2024年7月20日土曜日

高齢者は家を借りられなくなるのか? ~ 個人的には全然心配していない理由 ~

高齢者は家を借りられなくなるか?


高齢者は家を借りられなくなるリスクがあるのか?
これについてコメントを頂きましたので、
今現在の私の考えも整理してみたいと思います。

結論から言えば、私が高齢者になって、
住む家がなくなるリスクは極めて低いと考えています。

その理由の主要なものとして3つあります。

① 空家増加で借りる側の力が強くなる
② URに住めば良い
③ いざとなったら安い家を買えば良い

空家問題


空家の増加が問題になっています。
住む場所、住む物件を選ばなければ、
いくらでも空いている物件はありますが、
その傾向は今後も強くなると思います。

URなら条件を満たせば入居できる


仮に空家問題などがウルトラC的に解決して、
高齢者にとって厳しい風が吹いたとて、
URのように基準を満たせば入居できる住宅はあります。

URは基準月収が厳しいという意見もありますが、
「貯蓄基準制度」というのがあって、
申込者本人の貯蓄額が、
基準貯蓄額(月額家賃の100倍)以上あれば原則入居できるはずです。

この辺りは、FIRE実践者にとってハードルが高くありません。

いざとなったら家を買う


仮に、民間住宅もURも借りられない事態に陥ったらどうするか?
その場合は格安な住宅を買えば良いと思っています。

①で述べた空家問題というのは、
高齢者になった際に家を買うには追い風です。

前回ご紹介した なぜマンションは高騰しているのか にも、

"一般国民が豊富に出そろう中古マンションをじっくり吟味して、割安に買い求められる時代は、そこまで来ているのです。(p110)”

という記載があります。

住む場所がなくなるから家を買うはないかな?


以前持ち家派の人が、高齢者になったらURくらいしか住めない!
みたいなネガティブな意見を言っていたのを見ましたが、
私の個人的な意見ではURで全然OKです。

セミリタイアするにあたって、
千葉や茨城の通勤にはやや厳しいUR物件をいくつか見ましたが、
無職中高年独身男性が住むには全然OKの住居ばかりでした。

あとは、数百万円で購入できる別荘兼用みたいな住宅も、
車を運転する気のない私にはやや不便ですが、
いざとなったらOKと思っています。

まあそれより、40~50歳で買った家が、
80~90歳できちんと住める状態になっているのか?
こちらの方が気になる部分もありますね。

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4 件のコメント:

  1. おっしゃるとおりです。URや他の公営住宅は高齢者に門戸が広いですよね。高齢者に貸してくれない問題は、探し所が間違っていたり、情報に不足があったり、騙されていたりすると思います。高齢で生活保護の方にも住宅は手当されますし。

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    1. 高齢者に貸してくれない住宅はそれなりに多いとは思いますが、そういうところは選ばなければよいというのが基本かと思います。

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  2. 特集ありがとうございます。例に出した定年後賃貸を回っていた知人は、九州、東北、札幌と新築のアパートで2年ずつ賃貸で暮らし、気に入った札幌に家を買って一生の住まいに決めていました。
    私は両親を看取ったら実家を売って地方都市に移住を考えていますが、移住希望先が盛岡、松山、長崎とすぐ持ち家を買うにはリスクがあるのでまずは賃貸で行こうと決めています。

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    1. 確かにいきなり持ち家を買うのはリスクが高そうです。2年くらい住めば、街の様子は把握できるでしょうから、持ち家を取得しても安心ですね。

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