2024年8月13日火曜日

FIRE情報をいかに取捨選択するか? ② 有識者の語るFIRE情報が参考にならない理由

有識者の書いたFIRE情報は参考にならない


昨日書いた表を再掲致しますが、
この表で最も強調したいのは右上の部分で、
収益系のプロの書いた記事で、
FIREについて語った記事で参考になったものはほぼないということです。









もう少し具体的に述べますと、
商業メディアに有識者(経済学者、著名人、財界人等)が書いた記事は、
FIREを頭から否定するものがほとんどで、
FIREを真剣に目指す人にとって読む価値があるか疑問だということです。

有識者のFIRE情報が参考にならない理由


有識者の書いたFIRE情報が参考にならない理由をまとめると、
以下のようになります。

① 真剣にFIREを目指したことのある人が書いていない
② 仕事が大好きな人が書いている
③ 仕事で成功した人が書いている

恐らく実際にFIREをした方の大多数は、
これらの真逆の属性をお持ちではないかと思います。
少なくとも、一つも当てはまらないという方はレアでは?

これらのひと人が書く情報というのは、
FIREしたら暇になってつらくなるとか、
仕事で適度の緊張感をもっていないと人間はダメになるとか、
そういった類のことばかりで、まあ、もうそういう話はいいかな...
と個人的には思ってしまいます。

有識者が語るFIRE情報の可能性


私がFIREを肯定的に語る場合、
常に私のサラリーマン時代と対比して語ります。

私は好きでもない仕事をやらされて、
思ったような評価を受けられず、
パワハラ的環境に置かれていたのでFIREを目指しました。

それに比べたらFIRE生活はパラダイス!という言い方をします。

なので、仮に、自分の希望部署に配属をされて、
自分が正当に評価されていると感じ、
職場の雰囲気も良かったなら会社は辞めなかったという言い方もしています。

なので、有識者の方の発信する情報というのも、
以下の手順を踏むのであれば、
結構有意義なものになる可能性はあると思っています。

① 義務や責任から解放されるFIRE生活の楽しさをある程度認める

② 一方、割に合わない仕事、パワハラ的環境な職場、
 そういう仕事に就いているのなら、
 FIRE生活のが良いと認める

③ そのうえで、FIRE生活より面白い仕事につく方法について教えてくれて、
 それが極めて独創的、かつ、説得力がある

この辺りの情報が充実していれば、
私もFIREするのを辞めようと考えたかもしれませんが、
「なるほど!」とうなるような記事には今まで出会った事はないですね...
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

4 件のコメント:

  1. FIRE関連の本や記事を書く人はなぜか仕事で成功していたり金に困っていない人が多いので、私には全く参考になりません。内容がFIRE後に仕事しろとか、投資して事業を起こせ!みたいな内容で、全然Retireじゃないのが多いと思います。

    返信削除
    返信
    1. ご指摘のようなタイプの内容は多いですね。普通にFIREを目指す人とは方向性が全然違うと思います。

      削除
  2. 仕事が好きで大成功している人がそんな浅はかな記事を書くかどうかも怪しいところあるけどな。言われて適当に書いたとかもあるかもしれん

    返信削除
    返信
    1. 編集から結論ありきの文章を頼まれている可能性は高いと個人的には思っています。

      削除