孤独な生活が嫌でサラリーマンを続ける?
セミリタイア生活への不安として良く語られるのが、
孤独な生活に耐えられるか?というものです。
このファクターは結構大きいものであるとは思いますが、
じゃあ、孤独な生活は嫌だからサラリーマンを続けるか...
と言えば、それはちょっと違うのではと思います。
サラリーマン生活で孤独が紛れるのか?
サラリーマンともなれば、職場で会話が皆無という事はないでしょうが、
そういった会話で孤独が紛れるのかと言えばちょっと違うかな?
と思いますね。
これは自分の経験的なことなのですが、
サラリーマン時代の方がセミリタイアをしてからより、
学生時代の友人とかとバカ話をしに飲みにでも行きたい!
という気持ちが強かったですね。
このことは、サラリーマン時代の人との会話(仕事も含む)というのは、
ストレスにつながることのが遥かに大きく、
孤独が紛れるどころか逆効果的な色彩が強いのかもしれない...
なんてことを思いますね。
中高年の孤独を恐れすぎ?
中高年で独身・無職だと、孤独問題がクローズアップされることが多いですが、
ちょっと大げさに取り上げられるケースが多い気がします。
それでは、まがりなりにも職を得ている中高年であれば問題ないか?
と言えば、どうでしょうかね?
妻帯者ばかりに囲まれて、全く共通の話題がないとか、
そんな環境にいる方がより孤独を感じるかもしれないんじゃないかな?
まあ、中高年孤独問題というのは軽視すべきではないですが、
どうも世間一般的には恐れすぎなのではないかという疑念があります。
「あなた、50歳で独身ですか?それで無職?
じゃあ、寂しいでしょ!孤独でしょ!
何とかしなければいけませんね!」
みたいな圧をかける人もいますが、
個人的には大きなお世話といったところです。
本当に中高年で孤独問題に悩んでいらっしゃる方も多いかとは思いますが、
皆が皆、この問題で悩んでいるわけでもないということも、
どこかに覚えていて欲しい気はします。
私は会社を辞めて間もない人を除き、「全く寂しくない」と言うセミリタイアラーは虚勢を張っているように見えるんですよね。
返信削除私もセミリタイアして長いですが、孤独を寂しいと感じるのは人間の本能として当然で、それを認めた上で気持ちをやりくりしているというのが正直な所です。
確かにサラリーマン時代も孤独は感じていましたが、会話とか飲み会とかそういう事ではなく、「社会に参加している」と言う事実で無意識な安心感があったように思います。
どちらかと言うとサラリーマン時代の孤独は劣等感に近く、セミリタイア生活の孤独感とは根本的に違うように感じます。
サラリーマン時代の孤独は劣等感と言われるとそんな気もしますが、私的には正当な評価からの乖離という要素が強かったと思っています。おっしゃる通り、セミリタイアで感じる孤独感とは質的に異なるとは思いますが、孤独度合いという点では、やはりサラリーマン時代のがあった気はしますね。
削除そうですね。集団の中での孤独は周りの目を気にして、いたたまれない気持ちになります。
削除世間からの孤独は、そういう強烈に嫌な気持ちにはなりませんが、不安感がじわじわと襲って来る感じですね。
言ってみれば、いじめとひきこもりのどっちがマシかみたいな話ですが、どっちも良くはないですね。
確かにどちらも良いものではないですが、集団の中での孤独というのは、意図的に孤立させられるケースもあるので、深刻度はこちらのほうではないかと思います。
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