社会との接点が少なくなり虚無感に襲われるのか?
セミリタイア後は社会との接点も少なくなり、
仕事による達成感もなくなることから、
虚無感に襲われるといった類の話を聞くことがあります。
実は、自分自身は今のところはそういった感情とは無縁なのですが、
今後何かのはずみでそのような感情が芽生えるかもしれないな...
という意識はあります。
それでも、今のところは虚無感や無力感と言ったものと自分が無縁であること、
この理由を分析すると2つの要素があるのでは?
と思いましたので、この点について述べてみたいと思います。
サラリーマン時代のが無力感があった
私のサラリーマン時代の晩年ですが、正直申し上げまして、
それ程スキルを要求されない仕事が大部分でした。
今まで学んできたことを全く生かすことができない、
新たなスキルを身に着けることができない、
そんなポジションにうんざりしていたこともあり、
虚無感というか無力感・脱力感のようなものを日々感じていました。
従って、今の状況と言うのはむしろ、
こういった虚無感から解放されているというのが本音なのです。
日々の読書等で知識量は増えている
私は大学に通うなどと言った体系的な勉強をしているわけではないですが、
興味の赴くままに読書は継続している関係上、
サラリーマン時代に比べて知識量は相当増えていると思います。
この辺りは自己満足と言われれば全くその通りで、
私の知識が増えたところで世の中に何の影響も与えないのですが、
自分なりの進歩というか進化のようなものは感じています。
少なくとも、サラリーマン時代に強いられていた仕事に比べて、
今の生活の方が成長を感じられるのは実感としてありますね。
仕事を通じて社会貢献&自己実現は理想だが...
そりゃ~私だって、仕事を通じて社会貢献をして、
仕事ぶりを褒められて、自分なりに手ごたえでも感じれば、
そっちの方が良いとは思いますが、
実際そのような仕事に就くことができないのだから仕方ないよな~
なんてことを思うわけです。
私なんかはサラリーマン時代を思い出せば、
虚無感なんかを感じている暇はない気がしますが、
この辺も個人差が大きい部分なんだろうとは思いますね。
みんな何らかの不満を持ってしぶしぶ仕事しているのが現実じゃないですか?
返信削除よくFIREして何かを成すとか成長するとか言う人がいますが、ぶっちゃけそんなの自分の捉え方次第で、逆に言えば「仕事を通じて社会貢献&自己実現」を感じるかどうかも心の持ちようだと思います。
ただ、人間は社会的欲求(帰属欲求)が満たされない状態が続くと欝になりますから、「どこかに所属している」という安心感が無い事が無職の一番のデメリットだと思います。
仕事に不満が全くない人はごく少数と思いますが、それを上回るやりがいとか面白さを感じている人は一定数いるかと思います。仕事で成長を感じる人、退職後に成長を感じる人、この辺りは個人の気の持ちようと言われればその通りですが、だからこそ、自分のしたいようにするのが大事なのではないかと思います。
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