メガバンクが普通預金金利を0.1%へ
日銀は7月31日の金融政策決定会合で、
政策金利を「0.25%」に引き上げることを決めました。
多くの経済評論家がこれを愚行と切り捨てていますが、
まあやるんだろうな...という予感はありましたね。
これをうけてメガバンク3行は早速普通預金金利の引き上げを発表しました。
これまでの0.02%から0.1%に引き上げるとのことで、
三井住友銀行は8月6日から、三菱UFJ銀行とみずほ銀行は9月2日からだそうです。
SBI新生銀行・普通預金金利が0.3%へ
それに比べたら世間一般の注目度は低いですが、
SBI新生銀行は普通預金金利を従来の0.15%から0.3%へ引き上げます。
こちらは8月9日からだそうです。
ただし、口座保有者がすべてこの条件を適用されるわけではなく、
「ダイヤモンドステージ」というステイタスを獲得する必要があります。
とは言っても、SBI新生銀行の円普通預金口座とSBI証券の証券総合口座を連携させる、
「SBI新生コネクト」を申し込むだけでステイタスは獲得できますので、
ハードルはそれほど高くはありません。
ちなみに、ダイヤモンドステージ以外ですと、
普通預金金利は0.03%が0.11%になるそうで、
この辺りはメガバンクを意識した金利設定になっている印象です。
それなりに金利がつく時代だが...
今回のSBI新生銀行普通預金の金利引き上げにより、
東京スター銀行の金利優遇プログラム(0.25%~0.30%)と並び、
あおぞら銀行BANK支店(0.2%)に比べても優位となりました。
他行も金利引き上げに踏み切るのか?
ちょっと注目してみたいと思います。
とは言え、株価が暴落で私の保有資産も大きく減少してしまい、
0.3%の金利程度はいかんともしがたい状況...
その前に来週のマーケットが気になるところですね。
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インフレ率が2%を軽く超える今、0.1%の利息ではどうにもならない。日本の金融機関はここ30年まともな商売を勉強していないので、インフレ率がカバーできるだけの利息がある金融商品は作る能力がないと言われています。
返信削除銀行が手数料のバカ高い投資信託販売に力を入れている現状では、期待するのが無理という印象があります。
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