないものが多いですね。
削除