2025年4月4日金曜日

年金繰下げ受給派だが”働いてまで繰り下げるつもりはない!”

年金繰り下げ受給を後悔する話


年金繰り下げ受給を後悔する!というお馴染みの話が目に留まりました。

"「長い会社員生活が終わって自由になれる時間があったのに。行けなかった旅行をして、食べたいものを食べてということができたのに、しなかった。年金を65歳から受け取って、仕事は軽くする程度にしていたらもっと人生を楽しめたんじゃないかと、できなくなって初めて後悔するようになりました」
年金を5年繰下げたことで月14万円が月20万円程度まで増額。増えたことで医療費に充てられるという考えもありますが、高橋さんいわく「こうなってしまうと貯金の使い道だって病院ぐらい。お金だけあってもね」……。後悔は止まらないようです。” (引用元) 年金の繰下げを後悔しています…〈月20万円〉を受給する70歳元会社員が嘆き。月5万円以上増額も「65歳からもらうべきだった」と零すワケ"
65歳からフルタイムで働いて月18万円を稼ぐも、
69歳を過ぎて体力低下と脳梗塞に見舞われて...
というケースです。

これだけ聞くと、年金繰り下げ受給はしない方が良かった!
という結論に異論はありません。

1,500万円もあれば働く必要はなかったのでは?


ただ、この方のケースでさらっと流されている点があります。
それは、この方は65歳時点で1,500万円の貯金があったという点です。

1,500万円を年金繰り下げ分である、
月14万円と月20万円の差額の6万円に充てるとすると、
250か月分(20.8年分)にもなります

私の感覚では、65歳からは「軽い仕事」すら不要のレベルです。

まあ、この方は結局、月にいくら使っているか不明なので、
何とも言えない部分はありますが...

FIRE民なら月14万円で十分!


私は今のところ年金繰り下げ受給派ではありますが、
これから働いてまで繰り下げ受給をする気はありません。

この方のケースを改めて考えますと、
65歳で資産がゼロになったというケースでも、
年金が月14万円貰えるなら働かないで良いかな?
というのが多くのFIRE民の発想だと思われます。

65歳にもなってフルタイムであと5年も働いて、
年金・月14万円を月20万円にしてアップグレードした暮らしにしたい!
という発想は自分にはないかな?

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