セミリタイア資金に対する誤解
先日、私がセミリタイア生活を過ごしていることを知る知人との会話で、
ちょっと気になることを言われました。
大前提としてですが、
「私は会社を辞めて手持ち資金で暮らしている」
程度の事しか、その知人には言っておりません。
ただそれがどういうわけか、
・投資で遊んで暮らせるだけの資産を築いた
・投資収益だけで暮らしている
という話になっていました。
いやいや違いますって!
セミリタイア資金の源泉は労働収入
セミリタイア生活に入られている中には、
投資で財産を築いたと言っても良い方も多いでしょうが、
私の場合はそういうと言い過ぎかと思います。
基本的には労働収入をコツコツ貯めたものがセミリタイア資金の源泉で、
投資が寄与した分はせいぜい2割くらいじゃないでしょうか?
また、私は年金受給開始までの生活費の捻出は資産の取り崩しがメインで、
投資収益だけで暮らせるようなプランにはなっていません。
今はたまたま資産が増えていますが、
これが未来永劫続くとは思っていません。
なぜこのような誤解が生じるか?
なぜこのような誤解が生じたのか?
第一に、この方は仕事がそれなりに充実していて、
更に、それなりの稼ぎがあったという事で、
投資などには一切興味を示さなかったことが挙げられます。
まあ、この点についてはこの方は私とは真逆で、
好きな仕事してそれなりに稼げれば、
それを何としても増やそうとか、
なるべく早く会社を辞めようとかにはならないでしょうから、
羨ましい部分もありますね。
ただ、「投資をしている」と聞くとそれだけで、
「大儲けしている!」みたいな発想になるのはいかがなものか?
また、私は中年男性の一人暮らしということで、
生活費がそれほどかかりません。
妻子持ちの方とはこの辺がまるで違うわけで、
その辺の話をすると、なるほどという感じにはなっていました。
まあ、この方にどう思われようが私には特に影響はないのですが、
結構この手の誤解を受けることはあります。
ただ、何か楽してお金儲けして暮らしているみたいに思われると、
サラリーマン時代に嫌な事を十分経験した結果の今なので、
ちょっとそれは違うかな?と違和感を覚えた次第です。
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確かにさすけ三世閣下の場合は、何かのラッキーが巡ってポンと資金が得られて、サクッと辞められたパターンではないのですから、軽くウハウハなんだって?みたいな受け止めをされても困ります。そこは薄給にかけ、緻密な計画のうちになされた部分が重いとわかってもらいたいです。私は、たぶん子供の時から資産形成を考え、18,19歳位である程度のイメージを持ち、就職後の持ち株当たりからジワジワと進めたように思い出します。つまり時点ごとにあらゆる手段の同時進行で、結果として自動的にFIREに近い状態へ入ってきたのかもしれません。
返信削除資産形成の部分においても、それなりの時間は使っているというのをわかって欲しい部分はありますね。この辺が抜け落ちると、単にずるいとか、儲けているんだから奢れ!みたいな発想につながっていくんじゃないかと思います。
削除時!そうなのです。それなのですわ。時間の問題、生きている時間の本質的な向き合い方なのですわよね。イノチの時間を何に使うかという点、価値観がずれたりカラッポなヤカラと付き合わされる必要はないのですわ。
返信削除時間を何に使ってきた?これから何に使うか?この辺を考えた結果のFIREと捉えるとわかりやすいかと思います。
削除俺も同級生に何買ったらいいのか聞かれたけど、今からやるとしてnisaを最大限やるとして年間360万円で5ねんかんで上限1800万円やるとして、そのころはもう年金もらえるまで2,3年という感じになってしまう。もうやる意味もあんまりないかもしれん。その1800円で今楽しんだ方がいいのかもしれん。
返信削除何を買ったらいいのか聞かれるのは回答は難しいですね。無難にインデックス投信を勧めても、「インデックスって何?」みたいなところから説明しなければいけないこともあって、なかなか大変なこともあります。
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