株安 & 物価高の影響
株安と物価高の影響により、
FIRE達成後に労働へのカムバックを宣言する人を
ちらほらと見かけるようになりました。
昨今の株式市場の状況を考えますと、
期待していた運用収益を望むのは困難なので、
足りない分は労働で補おうというのは当然のことで、
ある意味「想定の範囲内」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかしながら、ベストシナリオから乖離しているのは確かであり、
この乖離が許容できる範囲なのか?
この辺りは人によって受け止め方は様々だと思います。
FIREブームの終焉?
このような状況から、FIREブームの終焉を予想する人も出てきました。
相場が一本調子で上昇することを前提として、
なおかつ、ぎりぎりの生活費で暮らします!
それでいて労働は一切しません!
というプランはすでに通用しなくなっているのでは?
と個人的には思います。
従って、FIRE生活が破綻する可能性というのが、
これまで以上に強く意識されてきているので、
既にFIREブームは終焉を迎えているというのは、
一定の説得力を持つとは思います。
FIREの概念は絶対に残る!
しかしながら、FIREを名乗る方々の多くは、
今回程度の株式市場低迷では特になにもしない!
という状況なのではないかと思います。
FIREのFinancial Independenceという概念ですが、
2~3割程度の株式市場下落でダメになるのであれば、
そもそも論として経済的自立とは言えないのではないかと思います。
従って、今回の株安&物価高で終焉するというのは、
低資産FIREブームというべきであって、
FIREブームそのものは残るのではないかと思います。
経済的自立を達成して早期退職するという概念自体が、
株安や物価高によって色あせるということはないですからね...
ただ、20~30代で低資産FIREという、
難易度の低いFIREのリスクの高さが浮き彫りになった、
ちょっと怖くて真似できないな...と言う人が増えた、
そんなところではないのかと思います。
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