裏金問題で会計責任者が逮捕?
連日のニュースとなっている自由民主党の裏金問題。
どうやら特捜部は、安倍派と二階派の会計責任者を
政治資金規正法違反違反で立件する方針らしいですね。
世間では議員の逮捕まで行くのか?に関心が集まっていますが、
サラリーマン時代に経理責任者だった自分としては、
逮捕されるかもしれない会計責任者がどうなるかに注目してしまいます。
恐らくは、お偉い方に、ずっとこういう処理をしていたのでこうやれ!
と言われて、ひょっとしたらやばいかも?と思いながらも、
言われるがままに経理処理をしていたら大事になったという感じ...
政治家事務所の会計責任者というのがどういう権限があるかとか全然知りませんが、
私の想像通りのストーリーであるならば、
気の毒な部分も大きいように思えます。
NHK経費不正請求問題
これよりも身近に感じてしまう問題がNHK経費不正請求問題です。
30代の元記者が私的な飲食などに使った費用を不正請求していた問題ですが、
その金額は410件で789万円に上るとのこと。
この記者のやったことは論外で、
懲戒免職だけでなく刑事告訴が必要な案件かと思います。
ただ、経理担当者・責任者の立場からすれば、
領収書が添付されて、参加者の名前が書いてあれば、
そのまま処理してしまうことが多いかと思います。
まあ、こちらについては、
部長が部長決定印を庶務担当者に預けるなど、
上司がチェックを怠っていたのが原因ですが、
庶務担当者もけん責の懲戒処分となっていますね。
こんなとんでもない同僚がいるだけで、
犯罪の片棒を担がされるのはとばっちりもいいところです。
経理責任者のリスクを再認識
この辺のニュースを見ていると、
自分のサラリーマン時代の職務というのも、
結構リスクが高いものだったかも?と思ってしまいます。
自分から進んで不正を働くことはないにしても、
組織なり同僚なりの犯罪に知らずに加担するとか、
不正行為を見抜けなかったというリスクは否定できませんからね。
まあ、自分的には何事もなく退職できて良かった...
というのを改めて認識する機会にはなりました。
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