2023年8月4日金曜日

セミリタイア6周年の感想 ④ 働きたくない理由

働きたいと思ったことはない


セミリタイア生活6年を経て、
会社を辞めて良かったという実感とともに特筆すべきなのは、
会社を辞めてから働きたいと思ったことはないということです。

こういうことを言うと、「FIRE卒業」に共感を覚える人からは、

「いやいや、本当は社会とつながりたくて働きたいんじゃないの?」

と言うような疑いをもたれるかもしれませんが、
実感として働きたくないというのはあります。

仕事はある程度やりきった感があるから


働きたくないと思う一番の理由ですが、
当ブログでも何度か述べています通り、
自分の中では仕事をやり切った感があるからかもしれません。

一応、自分なりの理想を求めて、
資格を取得したり、2度の転職を経験したりして、
50歳までは働きました。
自分としてはもういいんじゃないか...
と思っています。

これが、30代とかであれば、
もう少し頑張ろうとか思うのかもしれませんが、
体力・気力的にも持たない部分がありますし、
会社の体制上、50歳過ぎでいきなり抜擢を受けるなんてことは、
可能性としては全くないと言っても良いかと思います。

50歳で会社を辞めるなんてのは、
early retireでもなんでもないという人もいらっしゃいますが、
「やり切った感」「会社に戻りたいリスクは低い」
といったメリットは思いのほか大きい気がします。

FIRE卒業とかFIRE失敗を主張される方の年齢は、
30代が多いように思えますが、
資産形成が不十分でFIREする以外に、
こういったメンタル面の要素もあるかもしれません。

「働いても良い」と「働きたい」の違い


セミリタイア当初は、自分が働かざるを得ない状況になったら、
この世の終わり位に嫌な感じになると思っていましたが、
同世代の方が働いている感想などを見る限り、
働いても良いかも?というタイプの仕事はあるように思えるようになりました。

昨日、セミリタイア生活の支出を若干増やしたい旨を書きましたが、
それが裏目にでて資産が思ったよりも目減りしたのなら、
働くのもやむを得ない...と考えれば気が楽な部分はあります。

ただし、「働いても良い」と「働きたい」の違いは、
今の自分の中ではまだまだ大きい感じですね。

今後のセミリタイア生活の中で、
この辺りに関して心境の変化が出てきたら、
その辺は報告していきたいと思います。

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4 件のコメント:

  1. いい感じで働くというのがなかなか想像できないというか、あるとしたらウーバーイーツか、あるいはスポーツのプロ選手でチームの雰囲気がいい場合とかだが、チームに関しては自分はことごとくダメだったのでもはや自信はゼロだ。

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    1. 雰囲気の良い職場であっても、問題のある人は必ずいるというイメージが私にはあって、それが働くことを躊躇させているという側面はあります。

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  2. 個人で繋がる仕事なら、まぁまぁ取り組み易いものもあるように思います。一人職人さんが手がいっぱいで困っている部分(経理とかちょっとした郵送物の手配とか)を助けるなど、事務職だった方にお願いしたい!と思われている方はおられます。

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    1. 個別具体的に見ると、ご指摘のような、やっても良い仕事というのもありそうです。

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