最悪でも10年待てば相場が戻る
投資系のYouTube動画を見ていたら、
「最悪でも10年経てば相場は戻る」
という主張をされている方がいらっしゃいました。
私も基本的にはこの意見に賛同ですし、
それゆえ、今のところは様子見姿勢を貫くという感じになっています。
そしてこの手の主張は多くの方がされており、
ある意味ポピュラーな考えですが、
コメント欄には興味深い意見がありました。
それは、
「10年で相場は回復するかもしれないが、
50代後半でこの相場はキツイ...」
というような類のものです。
定年後の計画が大いに狂う
この方の属性は不明ですが、
一般のサラリーマンと仮定すると、
保有した資産の取り崩しで60歳~65歳を乗り切ろうとしたのが、
株価大暴落により60歳以降も働く必要がでてきた!とかが考えられます。
また、60歳以降は毎年海外旅行に行こうと思っていたのが、
株価大暴落により旅行どころではなくなった!
なんてのもあるかもしれません。
稼ぐ力が衰えたきた、もしくは、もう働きたくないという時期に、
資産が大きく減少するのはかなりのダメージがあるのは容易に想像がつきます。
長期投資の出口戦略
まあ、50代後半ならば何とか働けないこともないですが
(と言うか普通の人は働いている...)、
これが60代~70代とかだと話も変わってきます。
そもそも論として言えば、自分が60代~70代になった時期、
株式がコンスタントに上昇するという前提のプランは危険で、
10年程度は株式が停滞する可能性も考えて、
この年代では無リスク資産の比率を高めておくのが、
精神的な安定という意味も含めて重要だったのではないかと思います。
老後は年金を軸に資産はおまけで...
私の戦略としては、老後は基本的には年金の範囲内で暮らす予定なので、
株式相場のクラッシュによって老後生活は左右されない予定です。
まあそもそも、その頃には相当資産も目減りしているでしょうから、
相場は今ほど気にはなっていないとは思いますが、
自分が老後と考える年代になってから、
相場に一喜一憂しないのはもちろん、
相場クラッシュで生活ががらりとかわるプランには
しないと言うのが重要だと改めて思いました。
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