会社が嫌で辞めるは共通しているが...
セミリタイアを希望する人、実際にした人というのは、
会社が嫌で辞めたいという人が大多数ではないかと推測致します。
ただ、この「会社を辞めたい」に至る経緯と言うのは、
大きく分けると2つあるのではないかと思います。
その2つというのは、
① 最初から最後までサラリーマン生活が嫌で嫌で辞めた
② サラリーマン生活で良い時代もあったが、
最終的に嫌な部署に回されて、
今後良い時代がくるとも思えないので辞めた
というものです。
最初から最後までサラリーマン生活を否定
セミリタイア生活を楽しんでおられる方の中には、
サラリーマン時代に肯定できる要素は一つもなかった!
という類の発信をされている方もいらっしゃいます。
仕事内容も、上司も同僚も最悪、
ただひたすら会社を辞めることだけを考えて、
貯金と投資に勤しむ毎日だった!みたいな方です。
こういった方はサラリーマン時代を懐かしく思う事もなければ、
元同僚と会って飲み行くなんてこともないのだと思われます。
サラリーマン時代に良い思いもした人
一方、サラリーマン時代には良い時代もあったという人も、
一定数はいらっしゃると思われます。
20代はそこそこ楽しい仕事だったのに、
30代になったら希望とは異なる忙しい部署に回され、
そこにいたパワハラ上司とは全く合わず、
転勤できる確率も非常に低いから辞めるといったパターンです。
また、それなりに順調なサラリーマン生活だと思ったら、
いきなりリストラ予備軍にされて、
最後の最後に会社に裏切られた!
それだったら辞めるみたいなパターンもあるかと思います。
サラリーマン時代を肯定的に語ると...
セミリタイア後にサラリーマン時代を肯定的に懐かしむブログ記事があると、
それに対して、それでは何でサラリーマンを辞めたのか??
といった批判を受けることがありますが、
これなど、上述の②タイプのセミリタイアに対する、
①タイプのセミリタイア批判と考えればわかりやすいかと思います。
最終的にはサラリーマンに絶望して辞めたという点では①も②も同じ、
ただ、サラリーマン時代に良かったこともありますよ!
という点では大きく異なるという事なのだと思います。
サラリーマンへの未練を感じられることも...
なので、サラリーマン時代を肯定的に語ること自体、
セミリタイアしたこととは矛盾はしないと個人的には考えます。
しかしながら、そのサラリーマンを肯定する発言の中に、
サラリーマン生活に対する未練を感じることはありますね。
サラリーマンでも花形部署にいたとか、
本当にやりたいことをやっていたという時期がある人の中には、
心のどこかでは、サラリーマンを辞めたくなかったというのがある人が、
それなりにいるのではないかと推測されますが、
本当のところはどうなんでしょうかね??
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そもそも生活全体の比較はできないので、①と②のどちらかが
返信削除どちらかを批判しても、意味はありませんよね。言いたいだけになるでしょう。全部が全部イヤだったパターンには、レジリエンスを踏まえると、長く引きずる精神心理的要因、環境面の違いも横たわりそうです。
会社を辞めるに至るまでの背景は人それぞれなので、その辺りを無視すると議論がかみ合わない気が致します。
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