残業手当は貰えないが出張手当は貰える
私は若くして名ばかり管理職になったので、
残業手当というものは30歳くらいを最後に貰っていません。
従って、いくら残業しても1円にもならないので、
積極的に残業するということはありませんでした。
ところが、管理職は残業手当はつきませんが出張手当はつきます。
この出張手当は結構な収入源となりました。
出張手当はでかい!
例えば欧州に1週間出張に行った場合、
ざくっと以下の収入が手に入りました。
・航空マイル:12,000マイル程度
・ホテル:5,000円相当のポイント
・日当:35,000円程度
出張中は朝食代はホテル料金に含まれ、
昼食や夕食もミーティング兼となるので会社持ちということが多く、
経済的メリットは上記以上です。
一番出張の多い時期では、出張手当が50~100万円くらいにはなっていたので、
自分のセミリタイア資金計画ではかなり重要な位置づけを占めていました。
コロナで出張がなくなる
今現在の社会の状況を見ますと、コロナで出張が激減しています。
特に、海外出張は実質的に0となっています。
国内出張においても、TV会議の代替で賄っているケースが多く、
国内出張も激減しているでしょうね。
問題は、コロナ騒動が収束したとしても、
出張の頻度は元には戻らないということです。
出張の多くはWeb会議で代替できることがバレてしまいました。
それよりも、そもそも必要のない出張が多かったことがバレたのがでかいのでは?
出張手当減で遅れるセミリタイア
私は管理部門に所属していたので、
国内出張の大部分はWeb会議で代替できたと思います。
実際、サラリーマン時代の後半はTV会議にシフトにした部分も大でした。
海外出張は流石にWeb会議ですべては代替できなかったですが、
そもそも海外に行けないのであればどうしようもありません。
自分が30代でコロナ騒動に巻き込まれて、
コロナ禍、アフターコロナの出張スタイルを勘案すると、
セミリタイアは2~3年は遅れていたかもしれませんね。
リストラとか残業手当減は良く語られますが、
出張手当減についてはそれ程話題になっていません。
ただ、「自分がサラリーマンだったら...」と考えたら、
このインパクトを真っ先に思いつきましたので、
ちょっと書いてみた次第です。
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