40代前半で戦力外通告を受ける
自分のサラリーマン時代とちょっと似た境遇かな?
と思った人の体験談をネットで見ました。
要点を引用すると以下の通りです。
"「営業から総務に異動になったとき、『これは戦力外通告だな』と思いましたね」と語るのは、教育教材販売会社に勤務する前田康夫さん。入社以来、営業畑でキャリアを積んできたが、40代前半で総務へ異動することに。 (中略) それでも言われた仕事に粛々と取り組んでいたが、つい先日、同僚から上司が裏で「あいつは使えない」と明言していたことを知る。現在は「会社に残るために」と居場所づくりに余念がない。" (引用元) “戦力外通告”の異動になった40代男性。裏で上司が「あいつは使えない」
私と似た点というのが”上司が裏で「あいつは使えない」”と明言していた点です。
「使えない」と何故言われたのかの分析が大事
この方がどうして使えないと思われたのかは不明ですが、
上司に話し方の本ばかり勧められるそうなので、
コミュニケーション能力が欠けていると判断されているからかな?
私も上司が裏で私の悪口を言っているのを同僚から聞いたのですが、
その内容と言うのが、
「私の能力はプロパー社員(新卒生え抜き社員)より低い」
というものでした。
何故このようなことを私が言われたのか?
私は2つの理由があると分析しました。
一つは、この人は自分の会社が大好き人間だからです。
この人は心の底から自分が働いている会社が大好きで、
この人自身も含めてこの会社の人がとても優秀だと思っていました。
例えば、同一業種で明らかに格上の会社に対しても、
人材と製品のレベルはウチのが上!と何の根拠も示さず言っており、
日頃からの愛社コメントは目に余るものがありました。
なので、中途で入った私に対しても、
先入観と身贔屓から格下扱いしていたということかと思います。
もう一つは、私と比較対象にしていた人と言うのが、
この会社のエース級の人だったということです。
確かに、この人より私が優秀だとは私も思いませんが、
この人より優秀な人など社内で見たことはありません。
逆に相当ポンコツな人も多いはずですが、
そこはスルーという感じでした。
これなんかも、最初の愛社精神から来ると言えば来ていますけどね...
戦力外を受け手も良いように早期退職の準備を!
この記事の方は、会社に居場所を作る為頑張って働くことにしたそうですが、
私は逆にこれを聞いたときに、セミリタイアへの思いを強くしました。
真面目に働いても正当な評価を受けられない環境なら、
真面目に働くだけ損ということになりますからね...
そもそも40歳を過ぎてからギアを入れて働いたからと言って、
今までの評価が変わるのかと言われると、
ちょっと怪しいものがありますね。
まあ、そういう意味では、
私の上司が同僚に私の評価に対する本音を語ってくれたおかげで、
早めに会社に見切りをつけることができてセミリタイアできたのは、
不幸中の幸いだったかな?と今では思いますけどね...
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ご紹介の前田さん(営業→総務)は、話し方の本を上司から
返信削除すすめられている辺り、ちょっと怪しい感じもいたしますですよね。営業はその話し方で問題なかったの?いよいよ問題を吸収しきれんくなったんじゃない?とりあえず社外対応よりは社内でなんとか、のために総務なんじゃない?とか。
ご体験の上司身びいき問題は、これはもう任務遂行能力を評価する云々の範疇を超えているところなので、おさらばホイホイは大正解と思います。何も見えていない身びいきは一種のビョーキですので、関わらないのが一番と思います。
自分の会社以外で働いたことがないのに、何故そこまで自信が持てるのか?未だに不思議でなりません。
削除私は「使えない」と言われるような事はありませんでしたが、出世を拒否し続けていたら戦力外通告を受けて閑職に飛ばされました。
返信削除私の上司も会社に身も心も捧げている人でしたが、私は中途採用のうえ「仕事は頑張るけど社畜にはならない」というスタンスだったので、苦々しく思っていたはずです。
逆に会社にしがみつくプロパーのポンコツを見る目の方が暖かかった気がします。
こういう人は、良く言えば仲間意識が強すぎるのかもしれませんね。
仲間意識が強すぎる人は結構多いですね。そういう人は、社畜マインドを要求することも多いので、根本的に相容れない存在なのではないかと思います。
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