FIRE達成者が犯しがちな"間違い"は4つ
海外の方のFIRE関連の記事ですが、
個人的にちょっと違うのではないか?
という箇所があったので、
本日はそれについて述べてみたいと思います。
筆者はFIRE達成者が犯しがちな"間違い"は以下の4つと述べています。
1. 何かから逃れるために退職する
2. 実験が足りない
3. 経済的に自立できたことに誇りをもっていない
4. 退職するのが遅すぎる
そのうちの1は以下のような内容です。
"私が目にする大きな間違いのひとつは、単純に退職後の人生で何をしたいか、自分でもわかっていないことだ。2013年から2017年ごろにかけて、経済的自立とは、できるだけ早く目標額に到達することばかりを意味し、ほかの側面はほとんど重視されていなかった。状況は改善されつつあるが、「仕事から逃げているのではなく、自分が生きたい人生に向かって進んでいる」という考え方への転換が必要だ。もしそれが単純にスプレッドシートで特定の数字を超えることだけを意味していたなら、そして翌日に目を覚まして、人生が最高になっていることを期待していたなら、私は本当にがっかりしていただろう。” (引用元) FIRE達成者が犯しがちな"間違い"は4つある。経済的自立系ポッドキャストを9年運営してきて、私はそれに気づいた(海外)
仕事から逃げるだけではダメ!というご意見ですが、
それはどうも違うのではないか?
という方向へ私の考えはどんどんシフトして言っている感じです。
結局働かないで良いことが一番うれしい!
その理由の第一ですが、
サラリーマンを辞めて8年以上経過している私がしみじみと思うのは、
今何がうれしいかと言えば、会社に行かなくてよいことです。
どういう事かと言えば、
今の私は、日々の生活がそれなりに楽しくて充実してはいますが、
それよりも、仕事をしなくてよい、会社に行かなくて良い、
もうよくわからない理由で怒られることもない、
ここから生じる喜びのが遥かに大きいということです。
会社員の延長線上に目指すものはない
もう一つの大きな要因というのは、
会社員の延長線上に自分の目指すものはなかったということです。
あのままサラリーマンを続けていたとしても、
自分が理想とする仕事に就いていた可能性はほぼゼロであるので、
会社を辞めたディメリットは定期的な収入を失っただけです。
それと最近思うようになったのは、
仮になんかの間違えで出世するようなことがあったとて、
やはり今のFIRE生活のがどう考えても良いということです。
軽々にお勧めできる話ではないが...
まあ実際には、「FIRE卒業」「FIREは地獄だった」みたいな人もいらっしゃり、
それはまさに、単に仕事から逃げた結果だったからかもしれません。
ただ、サラリーマン生活に心底ウンザリしており、
仕事も特別好きでもないと言う人が、
経済的不安を払拭してFIREした場合、
「サラリーマン時代のが良かった!」
みたいに思う確率は相当低い気がしますね。
なので、FIRE後に何をするか?という明確なビジョンがなくても、
お金に問題なければFIREでよいんじゃないかな?
この辺をあまり考え過ぎると、
上記4のリスク、「退職するのが遅すぎる」というのに、
違う理由から陥ることになるかと思います。

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リタイアしてさみしくなって仕事に戻るような人はもともと何の心配もいらない人だからそんなそんな人の心配なんかする必要がないのにな。それよりも逃げないとまずい人、逃げれば助かったのにリタイアの不安や恐怖を煽って逃げれなくしてしまう弊害の方がはるかに大きい。
返信削除そうなんですよね。私もリタイア生活は飽きるみたいなのを本気にしてサラリーマンを続けていたらエライことになっていたと思いますので、ゾッとする話だと思います。
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