2025年9月5日金曜日

退職して肩書きがなくなり虚しくなる?いや、解放感しか感じなかったけど...

〇〇課長という確固たる居場所?


定年後に嘱託として働くも、給料が安いのと仕事がつまらないので2年で辞めるが、
3カ月後には社会とのつながりをもとめてハローワーク通い、
そして、介護施設のスタッフとして働くことになった!
という比較的お馴染みのストーリーがネット記事になっていました。

その中で、ちょいとこの方とは、
個人的には全く相容れない部分があるな~と思ったのが以下の部分です。

"現役時代は、誰よりも早く出社し、深夜まで部下の指導や取引先との折衝に明け暮れる毎日。厳しいながらも、目標を達成したときの高揚感、部下から頼りにされる喜び、そして「田中課長」という自分の確固たる居場所がありました。しかし、今はどうでしょう。会社用の携帯が鳴ることも、部下から相談を持ちかけられることもありません。しかも給与はゼロ。近所の人と会えば「田中さん」と呼ばれるだけ。その響きが、自分が何者でもなくなった現実を突きつけてくるようで、ひどく虚しくなるといいます。「肩書きがすべてだなんて思っていませんでした。でも、いざ失ってみると、自分が空っぽになったような気がするんです。嘱託でいた2年間は、まだ会社との繋がりがあった。給料は下がりましたが、それでも『田中さん、これお願いします』と頼られることがあった。それすらもなくなった今、本当に孤独です」” (引用元) 会社に戻りたい…定年後に嘆く62歳元課長、〈月収28万円〉の嘱託社員時代を忘れられず「ハローワーク通い」
「田中課長」という肩書きがなくなって虚しくなる...
これまた良く聞く話ではありますが、
私なんか会社を辞めた時には真逆な感想を持ちましたけどね...

肩書きがなくなってスッキリ!


私は会社を辞めたことによって当然肩書きはなくなったのですが、
感じたのは「解放感」とか「スッキリした!」という気持ちですね。
この方のように”自分が空っぽになったような気がする”なんてのは皆無です。

というより、私は現役のサラリーマン時代から肩書きで呼ばれるのが大嫌いでした。
その理由を改めて考えてみますと、
否が応でも組織の一員であることを自覚させられること、
個人的に就きたい役職でもなんでもなかったこと、
この辺りではないかと思います。

超準備不足!


まあ、肩書きに誇りを持つのは自由ですが、
60歳になったら課長職から嘱託に変わる事、
そして嘱託の仕事内容であるとか、
それとて5年しかないことなど、
すべては事前にわかっていたことなのに、
この方は絵に描いたような準備不足!

流石にここまで準備していない人は、
今ではほとんどいないような気もしますが、
こういった人は今でも多いんでしょうかね?

役職で呼ばないと怒る人もいたな~


また、この記事を読んで思い出しましたが、
「〇〇さん」というと「〇〇部長と呼べ!」と怒る人がいましたね。

まあ、呼べっていうなら呼びますけど、
そんなに部長って呼ばれたいのか?
と非常に不思議な気持ちになったのを思い出します。

今となれば、こういう面倒くさい人との付き合いが一切なくなったのも、
早期退職をした大きなメリットの一つであるとは言えますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿