2022年7月3日日曜日

”セミリタイア後に物価高・株下落で働くのは想定の範囲内”で本当に割り切れるのか?

セミリタイア計画に異変あり!


円安・物価高が日本を襲っています。
識者の一部は、これが恒常的に継続すると警告している人もいます。

また、株式市場も冴えない展開が継続しており、
これまたトレンドの大転換などという識者も出てきています。

この結果、セミリタイア計画の変更を余儀なくされている方も多いと思います。

危機的状況で働くのは想定の範囲内?


これからセミリタイアしようとしていた方々にとっては、
セミリタイア実現が当初想定より遅れるかもしれませんが、
サラリーマンである以上は給料収入がありますので、
生活が破綻するというリスクは少ないかと思います。

ただ、デフレ継続・安定的な運用が大前提でのセミリタイア計画を、
ギリギリの資産でスタートさせていた場合、
労働市場へ強制的に逆戻りとなるかもしれません。
これなどは、結果的には計画が甘かったということになるかと思います。

しかしながら、今回のような事態を想定していた場合はどうでしょうか?
インフレや株価低調という事態が進んだ場合、
セミリタイア計画は厳しくなることが想定されるが、
な~に、生活費が上昇した分、運用益が厳しくなった分は、
バイトでもして働けば良いのだ!という考えの人です。

これなら想定の範囲内ですから大騒ぎすることはないですよ!
という事になります。

働くのが思ったより苦痛とならないか?


ただし、「想定の範囲内」ということで割り切れるかどうか?
この辺りは個人差が相当あるような気がしますね。

サイドFIRE的に、元々週2日くらい働いている人が、
物価高・株価低迷の影響を受けて週3日労働に切り替える、
こんなパターンであれば、それなりに割り切れるのでないかと思います。

しかし、4~5年程度、全くの労働から遠ざかっていて、
今回の危機で久しぶりに働くことになる場合等、
そういった事態を仮に想定していたとしても、
実際に働いてみたらそう簡単に割り切れるものではなかった!
という可能性もあります。

もちろん、久しぶりに働いて良い気分転換になるケースもあるかもしれないし、
全く逆に、そもそも仕事が全く見つからない!なんてこともあるかもしれません。

今現在進行している物価高・株価低迷が当面続くのかどうかは不明ですが、

セミリタイア計画における余裕資産をどう計画するのか?
→ やっぱりバッファーは多めに設定する必要ありそうだ...

「いざとなったら働けば良い」と本当に思っているのか?
→ いざとなったらと言っていたが、いざは来ないと思っていた...

こういったことを考える契機にはなるのではないかと思います。

ちなみに私ですが、株価については特別期待をしていないので、
特に大きな影響はないと言ったところですが、
物価高の方は正直あまり想定していなかったですね。

まあ、当面は外食比率を下げる程度で何とかなると思っていますが、
より深刻な事態になれば、何らかの手をうたなければいけないかもしれませんね。

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3 件のコメント:

  1. 物価高だからとか関係なく、長く労働から離れていると、働くのは怖いですよね?
    ですが勇気を出して働き出せば何とかなりますし、割り切れるかどうかなんて後の話で、バイトなんですから思ったより苦痛だったら辞めれば良いと思います。

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    1. おっしゃる通り、労働の現場から長く離れているので怖さはあります。実際に働くとなれば、嫌ならすぐ辞めるくらいの心構えで行くしかなさそうです。

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  2. アセットアロケーションについては頭を悩ませますね。
    単純に円安継続ならドル資産へシフトですが、
    そう簡単な話でもなさそうですからね...

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