2025年4月24日木曜日

FIRE後に働くくらいなら生活レベルを落とす

FIREしても働いた方が良い?


国際経済の不安定さや物価高騰の影響により、
FIREがしづらくなったこともあり、
FIREしてもブランクを空けずに働き続けた方が良いという記事が以下の通りです。

"シニアの老後資金の計画にしてもFIREにしても、課題やリスクヘッジが類似している。結局、より大きな資産をあらかじめ用意しておくか、もしくは働き続けることが解決につながる。 一度、FIREに成功した人が再び復職するのは、自身の精神的にも、キャリアの評価からも厳しいと思われる。それはシニアも同じである。強固な安心を手に入れるためには、ブランクを空けずに働き続けたほうがいい。” (引用元) シンニーア(シニア+新NISA)とは?「60歳以上」で始める投資はホントに意味ある?"
記事では、

"自由を手に入れるためにFIREを志したのに労働に縛られ続けるのは本末転倒と思えるかもしれないが..."

ともありますが、まさにそれ!
本末転倒ですよ!という感じがしますね。

正直申し上げまして、働かない暮らしを続けた私にとっては、
”労働の経験値も下がらないように維持する”
というのはかなりのハードルが高いとともに、
FIRE生活の楽しみが半減すると考えます。

それではどうすればよいか?
ということを述べてみたいと思います。

生活レベルを落とすというオプション


一つのオプションとしては記事にあるように、
より大きな資産を持つということが考えられます。

そもそもFIRE失敗の原因として大きいのは、
ギリギリの資産でのFIREだったりしますので、
今まで以上に市場変動リスクを見込んだり、
無リスク資産を上積みするなどした方が良いとは思います。

ただそれ以上に有効と思えるのが、
生活レベルを落とすというオプションではないかと思います。

多くの方は、FIRE生活のプランとして趣味的支出だったり、
たまの贅沢費用を見込んでいると思われます。

しかしながら、FIRE生活の日常に慣れてしまうと、
別に普通の生活をしているだけでそれなりに楽しめるので、
運用がうまくいかなければ、こういった費用を削れば良いのです。

私はサラリーマン時代には、
FIREしても旅行にもいけないようであれば意味がないと思っていましたが、
今は、労働者に戻るくらないなら旅行なんか行かなくても良いという考えになっています。

フルタイムでなくとも労働は厳しい...


これは私の個人的な感想・意見ですので、
生活レベルを落とすくらいならサラリーマンに戻る!とか、
多少の労働はむしろウエルカムみたいな人もいらっしゃると思います。

ただ、リスクヘッジの為に働き続けるというのは、
FIREの本筋から考えると違うと思いますね。

また、先日も述べましたが、
パートタイムだから仕事の負担が少ないとか、
こういった考えはかなり危険じゃないでしょうか?

2 件のコメント:

  1. 自由を得るFIREとその自由を侵害する労働は、完全に対極にありますわよね。著者さんは、FIREの本質を理解されていないのかと思います。ボランティア的にはたらくとか、少しばかりの手助けになるかと労働する、心の自由を得たまま好ましくはたらくのは別として、お金を得る為だけの労働は、自由を縛りますわよね。

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    1. 働かないためにどうするかを考えているのに、解決策は働くことです!と言っているようなものなのかと思いました。

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