値上ラッシュはやむを得ない
日本企業もついに耐え切れず、値上ラッシュが起こっています。
今までのステルス値上といった姑息な手段ではなく、
正当的な手法で値上に走るというのは、
昨今の情勢を考えればやむをえないことかと思います。
自分の家計的なことについてどう対策するか?
というミクロ的な視点は別途検討する必要はありますが、
このことに文句を言うのは筋違いでしょうね。
世間一般でも同等の考えが増えているのでは?
私がサラリーマンを継続していたら...
一方、私がこのようなことを悠長に指摘できるのも、
既にサラリーマンではないからという側面は強いです。
と言いますのも、私が未だにサラリーマンだったら、
この原材料高を自社製品の価格にどう転嫁するかで、
日々胃の痛む思いをしていたと思うからです。
何しろ、私が20年くらい働いた会社で、
純粋な値上げなどただの一度もしたことがありません。
日本企業にありがちな構造ですが、
「品物は良いけど値段は高い」
というのを売りにしていると、
「それじゃ安い輸入品に切り替えます!」
と言われたら価格面では太刀打ちできません。
既に会社を辞めて5年くらい経っていますので、
品質差や価格差がどうなっているのかが全くわかりませんが、
まあ、明るい状況を思い浮かべるのはちょっと無理ですね。
非常に苦しい状況にあるであろう元同僚達には申し訳ないですが、
本当に会社を辞めていて良かったな~
値上ニュースを見てしみじみと実感しています。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿