10連休でセミリタイア気分?
GWや年末年始になると、
「セミリタイアの予行演習にしよう!」
というタイプの記事が散見されます。
私自身もサラリーマン時代に、
そういったテーマに沿って連休を過ごしたことがありますが、
実際にセミリタイアの予行演習になるのかどうか?
この点について私見を述べてみたいと思います。
予行演習にはならない!という部分
私はセミリタイア生活に入って5年弱となりますが、
セミリタイア生活に対する気持ち的なものは結構変遷があります。
会社を辞めてすぐの時は、
地に足がつかない感じのフワフワした感じでいながら、
確実に解放感を感じていました。
その後、何回かの停滞期を経ながらも、
それなりに納得の行く生活ができているのが現状です。
そして、私個人の感想として重要なのは、
仕事に復帰したいとは一度も思ったことがないということですかね?
この辺りの気持ちの変化的なものは、
セミリタイア前には想像できなかった部分で、
実際にセミリタイアしてみないとわからないのかな?
典型的なセミリタイアの1日のシミュレーション
ただし、セミリタイア生活の1日でどこまで自分のやりたいことができるか?
これについてはかなりの部分がシミュレートできるのでは?と思います。
普段のサラリーマン生活の休みの2~3連休では、
疲れをとっておしまいになりますが、
10連休ともなると、
最初の2日で疲れをとって、最後の1日は翌日出社でブルーになっても、
あと7日間も休みがあります。
比較的フレッシュな気分で典型的なセミリタイアの1日を模してみる、
例えば、図書館に行って本を借りて公園でまったりと過ごすとか、
朝から晩まで家で映画を見るとか、
これが7パターンもできますので、
1日単位で見たセミリタイア生活はかなりの部分イメージできると思います。
実際にセミリタイアしないとわからない部分
まあ、図書館なんかは平日と休日で混雑具合や客層も全然違うので、
個人的にはセミリタイア前と後で随分と違う印象です。
こういったファクターは調整する必要があるとは思いますが、
サラリーマン時代に思い描いていた日々と、
実際のセミリタイアしてからの日々が、
1日ベースで見たらそこまで大きな乖離はない気もします。
特に、実際にセミリタイアする直前の大型連休とかだと、
かなりイメージ的なものもしっかりしてくるので、
それなりに意味はあるような気がします。
ただ、最近セミリタイアで気になっているテーマなのですが、
仕事に絶対に戻りたくない人、
パートタイムならむしろやりたい人、
フルタイムワークに戻る人、
この辺りの違いは実際にセミリタイアしないとわからないのかな?
という疑念はちょいと残るという印象です。
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いくら連休が長くても、仕事に戻る事が決まっている以上、セミリタイアとは全く違うものだと思います。
返信削除単なるお金とか過ごし方のシミュレーションにはなるかもしれませんが「これからどうなるんだろう」と言う不安や孤独感は絶対に分からないと思います。
ところで「仕事に復帰したいとは一度も思ったことがない」との事ですが、それは「社会に復帰したいとは思わない」という事ですか?
仕事に戻ることが決まっているとすれば、確かに休暇が半年だろうが1年だろうがセミリタイアとは違いますね。
削除「仕事に復帰したいと思ったことがない」の意味ですが、厳密に言うと「会社員に戻りたくない」ということで、社会復帰 = 務め人であれば、まさに社会復帰したいとは思わないということになるかと思います。
なるほど。私も会社員には戻りたくないですが、何らかの形で社会に関わらないと、メンタルが保てないように感じています。
削除ただ、その方法は仕事するのが一番手っ取り早いんですよねえ。
確かに「丁度良い仕事」があれば、金銭的な意味も含めて一番良いと思いますが、そういうものが見つかるのか?と言われると、自分的には自信がないです。
削除セミリタイア予行というアイディアそのものが陳腐!と思って見ておりました。生活の部分ががっさり抜けた予行は、旅以下と言えましょう。おっしゃっているとおり、「どうせ会社に戻るんでしょ-。それが約束されているんでしょー」です。
返信削除会社には戻るのが前提ですと、やはりどうしても予行練習には限界があります。そこを認識した上でのアクションが必要かと思います。
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