給与が激減するかもしれない50代
サラリーマンも50代になりますと、
一部の出世コースに乗った人以外は給与が激減するリスクがあります。
役職定年や出向などで、給与が半分以下になる可能性もあり、
早期退職でのセミリタイアを考える場合、
このタイミングで会社を辞めるというのも一計かと思います。
ただ、給与が半分になったとしても、転職して新たな仕事を探した場合、
それよりも給与が更に下がる可能性も多く、
そもそも、仕事が見つかる可能性が低いのが50代であり、
不満があっても働き続けなければいけないというケースも多々あるでしょう。
私が50歳以上で働くと損と考えた理由
このような環境下で、私は50歳以上で働くとやはり損だ!
と思って会社を辞めたわけですが、
その論理構成は以下のようになります。
私が50歳で会社を辞めた時の給与を100としますと、
同世代で偉くなった人の給与は150くらいと推測されました。
偉くなった人というのが、私などより遥かに実力があるのなら、
なるほどその差も納得ということになるかと思いますが、
中には実力が?マークの方もいます。
となると、私は本来150貰ってよいはずなのに、
実際は100しか貰っていないという解釈も成り立ちます。
そして彼らは、150の水準をキープしつつ、
200~300と言った水準も狙える位置で定年まで進みます。
一方私はと言えば、100をピークに給与は下降線をたどり、
定年時は良くて70程度の水準、
50程度まで下がる可能性もあります。
給与差が2/3でも不満が大なところ、
最終的には1/4~1/6まで下がるというのは、
到底納得のできる話ではないということですね。
給与格差はシンプルに気分が良くない
この類の話を友人等にしても、基本的には共感度は0です。
そもそも、部長とか役員まで上り詰める人は少数であり、
彼らが高給を得るのは当然というのが主流の考えです。
また、実際に出世する人と言うのはそれなりの理由があり、
お前が出世できないのにもそれなりの理由があるのだ!
と言われれば、それも一理あるとは思います。
サラリーマンの多くが、社内での給与格差を当然のもの、
あるいは所与のものと考えて、
これについては特に不満にも疑問にも思っていないことが伺えます。
ただ、そうは言ってもですね、
自分より実力がなくて働いてもいなさそうな人が、
自分より2倍も3倍も給与を貰っていたら、
シンプルに気分が良くないというはあると思うんですよね。
これだけでも、私なんかは早期退職を目指す理由になると思いますが、
世間一般で共感を得ることは難しそうです。
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