休日でも仕事の事を無理やり考えさせられる環境
「サラリーマン時代は休日を100%楽しめなかった」
という類の主張は当ブログでも何度か言及しています。
理由は極めてシンプルで、平日夜でも休日でも、
仕事の事を考えざるをえない状況だったからです。
休日出勤など当たり前という価値観の人が多く、
土日に仕事関係の電話が掛かってくるのも普通でした。
また、月曜日に会議で吊し上げをくらうのが分かっている状況で、
休日を愉しめというのは無理があると私は考えます。
サラリーマンでは趣味を100%楽しめない
さて、ここで問題となりますのが、
休日に仕事の事が頭から離れないとして、
休日に趣味活動を行って100%楽しめるのか?
ちょっと無理ではないのか?というのが私の経験であり主張になります。
例えば、文句なく傑作の映画があるとして、
それを仕事の事で頭がもやもやしている状態で見て、
ストーリーがきちんと入ってくるか?
娯楽として作品を楽しめるか?
それがどう考えても無理なのであれば、
サラリーマンを辞めて仕事から解放されてから、
じっくりと映画を楽しんだ方が良いという考えもあります。
切替上手 & 息抜きも必要?
もっとも、世の中には切替上手とでもいうべき人がいます。
例えば、月曜日にボロクソに怒らることが予想されながらも、
土日は仕事の事を思い出すことなく楽しめる同僚がいました。
こういう性格の方であれば、
やりたい事はセミリタイア後にする必要のないし、
そもそも早期退職なんてのは目指さないでしょうね...
また、仕事がきついからこそ、趣味で息抜きが必要というのもわかります。
ただ、仕事をしている間はその趣味が楽しめないから仕事を辞めるんだ...
というところへ私は行ってしまったわけですが、
この辺はご賛同頂けない方のが多い気も致します。
ここで自分なりの実体験を踏まえて結論を言えばですが、
私がセミリタイア後に趣味的な楽しみを後回しにしたのは大正解です。
私は読書が趣味の一つですが、
仕事で疲れていたりストレスを抱えたりしている時には、
そもそもそれなりに難易度が高い本を読むのは無理だし、
そもそも読もうという気になりません。
今はストレスもないので本に没頭できる時間はいくらでもあり、
同じ読書という行動でも、その満足度は全く違いますからね...
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