50代で年収3百万円をどう見るか?
昨日は50代ともなるとサラリーマンの給与格差は30倍にもなる!
という話を致しました。
役員でも1億円貰うと名前が出てしまうので、
90百万円程度に報酬を抑えるところもあるとのこと。
これをベースに1/30の年収を計算すると、
年収は3百万円となりますが、
これをどう見るかは結構難しい問題らしいです。
まだまだ子供が学生だと年収的には厳しいのはもちろんですが、
実際にその金額に見合う働きをしているのかという観点から見ると、
給料だけ下げられて昔と同じ仕事をしている人、
事実上仕事がほとんどない人が同じ水準の給与となっているからです。
同じ年収3百万円でも全然違う
年収300万円というくくりで考えると、
若手社員と役職定年・嘱託のベテラン社員が同じカテゴリーとなります。
4%のFIRE理論に基づく不労所得を計算すると、
75百万円の資産があれば年間3百万円使うことができます。
一方、サイドFIREを名乗る人の中にはUber Eatsなどの「副業」で、
年間3百万円程度は軽く稼ぎだす人もいらっしゃいます。
同じ3百万円を稼ぐと言っても、
その内容は多岐に渡るよな~などと漠然と考えていたのですが、
このことから自分が感じたのは以下のようなことです。
完全FIREの有効性を再確認
50代で年収3百万円で働くということは、
仕事内容や会社での扱いなど含めて考えると、
特にプライドの高い人にとってはきついな~ということです。
また、サイドFIREで年間3百万円程度を稼ぎ出すことは可能だと思いますが、
労働時間という観点から見た場合、
普通のサラリーマンより働いている時間が長いのでは?
という疑問が出てくる人も時々みかけます。
となりますと、やはり純粋に資産収入・取り崩しだけで3百万円、
ここに至る道はそれ程簡単ではありませんが、
完全FIREを目指す価値はあるのではないか?
というのを改めて実感する次第です。
まとめますと、65歳とか70歳までは普通に働くという流れ、
数百万円の資産でもサイドFIREなら簡単にできるという流れ、
この点はもう少し考えてみた方が良いのでは?
というのが個人的な結論になります。
まあ、そもそも年間3百万円も普通は使わないでしょうから、
実際のハードルはこの例よりはかなり下になると思いますが...
0 件のコメント:
コメントを投稿