2025年4月16日水曜日

理想の生活に必要な資金が貯まるまでFIREは待つべきか?

参考にならない?


FIRE系の記事なのに、コメント数が少なくて逆に目に留まったのが以下の記事です。


記事の内容は、資産1億円を超えたら安定を求めてFIREする人、
今まで通り資産を増やす人に分かれるというもの。

この方は後者で、3.3億円の資産を5億円まで増やして、
遊ぶための家を購入して家政婦も雇いたいとのこと。

コメントには「全く参考になりません」というのもありましたが、
資産額ややりたいことの内容は別にすると、
発想的には参考になることがあるのでは?と思います。

FIREは最低資産額に焦点が当たりがち...


といいますのも、FIREを語る場合、

「FIREするのに最低限いくら必要か?」

という視点からが圧倒的に多いように思えるからです。

本来は、自分の理想のFIRE生活をするのにいくら必要か?
という視点から見るのが良いのでは?と思います。

いやいや、自分は最低限の生活なんて考えていないよ!という方でも、
本来やりたい事を諦めるとか無視するなどしていないか?
この辺に疑問を感じるプランを立てている人もいらっしゃるように思えます。

あと1千万円貯めるだけで生活が激変


例えば、資産が5千万円程度あれば、
独身男性であればFIRE生活は一応は可能と思われます。

4%ルールに従えば年間2百万円くらいは使えるので、
極端に節約せずとも生活はできるでしょう。

ただ、FIRE後は暇なので、本来は旅行もちょいちょい行きたいのが本音!とするなら、
あと1千万円貯めるのを待てば、年間40万円を旅費に充てられ、
本来の理想のFIREに近づくのではないか?
という考え方もできます。

実際は少しでも早くFIREが勝つ...


まあそうは言っても、実際問題としては、
しんどいサラリーマン生活はいち早く終わらせて、
少しでも早くFIREが本音になるのではないかと思われます。

また、旅費くらいは、FIRE後にバイトで稼ぐよ!
という発想もありうるかとは思います。

ただ、上記の例を取ってみれば、
資産5千万円に到達したので無条件で辞めるという発想しかないのと、
あと1千万円を貯めるのに何年かかってどれだけ苦労するのか?
もう一度立ち止まって考えてみよう!
という発想があるのとないのでは、
その後のFIRE生活が大いに変わる可能性があるのでは?
と思いますがいかがでしょうか?

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