富裕層の共通点?
富裕層の共通点を指摘する類の記事は多い印象があります。
「富裕層はこうだ!」という類型化はニーズが多いのでしょうかね?
そんな中で、これは流石に無理があるのでは?と思ったのが、
で掲げられている「富裕層の共通点3つ」です。
記事内では、
●知的好奇心が旺盛
●「自分ならできる!」と自信を持っている
●少しずつ地道に頑張る
が挙げられているのですが、
どうですかね?
「相続で富裕層」ならなんの関係もない
記事内でも
”富裕層の一部は、相続や贈与を通じて資産を受け継いでいます。”
という指摘があります。
私が富裕層営業をしていた経験から言っても、
実家が金持ちだから自分も金持ちになったという、
相続系の金持ちの比率はかなり高いです。
彼らの多くは知的好奇心は特別旺盛でもないし、
地道に頑張ったりはしていません。
資産1億円のハードルは結構低い
記事で語られている富裕層の定義は「純金融資産1億円以上」ですが、
ドル高・株価高騰でここへ到達するハードルは結構低くなっているのでは?
誰でも簡単に到達できるレベルではないですが、
そこそこの高給取りの方であれば、
なんか普通に到達するかもしれないよ!というレベルで、
あえて類型化する意味があるのかな~という感じです。
ヤフコメでも1億円レベルでは富裕層とは言えないという類のコメントが多いですが、
類型化したのであれば、5億円以上の超富裕層を取り上げるべきだったのでは?
という風にシンプルに思います。
「富裕層の共通点」を指摘する意味
この手の記事は定期的に出現するのですが、
一体どんな意味があるのでしょうか?
「皆さんも頑張れば1億円くらい貯まりますよ!」
と言いたいのかもしれませんが、
もうちょい、具体的な例などがないと、
参考になる部分は少ないような気がしますね。
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個人的には資産一億円は富裕層ではなく、地味にFIREできる標準的な資産だと思っています。今後予想されるインフレ、社会保険増税を考えるとこのくらいないと標準的な生活を維持できないでしょう。
返信削除私の周りには独身の富裕層が何人かいますが、共通するのは仕事柄金を使うことが出来なかった人がいること。自分の場合、国内外出張に行きっぱなしの仕事だったので金を使う機会がなかったのが大きかったです。
1億円=富裕層のイメージはなくなりましたね。私もセミリタイア資産を築けた一番の理由は「忙しくてお金を使う暇がない時期があった」ということで、他力本願的な要素が強かったですね。
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