2021年4月28日水曜日

セミリタイア批判は個別論と一般論を分けて考えるべき

セミリタイアそのもの批判は意味がないが...


セミリタイアやFIREがそれなりに認知されるようになって、
それらに対する批判も多く目にするようになってきました。

一般論としてのセミリタイア批判、
例えば、「人間たるもの働けるまで働くべきだ」と言うのは、
そもそも個々人の価値観の問題だと思いますので、
そういったものは傾聴には値しないものかと思います。

逆に言いますと、一部のセミリタイアブロガーの労働批判、
例えば、「すべてのサラリーマンの仕事はつまらないので、
さっさとリタイアして面白おかしく暮らした方が勝ち!」と言うのも、
実際に仕事が生き甲斐の人はいくらでもいるわけだから、
これは逆の意味で傾聴には値しない意見かと思います。

個別論なら成り立つ


しかしながら、同じセミリタイアブロガーの労働批判でも、

「自分の仕事は果てしなくつまらないものである。
 客観的にみて、転職した場合は給料も下がるし、
 より労働がきつくなるリスクも高く、
 一から人間関係を築くのも面倒くさいので、
 生活レベルを落としてでも早く引退してセミリタイア生活に入ることにした」

という類のものであれば、
それは個々人の考えなのであって、
なるほどそういう考えもあるかもしれない...
ということになるのではないかと思います。

一般論化した意見は危険


セミリタイアを肯定するのも批判するのも自由かとは思いますが、
個別論と一般論を区別せずに、
肯定ありき、批判ありきの意見が多いような気がしますね。

読む側としては、この辺りに注意してみると、
見方が変わるかもしれません。

次回は、よくあるセミリタイア批判について、
自分なりの分析を加えてみたいと思います。
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