2024年7月27日土曜日

「FIREすることが目的」を否定する最大の副作用は”いつまでもFIREできなくなること”では?

FIRE後のプランはありましたが...


FIRE後に何をするのか?という点につきましては、
私は旅行と読書を2本柱にすることを考えて、
ある意味ではそれを今現在も実践しています。

ただ、私のサラリーマン時代の後半は、
「FIREすることが目的化」していたとも言えます。

なぜなら、精神的にはかなりしんどい状況に追い込まれており、
FIRE後にあれしようとかこれしようとか、
そんなことを考えるよりも、
とりあえずこの生活から抜け出したい!
これが一番となるからです。

FIRE後に完璧な青写真を描くのは理想的に見えるが...


FIRE後に明確なプランを思い描いていないと、
FIRE生活は失敗するという方もいらっしゃいます。

そして、実際に、FIRE生活が失敗したと言う方も、
結構な数いらっしゃると思います。

ただ、FIRE生活が失敗した理由というのは準備不足だからかというと、
私からみるとちょっと違うのではないかと思います。

その理由としては、「仕事への未練」だったり、
「そもそもFIREに向いていない」だったりが多い気がします。

FIRE後のプランができていないを理由に退職しない?


そもそもFIRE向きの方であれば、
事前に何のプランもなくても、
それなりに楽しくやっていけると思うのですね。

私は一応「旅行」と「読書」をFIRE生活の柱としていますが、
YouTube鑑賞だったりスポーツ観戦だったりも、
当初の想定より生活で遥かに大きい比重を占めております。

要は、計算通りの生活とはちょっと違うけど、
それが楽しくないというのとは違うということです。

そして一番の問題点となるかもしれないのが、
完璧なFIREプランができていないから、
実際にFIREするのはもう少し待とう...となるリスクです。

完璧なFIREプランができるまで待っていたのであれば、
私は未だにサラリーマンだったと思いますので、
今の充実したFIREはなかったということになります。

ただ、「完璧なFIREプランを立ててからFIREする」と言うこと自体が、
そもそもFIREに向いていないのかも?と考えると、
実際に退職しないのは、ある意味合理的な行動なのかもしれないですが...

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