2024年1月5日金曜日

FIRE・孤独を恐れすぎ問題 ① 自然体で良いのでは?

FIREの最大の敵は孤独?


昨今、無謀なFIRE生活を志す人が減っている気が致します。

しいて言えば、数百万円でFIREを名乗る人がそれかもしれませんが、
実際はフリーター的な労働で稼ぎが結構あるようで、
それがFIREであるか否かは別にして、
生活が破綻しそうには見えません。

無謀というなら、数百万円の資産でも決して働かず、
ブログやYouTubeがいずれはバズることを夢見て遊び歩くくらいしないとダメですが、
そういった方は今はいらっしゃるのでしょうか?

とりあえず、資産的には何とか生きていける目途が立っているのであれば、
問題はFIRE生活を楽しむことができるかになりますが、
その最大の障壁を孤独と捉える人が増えているようです。

なので、孤独問題は過去何度かとりあげていますが、
今現在の自分の考えを改めてまとめてみようかと思います。

FIREしてもプライベートは何も変わらず


まず第一に、FIRE生活の最大の課題が孤独かと言うと、
ちょっと違和感を覚えるのが正直なところです。

と言うのも、FIRE生活に入ったところで、
私生活における人間関係がリセットされるわけではありません。

会社関係でも本当に親しい人であれば、
退職後も人間関係は続くでしょう。

そもそも、FIRE生活を夢見るタイプの人は、
毎日のように友人と飲み歩くタイプの人は少なく、
むしろそれはちょっと勘弁...という人が多いように思えます。

飲みに行くのも時々くらいで良く、
実際に多くのブロガーさんがたまに飲みに行ったネタを投稿しています。

これがゼロになる環境は流石に厳しいかと思いますが、
多くのセミリタイア生活者は適度な人間関係を保っているように思えます。

仮に私が地方・海外移住していたら...


ただし、これが地方や海外に移住して、
これまで培った人間関係がゼロになるような環境であれば、
私個人としては結構孤独に苛まれていた可能性があります。

特に、住居費が安い地方へ移住していた場合、
自分の今の性格なら現地で新しい友人は出来ず、
それでいて厄介な隣人関係は出来てしまうと言う、
悪いとこ取りのリスクが高いかも?とつい思ってしまいます。

それだったら、まだ海外の方が新しい良好な人間関係を築けるかも?と思いますが、
自分が海外で暮らしていたことを思い返すと、
特別気の合う人でもないのに日本人というだけで結構な頻度で誘われたり、
金銭貸借に関わるトラブルに巻き込まれるなど、
こちらもネガティブな方向へ流れるリスクは高い気が致します。

まあ、この辺りを志向する人達と言うのは、
すぐに人と仲良くなれるような人か(例:移住先でオフ会など積極的に主催する人)、
どこに住もうが誰とも仲良くするつもりのない人のように思えます。

自然体で良いのではないか?とシンプルに思う


まあ、自分が東京在住ということもありますが、
仕事を辞めてそのまま東京に住めば、
人間関係や孤独に関する問題は、
会社を辞めてもディメリットが単になくなっただけ...
というのが率直な感想ですね。

この辺は自然体で良いのではないか?と思ってしまいます。

むしろ、孤独対策をバッチリしようと思えば思うほど、
「実は自分が孤独でツライのではないか?」
と言う自己催眠みたいにかかってしまうのでは?
という懸念はあるのではないかと考えてしまいます。


4 件のコメント:

  1. 恐怖してたよりも案外大丈夫だったというより、ストレスがほぼほぼなくなったといういい面にころんだかもしれない。

    返信削除
    返信
    1. 私も想定より全然大丈夫でした。ご指摘の通り、ノーストレスというのは重要な要素だと思います。

      削除
  2. 突き詰めると、孤独とはなんぞや課題にあたるのだと思います。一人でいることそのものが孤独ではありませんし。本当は心身の負担になっている関係性を保つことの方が実は孤独だったと気づくのは、早いほうが良いような気もいたします。

    返信削除
    返信
    1. まさに「心身の負担になっている関係性」というのが会社での人間関係という人は多いのが問題なわけです。この辺りは、ご指摘の通り、早めに気が付いた方が良いと思いますね。

      削除