FIREより転職?
昨日と同じ記事からですが、
”FIREより転職”のが良いケースがあるというものです。
"仮に、今の仕事内容は好きだが、人間関係や拘束時間が嫌で仕事を辞めたいのだとしたら、転職することで解決する可能性はあります。お金に余裕がある上での労働は、義務ではなく余暇のようなものです。好きな仕事だけ選り好みをしても、まったく問題ないのです。” (引用元) ふつうの会社員が5000万円貯まったら早期リタイアしても大丈夫? アメリカではFIRE後に仕事復帰をする人が多数という現実"
言っているご趣旨はわからないでもないですが、
2点ほど注意しなくてはならないことがあります。
転職できるくらいならしている...
まず最初に申し上げたいのは、
今の仕事内容は好き!
だけど人間関係や拘束時間は嫌!
と言う場合、既に転職できるものなら転職しているのではないでしょうか?
今の日本社会の雇用の流動性を考えると、
特にある程度の年齢以上の人にとっては、
同じ仕事内容での転職は結構なハードルの高さがあると思います。
お金に余裕がある上での労働余暇のようなもの?
そして、決定的に私は違うと思うのが、
”お金に余裕がある上での労働は、義務ではなく余暇のようなものです”
と言う箇所ですかね?
筆者の言うような、”好きな仕事だけ選り好み”というのは、
普通のサラリーマンには到底無理な話で、
一部の実力派フリーランスのみが可能な気が致します。
ちなみに私は、実際に退職する前の2~3年というのは、
まさにお金に余裕がある上での労働でしたが、
余暇のようなものという感覚は全くなかったです。
むしろ、既に会社を辞めて良いかもしれない資産があるのに、
なぜこんなことをしなければいけないのか?
この自問自答の日々が続き、
ある意味違う苦しさがあったのを思い出します。
そもそも転職した結果、FIREに辿り着く
まあそもそも私の場合、
転職したけど結局仕事環境には恵まれることはなく、
結果的にFIREに辿り着いたという感じになります。
FIRE希望者の中には、
FIREより転職のが向いている人もいるかとは思いますが、
転職先の不確定要素はあまりに大きいので、
FIRE以上に失敗する確率は高いのではないかと思います。
サラリーマンに仕事を選べる人がいるとは思えないが
返信削除私も同意見ですが、この手の議論をする場合、お金のある人は仕事を選り好みできるみたいな話になるのが不思議です。
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